マーケティングソリューション企業のDragon Trail Internationalは、旅行好きの約1,000人の中国人に対し、2023年の旅行計画などについて調査しました。
この調査によると、41%の人が海外旅行に前向きな意向を示すものの、31%の人が「今年は海外旅行に行きたくない」と答えました。その理由はどこにあるのでしょうか。
「海外旅行に行かない」が31%、安全性が懸念材料に
Dragon Trail Internationalは4月4日から7日にかけて、1,012人の中国本土の「旅行好きな人」を対象に調査を行いました。
「2023年に海外旅行を計画しているか?」という質問に対し、31%の人が「2023年は海外旅行をしない」、27%の人が「海外旅行をするかわからない」と回答しました。
また「海外旅行を希望しているが、まだ予約していない」と回答した人が26%、「海外旅行を予約した」が10%、「すでに海外旅行をした」と回答した人は5%でした。
海外旅行に前向きな層が41%を占める一方で、「行かない」と答えた人が31%にものぼります。

「2023年は海外旅行をしない」と答えた人の最大の懸念点は安全性です。金銭や時間よりも安全性が旅行の妨げになっているようです。
同社が1月に行った調査でも半数以上の人が「新型コロナウイルスが自分の健康に与える影響」や「家族の健康に与える影響」を海外旅行をしない理由に挙げており、いまだ新型コロナウイルスへの恐怖が旅行意欲を低減していると考えられます。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
Dragon Trail International:Chinese Traveler Sentiment Report: April 2023
Dragon Trail International:Chinese Traveler Sentiment Report: January 2023
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年10月後編】観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年10月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










