訪日ラボが最新の口コミデータを元に独自調査・発表している『インバウンド人気観光地ランキング』。
これまでは「都道府県」「エリア」など地域ごとの特性を発表してきましたが、今回は全国の観光スポットを一斉調査!
各スポットを「寺院」「博物館・美術館」「動物園・水族館」などに分類し、各カテゴリ別の人気スポットを調査しました。
本記事ではその中から、外国人に人気の[商業施設]ランキングを発表します!
※本ランキングでの[商業施設]は、Googleマップ上の業種・カテゴリが「ショッピングモール」「商業地」「アウトレットモール」などとされているものから訪日ラボが独自に抽出しています。
インバウンドランキング[商業施設編]では、以下の内容が明らかになりました。
- 商業施設 インバウンド人気観光地ランキングTOP30
- ”英語””韓国語”ほか 言語別人気観光スポットTOP10
- 日本語 vs 外国語 口コミ★評価比較
※本記事はレポートのダイジェスト版となります。『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
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商業施設のインバウンドランキング、1位は錦市場!
訪日ラボ・口コミコムが独自に調査した『インバウンド人気観光地ランキング』商業施設編。
TOP10は、以下の通りとなりました。

<人気観光地ランキング TOP10>
1位:錦市場
2位:キャナルシティ博多
3位:六本木ヒルズ
4位:御殿場プレミアム・アウトレット
5位:新世界
6位:築地場外市場
7位:黒門市場
8位:唐戸市場
9位:上野アメ横商店街
10位:阪急うめだ本店
数あるスポットのなか、今インバウンドに最も人気がある商業施設は、京都府の「錦市場」でした。
錦市場は「京の台所」と称されることの多い食の商店街で、京野菜や魚などの生鮮食材をはじめ、京都ならではの乾物や漬物、おばんざいなどを商う老舗・専門店が集まっています。
同スポットには2週間で100件以上の外国語口コミが寄せられており、多くの外国人観光客が訪れている様子がうかがえます。
★評価も4.2の高評価を獲得しており「グルメ好きは行くべき」「食べ歩きが楽しい」などの声が寄せられていました。
「錦市場」は昨年発表した「京都府のインバウンド人気観光地ランキング」でも上位にランクインしていました。
文化財が多くインバウンドの注目度が高い京都のなかで「錦市場」が観光スポットの中心の1つとなるか、さらなる期待が持たれます。
<関連記事>訪日ラボ:京都府のインバウンド需要
ほかにも、2位には九州エリアで外国人に人気のスポット「キャナルシティ博多」がランクインしました。
人気ランキング11位〜30位のスポットは、レポートにてご確認ください。
【言語別】商業施設エリアの観光地、英語での口コミ人気No.1は?
レポートでは、英語・中国語(繁体 / 簡体)・韓国語など、5つの外国語別の人気ランキングも発表しています。
このランキングから、各言語圏によって人気スポットに特徴があることが分かりました。

英語版のTOP10は、以下のようになりました。
1位:(レポートにてご確認ください)
2位:(レポートにてご確認ください)
3位:(レポートにてご確認ください)
4位:六本木ヒルズ
5位:上野アメ横商店街
6位:黒門市場
7位:新世界
8位:ダイバーシティ東京 プラザ
8位:築地場外市場
10位:二条市場
英語での口コミで「今」最も人気のある観光スポットは、「◯◯◯◯◯◯◯◯◯」でした。
東京と大阪は、英国のスカイスキャナーが発表した「イギリス人の2024年トレンド旅行地トップ10」にランクインしました。
観光地としての日本の人気度が高まっていることから、これらの都市の商業施設にも注目が集まりやすい状況にあるといえます。
今後ランキングに変動があるのか、注目です。
<関連記事>訪日ラボ:英旅行サイト「人気急上昇の旅行先ランキング」日本から札幌・大阪・東京の3都市が選出
【日本語 vs 外国語】商業施設における外国人口コミ評価比較
さらに本レポートでは、人気スポットTOP10の口コミ評価を言語別に算出。日本語と外国語との評価の違いを比べてみると、ある特徴が見えてきました。

上位3スポットにおいて、日本語での口コミと比べて外国語での口コミの★評価はやや高い傾向となりました。
インバウンドに人気の商業施設において、外国語での口コミを集めることは日本語での口コミ獲得と同様に高評価が得られる可能性があります。
外国語での口コミ評価の詳細や、日本語との口コミ比較に関しては、レポートダウンロードにてご確認ください。
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その他にも、レポートでは“インバウンド“に活かせる口コミ対策とは?“をテーマに、2024年のインバウンド対策に役立つ情報をまとめています。
インバウンド対策や口コミマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!
<調査概要>
- 調査対象:訪日ラボが独自に選出した国内の「商業施設」244箇所 ※Googleマップ上の表示が「ショッピングモール」「商業地」「アウトレットモール」などとされているものから独自に抽出
- 口コミ調査期間:2024年1月2日 ~ 2024年1月15日
- 口コミ総数:2,914件(うち 外国語口コミ数:1,079件 )
- 調査リソース:Google マップ から公開されている口コミを抽出し独自に分析 ※★評価のみ(口コミなし)や絵文字のみの口コミは分析の対象外
- 調査方法:「口コミサイトを “もっと” 売上に変える」口コミコム
(インバウンドオプション)を利用して、調査リソース上のデータを独自に分析・解析
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
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- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
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訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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