中国春節で「青森県」に注目が集まったワケ /「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO調査【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

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今年のトレンドは?2024年春節特集

中国春節で「青森県」に注目が集まったワケ

中国春節で「青森県」に注目が集まったワケ【インバウンド情報まとめ 2024年2月】
▲中国春節で「青森県」に注目が集まったワケ【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

2024年の春節時期、複数のメディアが「青森県」にフォーカスした報道を展開。訪日ラボも毎日放送「よんチャンTV」より取材を受けました。

RED小紅書)を見ると食、ねぶた(ねぷた)、雪、文化体験などのコンテンツが人気。

①季節関係なくいつ行っても楽しいと認識されている
②太宰治、奈良美智が中国でも人気で、斜陽館などへ観光する人も
③「ベタではない旅行先」として青森を選ぶ人が増加している

といった特徴が。

さらに青森県の公式Weiboはコロナ禍前に自治体フォロワーランキング国内1位を獲得。

今もリアルタイム性・実用性が高い情報発信を行い、かつユーザーからの質問にも丁寧に回答し、評価を得ていることがわかりました。

<関連記事>訪日ラボ:中国SNS「Weibo」日本の自治体フォロワーランキング、青森がダントツ1位のワケ

2024春節 訪日客に人気の都道府県ランキング!1位は?

2024春節 訪日客に人気の都道府県ランキング!1位は?【インバウンド情報まとめ 2024年2月】
▲2024春節 訪日客に人気の都道府県ランキング!1位は?【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

今回の記事では、株式会社KKDAY JAPANが、アジアで使われている体験予約サイト「KKday」の春節期間の予約データをもとにまとめた、「2024年の春節旧正月)期間でインバウンドに人気の日本の都道府県ランキング」を紹介します。

このランキングから

  • 圧倒的1位は「〇〇〇」であること
  • 南国のインバウンドには「〇〇〇」が人気

ということが分かりました。

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知っておきたい!インバウンドニュース

「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO調査

「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO調査【インバウンド情報まとめ 2024年2月】
▲「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO調査【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

日本政府観光局JNTO)は1月25日、世界22市場を対象に国外旅行・訪日旅行に関するアンケート調査の結果を公表しました。

調査で「今後行きたい旅行先」の問いに対し、22市場中11市場で日本がトップに選ばれました。

他は米国を1位に選ぶ国が多かったようですが、インド以外の市場において⽇本が上位5位以内となっており、国外旅行先として日本が世界的に注目されていることがわかります。

※なお、「⽇本についての調査である」というバイアスがかからないよう、日本への旅⾏経験等を聴取する前に本項目を聴取したとのことです。

<参照>JNTO:世界22市場を対象とした国外旅行・訪日旅行に関する新たな調査結果を公表!
<関連記事>訪日ラボ:「今後行きたい旅行先」日本が11市場でトップに:JNTO、新たに世界22市場の旅行意向調査を公表

ブッキングドットコム「アジアが注目する旅行先」日本が3〜10位を独占

ブッキングドットコム「アジアが注目する旅行先」日本が3〜10位を独占【インバウンド情報まとめ 2024年2月】
▲ブッキングドットコム「アジアが注目する旅行先」日本が3〜10位を独占【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

ブッキング・ドットコムは1月22日、アジア太平洋地域の旅行者が注目する最新の旅行先(海外)10選を発表しました。

この調査によると、1位のスペイン・カマリーニャス(ガリシア州)、2位のアメリカ・メキシコ(ミズーリ州)に続いて、大分県日田市や静岡県富士宮市、佐賀県嬉野市、大阪府東大阪市、沖縄県宜野湾市など、日本の観光地が3〜10位を独占したことがわかりました。

エリアに注目すると、特に九州地方の都市がランキングを大きく占めていることがわかります。

九州地方は、今後さらに注目度が高まることが期待されます。

※今回の調査の対象や期間は以下の通りです。

  • 対象国:オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インド、日本、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム
  • 検索期間:2023年1月1日~2023年9月30日、チェックイン期間:2023年1月1日~2023年12月31日

<参照>Booking.com Japan K.K.:ブッキング・ドットコム、アジア太平洋地域の旅行者が注目する最新の旅行先(海外)10選を発表

<関連記事>訪日ラボ:ブッキングドットコムが選ぶ「アジアが注目する旅行先」日本が3〜10位を独占:大分県日田市、静岡県富士宮市ほか

ポケモン社、インドネシアの観光振興めざすプロジェクトを発表

ポケモン社、インドネシアの観光振興めざすプロジェクトを発表【インバウンド情報まとめ 2024年2月】
▲ポケモン社、インドネシアの観光振興めざすプロジェクトを発表【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

1月11日、株式会社ポケモンはインドネシアの観光振興を目的とした新しいプロジェクト「Pikachu’s Indonesia Journey」の概要を発表しました。

同プロジェクトは、インドネシアの観光産業を盛り上げることを目的としたもので、ピカチュウがインドネシア各地を巡り、地域の魅力を伝える活動を展開していくということです。

2024年2月にガルーダ・インドネシア航空による「ピカチュウジェット」が就航予定のほか、3月以降にはバリ島などといったインドネシア国内の複数都市で大型イベントが開催される予定です。

<参照>株式会社ポケモン:インドネシアにて『Pikachu’s Indonesia Journey』プロジェクト発表

<関連記事>訪日ラボ:ポケモン社、インドネシアの観光振興めざす「Pikachu’s Indonesia Journey(ピカチュウ・インドネシア・ジャーニー)」プロジェクトを発表

観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」支援事業開始

観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」支援事業開始【インバウンド情報まとめ 2024年2月】
▲観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」支援事業開始【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

観光庁は1月23日〜24日、オーバーツーリズムへの対策を行う取り組みを支援する事業「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の説明会を実施しました。

その後、1月25日から2月15日にかけて公募が行われました。

現在、多くの観光地がかつてのにぎわいを取り戻す一方で、オーバーツーリズムによる様々な課題が生じている状況です。

この対策の一つとして観光庁が本事業を通じて、「観光客の受け入れと住民の生活の質の確保を両立」へ向けて、持続可能な観光地域づくりを実現するための総合的な支援を行うとのことです。

<参照>観光庁:「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の公募を開始します【2/15 公募受付終了】

<関連記事>訪日ラボ:観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」支援事業開始:対象・申し込み方法などまとめ

ここに注目!インバウンド関連データ

2023年の外国人宿泊数は1億人泊超え、ほぼコロナ禍前水準に回復

2023年の外国人宿泊数は1億人泊超え、ほぼコロナ禍前水準に回復【インバウンド情報まとめ 2024年2月】
▲2023年の外国人宿泊数は1億人泊超え、ほぼコロナ禍前水準に回復【インバウンド情報まとめ 2024年2月】

観光庁は、2023年12月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。

2023年1年間のデータをみると、訪日外国人延べ宿泊者数は1億1,417万5,810人泊※となりました。

コロナ前の2019年は1億1,566万人泊で、2019年水準に迫る数値となっています。

※​2023年1〜12月の数値を合算して算出。2023年12月は第1次速報値であることから、2月29日公表予定の第2次速報値で変更となる可能性があります。

<参照>観光庁:宿泊旅行統計調査

<関連記事>訪日ラボ:2023年の外国人宿泊数は1億人泊超え、ほぼコロナ禍前水準に回復【観光庁 宿泊旅行統計 2023年11月・12月】

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【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


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3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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