観光庁は、2024年1月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。1月の延べ宿泊者数は4,788万人泊で、2019年同月比12.2%増となりました。
外国人宿泊者数は前月から43万人減の1,187万人泊(2019年同月比28.9%増)となっています。
また2023年年間の外国人延べ宿泊者数・国籍別延べ宿泊者数も発表され、宿泊者数は1億1,434万人泊と、2019年年間の1億1,566万人泊に迫る数値を記録したことがわかりました。また、国籍別では韓国が1位で1,381万人泊でした。
関連記事:
1月の延べ宿泊者数は4,788万人泊、外国人は1,187万人泊
1月の延べ宿泊者数は4,788万人泊でした。また、延べ外国人宿泊者数は、前月から43万人減の1,187万人泊となりました。

客室稼働率は全体で51.7%で、前月から5.8ポイント減少しました。2019年同月比では2.3ポイント低い結果となりました。
最も稼働率が高かったのはシティホテルで、63.4%となっています。
2023年年間の訪日外国人宿泊者数は1億1,434万人泊
2023年年間の延べ宿泊者数は、5億9,275万2,190人泊でした。2019年は5億9,592万人泊で、ほぼ同じ水準まで回復しています。
また、訪日外国人延べ宿泊者数は1億1,433万6,090人泊となりました。コロナ前の2019年の水準(1億1,566万人泊)に迫る数値となっています。

2023年年間の国籍別延べ宿泊者数、韓国が1位
また、2023年年間の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では韓国が1位でした。
上位10か国は以下のようになっています。
- 韓国…1,381万人泊
- 台湾…1,286万人泊
- 中国…1,072万人泊
- 米国…1,039万人泊
- 香港…661万人泊
- オーストラリア…349万人泊
- シンガポール…347万人泊
- タイ…328万人泊
- 英国…188万人泊
- カナダ…169万人泊
依然として東アジア市場が半数近くを占めていますが、北米や東南アジア市場の伸びも顕著です。

<参照>
観光庁:宿泊旅行統計調査
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
- 「宿泊者以外の集客が難しい」
- 「メディアや広告に頼らざるを得ない」
といった課題の声を多く耳にします。
宿泊者以外の利用を広げていくためには、レストランを利用者が見つけやすくし、検索から来店までの導線を整えることが重要です。
本セミナーでは、宿泊業界のデジタルマーケティングに特化したキャリアを持つエキスパートの徳永が、Googleマップを活用してお客様の衝動来店を促すための実践的なポイントをわかりやすくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- ホテル内レストランが取り組むべき課題を整理できる!
- “衝動来店”を促すGoogleマップの実践的な工夫が学べる!
-
宿泊業界のデジタルマーケティングに精通したエキスパートに直接質問できる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!