【新しくインバウンド担当者になった方必見】新年度、これだけは読みたい記事特集!訪日外国人観光客の最新動向・トレンド編

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訪日ラボでは、この4月から新たに観光・インバウンドに関わる仕事に就いた方や、関連部署へ異動となった方へ向けて、基礎からわかる記事特集をお届けしています。

今回は、今こそ知っておきたい、インバウンドの最新動向やトレンドを厳選してご紹介します。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

訪日外国人はどれくらい来ている?最新データは月間約280万人

コロナ禍以降、回復しつつあるインバウンド市場の動向を把握するためには、まず訪日外客数を把握し、ターゲットである国の最新状況を押さえることが重要です。

訪日外客数については、日本政府観光局JNTO)によって毎月最新データが発表されています。最新である2月の訪日外客数は「278万8,000人」を記録し、23市場のうち19市場で2月の過去最高となりました。インバウンド市場はコロナ禍前以上の盛り上がりをみせている状況です。

また、2023年年間の訪日外客数は2,506万6,100人と推計されており、コロナ禍前の2019年比で21.4%減という水準まで回復しています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

訪日旅行消費額、2023年は約5.3兆円

インバウンド市場においては、観光客の人数だけでなく消費額も重要な指標です。「どの国がより多く消費しているのか」を把握しておくことは、インバウンド対策を考える上での参考になります。

観光庁が発表した2023年の訪日消費額は、2019年の約4.8兆円を上回る約5.3兆円と推計されています。市場規模としては国内輸出産業の中で第3位につけており、今後の日本経済においても大きな存在感を持つ産業として期待されています。

2019・2023年の訪日外国人消費額を国別で見てみると、2019年は中国が1位だったのに対して、2023年は台湾が1位となっています。消費額が大きい国を見てみると、たとえば訪日台湾人が日本で実際に購入したものとしては、化粧品お菓子が人気を集めているといった傾向があることがわかります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

インバウンド、今後はどうなる?

最新の訪日外客数や消費額を把握した後には、今後の予測を踏まえてどのような対策をとるべきか考えていくことが重要です。

株式会社JTBは2024年の見通しを発表しており、訪日外国人数は過去最高の「3,310万人」 に到達し、2019年の3,188万人を超えると予想しています。

その中で今後、鍵になってくるのが、訪日中国人の動向です。中国市場は現在でも他国に比べて回復が遅れている状況で、ここが戻ってくるかどうかが、インバウンドに関わる事業者の方々にとっても気になるところなのではないかと思います。

訪日ラボの予測では、例年訪日のピークとなる夏には月間70〜80万人ほど(現在の約2倍)まで回復すると予測しています。今後、インバウンド全体における中国市場の影響力は徐々に回復・拡大していくことになるでしょう。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

人気の観光スポットやトレンドは?

訪日観光客向けのプロモーションを行う際には、人気を集めているスポットやトレンドの把握も重要です。

例えば中国韓国などでは、日本のキャラクター「ちいかわ」が大流行しています。旅行トレンドでいうと、滞在先でゆっくり過ごす「チルステイ」、短い時間で多くの観光地を巡る「特殊兵式旅行」など、旅行のスタイルが多様化する傾向があるようです。

その中で日本を訪れる中国人旅行者のトレンドとしては、早咲きの桜を求めて2月の「河津桜」や、3月下旬の渋谷明治通り周辺に集まっている様子もみられました。今後満開を迎えるスポットは、外国人で賑わうことになりそうです。

こうした人気の観光スポットやトレンドについて、訪日ラボでは「インバウンドに人気の観光スポット」や「インバウンドに人気の飲食店」を地域ごとに調査しています。

詳しくは以下よりご覧ください。

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【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント

2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。

これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。

しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。

本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。

<本セミナーのポイント>

  • インバウンド戦略の基本が学べる!
  • 中国インバウンド市場の規模と最新トレンドがわかる!
  • 中国特有のSNS・地図アプリを踏まえた対応策を学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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