「京都五山送り火」とは、お盆の精霊を送る伝統行事で、東山に大の字が浮かび上がったあと、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、嵯峨に鳥居形が点るものです。
点火時間は各山ともに約30分間で、5つの送り火はすべて、京都市登録無形民俗文化財となっています。2024年は8月16日に開催される予定で、午後8時に点火されます。
京都市観光協会は、主にインバウンド向けとして、23万円の特別体験プランやタクシーで各山を巡るプランなどを販売します。

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京都市観光協会、「京都五山送り火」の特別体験事業を実施
京都市観光協会は7月31日、京都を代表する伝統行事「京都五山送り火」の特別体験事業を実施すると発表しました。
インバウンド向けに初の試みとして、京都五山送り火連合会と協同し、説明や見学などを通じて高付加価値な体験を提供します。事業の収益は、京都五山送り火の保存や継承に活用されます。
「京都五山送り火特別体験」事業:23万円の特別体験プラン
事業は2つの事業から構成されており、1つめは「京都五山送り火特別体験」事業で、23万円で特別体験プランを販売。
先着20人で各山4人ずつに分かれ、通常は入山できない時間帯に英語ガイド付きで点火場所を見学可能なプランです。送り火の鑑賞は、旧三井家下鴨別邸もしくは駒井家住宅で行われます。
そのほかに、送り火鑑賞前には市内のホテルなどで夕食も提供され、送迎を含めた移動はタクシーが手配されます。
「京都五山送り火各山巡り(1:タクシー版/2:個人版)」事業
2つめの事業は、「京都五山送り火各山巡り(1:タクシー版/2:個人版)」です。
タクシー版は、点火前日の8月15日の日中に、タクシーで点火順に各山の護摩木受付場所を巡るものです。販売価格は1万9,800円で、先着18人となっています。
個人版は、個人で各山の護摩木受付場所を巡るもので、五山共通の護摩木や記念符などを購入し、各護摩木受付場所で奉納や五山各々の印を押印します。
販売価格は、五山共通護摩木とオーディオガイドがついたセットCが500円、さらに5枚セットの記念符と手提げバッグのついたセットBが1,000円、加えて記念色紙もついたセットAが2,500円となっています。
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京都市観光協会:「京都五山送り火」特別体験事業の実施
京都観光Navi:どんな行事?京都五山送り火
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
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