訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは、今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
最新トレンドの把握や、マーケティング活動にぜひともご活用ください。
インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
今週の注目記事まとめ5選
今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
1. 訪日客数・消費額、早くも前年超え 観光庁長官「成長軌道続いている」
観光庁の秡川 直也(はらいかわ なおや)長官が10月16日に定例会見を行いました。
また同日に発表された観光庁 インバウンド消費動向調査、および日本政府観光局(JNTO)による訪日外客統計の結果について、「1月〜9月の累計値は2,688万200人となり、2023年年間の訪日外客数(2,506万6,350人)を上回った。」ことを報告しました。
これまでの政策について「過去の取り組みが効いてきている」と一定の評価をした上で、「引き続き目の前のことに取り組む」と述べました。
詳しくはこちらをご覧ください
→訪日客数・消費額、早くも前年超え 観光庁長官「成長軌道続いている」
関連記事:
2. 欧米豪の訪日観光客は、本当に地域にとっての“救世主”なのか?「1日当たり」の消費単価で比較してみた
現在、バブルと言える規模で拡大する訪日インバウンド市場において、2024年7月の外国人延べ宿泊者数に占める三大都市圏の比率は70.7%。2019年同月と比較して+8.0%と非常に高い比率を占めていることがわかります(観光庁 宿泊旅行統計調査より)。
この状況下で、地方部への波及効果は重要な課題の1つ。そこで英語圏を中心とした長期滞在者(欧米豪)を日本に誘致して、少ない数で日本における消費額を上げていこうと取り組みが全国各地で盛り上がっています。
ただ地域、つまり県や市町村単位で捉えたときに、その地域に滞在する平均日数は、目標設定している2泊ないし3泊が限界ではないかと考えられています。
そこで地域として狙うべきは本当に欧米豪市場なのか、今回は解き明かしていきたいと思います。
詳しくはこちらをご覧ください
→欧米豪の訪日観光客は、本当に地域にとっての“救世主”なのか?「1日当たり」の消費単価で比較してみた
関連記事:
- 欧米メディア、日本の地方観光に熱視線!「意外と知らない欧米豪市場」エクスポート・ジャパン高倉氏に聞く
-
台湾・欧米豪市場の特徴をアンケートから解剖!訪日目的や予約タイミングなど、インバウンドの最新動向を分析
3. 京都市が国内初「インバウンド寄付金」の取り組みを開始!その目的と今後の可能性を京都市総合企画局に取材した
京都市は2024年9月、訪日客から寄付金を募り、返礼品として電子ギフト券を発行する「Preserve Kyoto Gift(プリザーブ キョウト ギフト)」の取り組みを開始しました。
このような仕組みで訪日客から寄付金を募るのは国内初ということもあり、メディア各社が報道するなど注目が集まっています。
そこで訪日ラボは、「Preserve Kyoto Gift」の施策を主導する京都市総合企画局 人口戦略室 京都創生課長 河田 優也氏、同じく京都創生係長 川口 高司氏のお二人に取材しました。今回の取り組みの内容・目的、さらには今後の可能性まで深掘りします。
詳しくはこちらをご覧ください
→京都市が国内初「インバウンド寄付金」の取り組みを開始!その目的と今後の可能性を京都市総合企画局に取材した
関連記事:
4. 4割が「インバウンド客はコロナ前水準に戻った」 依然として人手不足課題【第3回インバウンド客受入拡大に向けた意識調査結果】
日本旅行業協会(JATA)は、2024年7月に第3回「インバウンド旅行客受入拡大に向けた意識調査」を実施しました。回答数は1,161件と、過去最高の収集数となりました。
調査対象者は旅行会社(406件)が最も多い結果となりました。ほかにも輸送事業者、宿泊事業者、自治体、観光協会など、さまざまな形態の受入事業者が回答しています。
第2回調査が行われた2024年2月は、訪日外客数が270万人を超えコロナ前の2019年の同月比7.1%増が記録されたタイミングでした。
本記事では、それから約5か月が経過した今回の調査において明らかになった、インバウンドの最新動向や課題について解説します。
詳しくはこちらをご覧ください
→4割が「インバウンド客はコロナ前水準に戻った」 依然として人手不足課題【第3回インバウンド客受入拡大に向けた意識調査結果】
関連記事:
5. グリーンスローモビリティ(グリスロ)とは?自治体の事例やメリット、インバウンド誘致の可能性を解説
近年、観光地の移動手段のあり方の1つとして注目されている「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」。時速20km未満で走行できる、4人以上が乗れる電動車を活用した小さな移動サービスのことです。
交通が行き届かない地域や高齢者の移動手段の確保、インバウンド客の誘客につなげられるといったメリットから注目されています。
本記事では、全国で導入が広がるグリーンスローモビリティについて、グリーンスローモビリティによって得られる3つのメリットや、人気観光地における取り組み事例を4つ紹介します。
詳しくはこちらをご覧ください
→グリーンスローモビリティ(グリスロ)とは?自治体の事例やメリット、インバウンド誘致の可能性を解説
関連記事:
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
短時間でインバウンドが学べる「訪日ラボ トレンドLIVE!」シリーズの第6弾を今月も開催します!訪日ラボとして取材や情報収集を行う中で、「これだけは把握しておきたい」という情報をまとめてお伝えするセミナーとなっています。
今年も残りわずかとなりましたが、インバウンド需要はまだまだ好調をキープしている状況です。来年の春節や桜シーズンなど、訪日客が集まる時期に向けて対策を練っていきたいという方も多いでしょう。
今回もインバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が、10〜11月のインバウンドトレンド情報についてお話ししていきますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】
【インバウンド情報まとめ 2024年11月前編】UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に11月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!