エクスペディアに掲載するメリット・デメリットは?登録方法や費用も解説

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

エクスペディアExpedia)は世界最大規模を誇るOTAのひとつで、ホテル旅館だけでなく、ゲストハウス民宿も登録できるのが特徴です。

水際対策が緩和されて以降、インバウンド需要が右肩上がりで増加する中、エクスペディアに自施設を掲載することでインバウンド集客も期待できます。

この記事では、エクスペディアを集客ツールとして活用する方法やそのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

関連記事:OTAとは?日本と世界の企業を特徴、閲覧数、売上などから紹介


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

エクスペディア(Expedia)とは

エクスペディアは世界最大級のOTAとして知られています。マイクロソフト社の旅行代理店事業部門の一つとして1996年にアメリカで設立されました。日本語対応版のExpedia.co.jpは2006年にリリースされています。

ホテルなどの宿泊施設と航空券をセットにしたパッケージツアーのほか、現地ツアーやレンタカーなど、旅行に関するさまざまな予約手配を取り扱っているのが特徴です。

もともとは、エクスペディア側が宿泊施設から宿泊プランを安値で仕入れ、自ら価格を決定して販売する「マーチャントモデル」を採用していました。

現在ではマーチャントモデルの他に、「エージェンシーモデル」を併用しています。エージェンシーモデルとは、旅行者が料金を宿泊施設に支払い、宿泊後に手数料をエクスペディア側に支払う方式です。

マーチャントモデルはエクスペディアが他社よりも大幅に安価な宿泊プランを提供できた要因のひとつであり、画期的なシステムでもありました。

エクスペディアへの掲載方法

エクスペディアに施設情報を掲載するためには施設情報を登録する必要があります。

登録は、エクスペディアの公式サイトのトップページから「宿泊施設を登録する」を選択し、必要な情報を入力します。ステップは大きく分けて4つです。

エクスペディア Expedia 施設登録
▲エクスペディア公式サイトトップページから施設登録:編集部スクリーンショット

1.基本情報の登録(所要時間:約5分)

住所や施設の種類、予約可能部屋数、連絡先など、施設の基本的な情報を登録します。登録は無料で、ここで入力した基本情報を基にアカウントが作成されます。

2.契約(所要時間:5~10分)

基本情報の入力が完了すると、アカウント認証用のメールが送られてきます。メール内にある指定のURLにアクセスすると、プラットフォームにログインできます。

ログイン後、手数料率 (成立した予約に対して手数料を請求)などの基本的な取引条件の確認と支払方法の設定などを行います。

3.ページ作成(所要時間:20~30分)

ユーザーへ開示する情報を入力します。部屋の内装や大きさ、アメニティ、共有スペース、料金、ポリシー、空室情報、料金など、特にユーザーの関心が高い項目について詳しく説明します。

文章だけでなく写真を多く掲載すると、ユーザーがイメージしやすくなります。必要であれば追加で撮影しておきましょう。

入力情報は自動保存されるので、一気に入力する必要はありません。また、登録後に情報を追加したり編集したりすることも可能です。

送信した情報はエクスペディアによってチェックされ、内容などに不備がなければ無事掲載へと進みます。

4.予約受付開始(所要時間:0~15分)

ページの作成が完了すると、エクスペディアのサイト上に登録した施設情報が掲載されます、世界中に向けて公開されます。

予約後は、メッセージ機能を利用してユーザーとやり取りすることも可能です。宿泊前に連絡すべき事項や聞いておきたいユーザーのニーズを把握でき、チェックイン手続きの簡略化にもつながります。

エクスペディアを活用するメリット・デメリット

エクスペディアに掲載するメリットとしては、世界中からインバウンド集客が期待できる点です。本社がアメリカにあることから、とくにアメリカ人観光客を増やすために有効と考えられます。

一方、エクスペディアに限った話ではありませんが、OTAを利用することによるデメリットは手数料です。

ただ、掲載自体は無料で、費用はユーザーからの予約が確定した場合にのみ手数料という形でかかります。成果が発生した時のみ料金が発生する仕組みのため、無駄なコストが発生しません。

インバウンド集客を増加させるためにも、エクスペディアに掲載するのも一案といえます。

エクスペディアでインバウンド対策の第一歩を

エクスペディアは世界で最大級の規模を誇るOTAとして知られています。自施設の情報を掲載することで世界中のユーザーにアプローチでき、インバウンド集客が期待できます。

掲載自体は無料で、成果が発生した時のみ料金が発生する仕組みのため、インバウンド対策の第一歩として導入するのも一案といえます。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

【7/16開催】【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜※好評につき再放送※


外食店舗、支援サービス、業界のトップ企業が集結!

さらに、有名飲食店や外食産業を牽引する企業による特別基調講演も開催。

成功企業のリアルな戦略や、これからの外食業界を生き抜くヒントがここに詰まっています!

最新のトレンドを知り、トップ企業の成功ノウハウを学びたい方

業界の最前線で活躍する企業とつながり、新たなビジネスチャンスを掴みたい方にぴったりのイベントです。

今こそ、業界の未来を共に創る一歩を踏み出しませんか?

皆さまのご参加をお待ちしております!

<応募者特典>

  • イベント登壇企業の各種お役立ち資料
    ※口コミアカデミー内でのアーカイブ配信は予定しておりません
  • 本イベントのアーカイブ動画(1週間)

<本セミナーのポイント>

  • 有名飲食店&業界をけん引する企業の基調講演
  • - 成功企業の戦略や実例を直接学べる貴重な機会!
    - トップ経営者や専門家が語る「成長の秘訣」と「業界の未来」
  • 外食業界の最新トレンド&成功ノウハウが手に入る
  • - 変化の激しい市場で勝ち残るための最前線情報をキャッチ!
    - 業界をリードする企業が実践するプロモーション戦略やDX事例を公開!
  • 外食業界を支える最新サービス&ソリューションの紹介
  • - 飲食業界の課題解決につながるアイデアが満載!
    - 効率化や売上向上につながる最新ツール・サービスを知るチャンス

詳しくはこちらをご覧ください。

【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜※好評につき再放送※【7/16開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに