岐阜県白川村は、オーバーツーリズム対策総合サイト「白川郷すんなり旅ガイド シラカワ・ゴーイング(SHIRAKAWA-Going)」に多言語版を追加しました。
日本語に加え、英語、中国語(簡体中文・繁体中文)、フランス語の4言語で公開し、近年急増する外国人ドライバー向けの情報発信を強化します。
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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
岐阜県白川村、オーバーツーリズム対策総合サイトを4言語で公開
岐阜県白川村は12月20日、特設ウェブサイト「白川郷すんなり旅ガイド シラカワ・ゴーイング(SHIRAKAWA-Going)」に多言語版を追加したと発表しました。
急増する外国人ドライバーへの情報発信強化
2023年の白川村の観光入込客数は172万人で、そのうち外国人観光客は約38%(66万人)を占めています。
白川村は今後も観光客が増加することを見込み、交通に関するオーバーツーリズム未然防止対策として、「白川郷すんなり旅ガイド シラカワ・ゴーイング(SHIRAKAWA-Going)」を2024年11月から公開しています。
今回、急増する外国人ドライバーへの情報発信強化として、あらたに英語、中国語(簡体中文・繁体中文)、フランス語の4言語も開設しました。

レスポンシブル・ツーリズムの理解促進や、冬用タイヤ装着などの情報も発信
白川村では、公営駐車場を利用するレンタカーでも外国人ドライバーが急増しており、マナー啓蒙や豪雪地帯にある白川郷での車の運転について、情報発信の課題がありました。
そこで今回の多言語版サイトでは、渋滞回避情報のほか、レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)への理解促進や、問い合わせの多い駐車場情報、季節の服装についても発信しています。また、東南アジアの観光客には馴染みのない冬用タイヤの装着など、安全に関する情報も掲載しています。
関連記事:岐阜県白川村「白川郷レスポンシブル・ツーリズムサイト」開設、マナー啓発の一環で

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<参照>
岐阜県白川村:【白川村公式】インバウンド観光客に向けて4言語で公開「白川郷すんなり旅ガイド シラカワ・ゴーイング(SHIRAKAWA-Going)」
【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。
観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。
<セミナーのポイント>
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
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