日本政府観光局（JNTO）は2月19日、2025年1月の訪日外客数推計値を発表しました。
1月の訪日外客数は378万1,200人で、前年同月比40.6%増を記録。2024年12月の訪日外客数（348万9,800人）と比較しても29万人以上の大幅な増加となり、単月で過去最高を記録しました。
また23市場のうち17市場では、1月として過去最高を記録しました。
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1月の訪日外客数は378.1万人
日本政府観光局（JNTO）が2月19日に発表した訪日外客数推計値によると、2025年1月の訪⽇外客数は378万1,200人でした。
2024年12月の348万9,800人と比較すると29万人以上増加し、単月として初めて370万人を突破して過去最高となりました。
国別1位は中国 前年同月比135.6％増
国別では中国が2024年同月比135.6%増の98万300人で、前月首位の韓国と入れ替わり1位となりました。
2位が韓国（2024年同月比12.8%増、96万7,100人）、3位が台湾（同20.5%増、59万3,400人）、4位が香港（同30.8%増、24万3,700人）、5位が米国（同38.4%増、18万2,500人）でした。
他、2024年同月比での伸び率が大きかったのはマレーシア（同133.8%増、7万5,000人）、中東地域（同102.2%増、1万1,900人）、スペイン（同55.2%増、7,400人）などです。
1月の押し上げ要因としては、中国をはじめとするアジアの多くの市場で春節（旧正月）による旅行需要が高まったことが挙げられています。特に中国は、地方路線を含む航空便の増便などの影響や、一部で旅行先を競合国から日本に変更する動きが見られたこともあり、前年同月と比較して大幅な伸びを記録しました。
他にもウインタースポーツなどの需要によって、豪州や米国などを中心に前年同月よりも旅行者が増加したことが影響したようです。
その結果、韓国、台湾、豪州は単月の過去最高を更新しており、調査された23市場のうち17市場で1月の過去最高を記録しました。
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＜参照＞
日本政府観光局（JNTO）：訪日外客数（2025年1月推計値）
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