家電量販店エディオンは、総勢100名ほどの多国籍スタッフが在籍する「エディオンなんば本店」にて、インバウンド向けの新たなサービスを開始すると発表しました。
今回発表されたのは、訪日外国人向けショッピングツアーガイド、当日配送サービス、そしてインバウンド専門バイヤー新設の3つです。
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<訪日ラボからのお知らせ>
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エディオン、インバウンド向けサービスを開始
来月に大阪万博の開幕を控え、インバウンド市場のさらなる盛り上がりが期待されるなか、株式会社エディオンはなんば本店にて訪日外国人向けのサービスを強化します。
多言語で買い物をサポート 観光情報の提供や通訳も
訪日外国人向けショッピングツアーガイドでは、観光客がWebサイトから希望の日時を予約すると、専任のスタッフが英語・中国語・韓国語で買い物をサポートします。
ガイドは、家電やお土産選びのアドバイス、免税手続きの案内にとどまらず、周辺の観光情報の提供や、店舗外の観光で通訳が必要な場合のサポートも行います。
商品を宿泊先などに配送 手ぶら観光を促進
当日配送サービスでは、Uber Eats Japan が提供する「Uber Direct」を活用し、観光客が店舗で購入した商品を当日中に宿泊先などに届けます。配送可能商品やエリアには制限がありますが、1梱包につき1,000円で利用可能です。
これにより観光客は商品を持ち歩く必要がなくなり、手ぶら観光の促進が期待できます。
当日配送サービスはエディオンなんば本店以外にも、エディオン心斎橋店、エディオン道頓堀店でも実施され、今後は対象店舗が拡大されるとのことです。
インバウンド専門バイヤー新設 全国の購買データを活用
また2つの新サービスに加え、なんば本店を含む免税店舗におけるインバウンド専門バイヤーの新設も発表されました。
多様化するインバウンドのニーズに対応するため、全国の購入データやトレンドを分析し、訪日外国人が求める商品の選定や売り場づくりを行います。
株式会社エディオン広報担当は、今後のインバウンドに関する取り組みについて、「万博開催を起点に、新しいインバウンドの潮流が大阪から生まれることを想定している。『買い物観光』を楽しめるスポットとして、日本スタイルの家電量販店の魅力を世界へ発信していきたい」と話しました。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
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