阪急阪神百貨店などを運営するエイチ・ツー・オー リテイリング(以下、H2O)は8月4日、2027年3月期の第1四半期決算(2026年4月〜6月)を発表しました。
阪急本店の改装や円安の効果により百貨店事業が好調に推移し、増収増益を達成しています。特にインバウンド売上はVIP売上やVIP会員数が増加したことなどにより、前年同期比22%増と大幅に伸長しました。
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百貨店事業の伸長により増収増益 高額品売上が好調
H2Oの発表によると、2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)における総額売上高は、前年同期比174億円増の2,907億円でした。
また、本業でのもうけを示す営業利益は同18億円増の73億円となり、増収増益を記録しています。最終的なもうけを示す純利益は同63億円増の103億円で、前年同期を大幅に上回りました。
好調な背景として、阪急本店の改装効果や高額品需要の取り込みにより、百貨店事業が全体をけん引したことが挙げられます。
セグメント別で見ると、百貨店事業の総額売上高は同171億円増の1,564億円と好調に推移しており、百貨店全体の売上高に加え、インバウンド分を除いた国内売上高も第1四半期として過去最高を更新しました。
さらに、営業利益は同23億円増の58億円で増収増益となっています。

インバウンド売上、阪急本店の改装・VIP施策により伸長
H2Oの2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)における百貨店のインバウンド売上は、前年同期比22%増の299億円となりました。
阪急本店の改装や円安効果に加え、ストアアテンド体制の構築やサービス強化といったVIP施策を行ったことで、インバウンド売上の48%(同14ポイント増)をVIP売上が占める結果となっています。また、VIP会員数は5万7,000人となり、前年同期と比較して1万4,000人増加しています。
月別のインバウンド売上を見ると、4月は前年同月比17%増、5月は同19%増、6月は同31%増と好調に推移しました。

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<参照>
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社:2027年3月期 第1四半期 決算説明資料
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