訪日外国人観光客の目線から日本を見た場合、一体どのような場所に魅力を感じて日本を訪れているのでしょうか?世界120箇所以上の観光ガイドを発行しているRough Guidesの情報を元に観光名所としての視点で「東京東部、東京北部、東京西部」について見ていきましょう。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
両国
東京東部で人気のエリアとしては、相撲で知られる両国。海外でもSUMOで通じるほどポピュラーになっている力士(SUMO WRESTLER)の姿を直接見ることが出来る両国国技館は海外でも人気です。
江戸東京博物館
17世紀から現在に至るまでの歴史が収められた博物館は、江戸から東京までの歴史を学ぶことが出来る博物館です。英語、中国語をはじめとする案内も充実しており、昭和の展示なども戦後の日本の生い立ちを知るうえで人気となっているようです。
東京スカイツリー
展望台からの美しい景色、周囲の下町の雰囲気などで知られていますが、タワーとして外観にそれほど特徴が無いこと、歴史が浅いことなどから、東京タワーに比べると外国人観光客からの人気はさほど高くないようです。
上野
東京北部で人気となっているのは上野です。特に様々な商品が割引価格で購入出来るということで、上野中通り商店街、上野アメ横などが外国人観光客にとって人気のショッピングスポットとなっています。
東京国立博物館
日本、東洋の文化財を展示している博物館ということに加え、数多くの国宝、重要文化財を見ることが出来る場所として人気が高い博物館です。日本の豊かな文化に興味がある訪日外国人にとっては、是非とも訪れたい場所となっているようです。
池袋
デパート、家電量販店、ドラッグストアなどが多数あることから、ショッピングが目的の訪日外国人で賑わいます。東京の中でも特に中国人が多い街としても紹介されています。
新宿
東京の南西部は活気ある町、若者の町として捉えられており、その中でも新宿は様々なデパートが立ち並び、ショッピングが楽しめる町として知られています。また新宿駅の複雑な構造は、海外の掲示板などでは「インディ・ジョーンズでも迷う」などとして紹介されており、様々な鉄道が交差する駅として、「世界でも最も混んでいる駅」として紹介されています。また、新宿駅の混雑した電車の様子は「乗客を電車に押し込むかかりの人がいる」などとして、紹介されています。
新宿御苑
都内でも最も美しい公園の1つとして紹介されており。春の桜、秋の紅葉などの美しさで人気となっています。
原宿
日本のポップカルチャーの発信地、若者の町として紹介されている原宿は、原宿という町そのものの魅力もさることながら、原宿に集まる奇抜なファッションをした若者についても興味を持っている訪日外国人が多いようです。色々なショップが軒を連ねる竹下通りは、海外でも有名です。
渋谷
訪日外国人にとって特に人気なのがスクランブル交差点。外国人からすると、あれだけの人数が4方向から渡ってきて混乱が起きないのが凄いということで、スクランブル交差点がよく見えるスターバックスは訪日外国人にとっては特に人気の場所となっています。またハチ公に関しても映画(HACHI)で知ったという外国人も多いようです。
明治神宮
参拝人数が日本で1番多いとして知られており、特にその美しい景観から、季節を問わずに訪日外国人に人気のスポットとなっています。
恵比寿
恵比寿ガーデンプレイスがショッピングが楽しめるスポットとして有名です。また海外でも人気の高い恵比寿ビールの歴史やテイスティングが出来るとして、ヱビスビール記念館も人気となっています。
<参考>
- ROUGH GUIDE:Central Tokyo
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
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