100億円の経済効果 静岡県、19年春のデスティネーションキャンペーン(DC)の開催地として選出

100億円の経済効果 静岡県、19年春のデスティネーションキャンペーン(DC)の開催地として選出

大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」についてご存知でしょうか?デスティネーションキャンペーンとは、北海道旅客鉄道(JR北海道)・東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・西日本旅客鉄道(JR西日本)・四国旅客鉄道(JR四国)・九州旅客鉄道(JR九州)のJRグループ旅客6社と自治体、観光事業者らが協同で全国展開する観光企画です。

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2019年春は静岡県が開催地 3カ年計画で静岡のPR

2017年度は四国、長野、山口、京都にてディスティネーションキャンペーン(DC)が開催されましたが、2019年春の開催地として静岡県が選ばれました。2019年はラグビーワールドカップの本番直前、2020年東京五輪・パラリンピックの1年前となり、 静岡県はこのデスティネーションキャンペーン(DC)を機に、100億円超の経済効果を目指し、誘客促進を図っていく 考えです。キャンペーンの時期は2019年の4月〜6月で、18年度にプレキャンペーンを実施、1年後の2020年にアフターキャンペーンを実施する3カ年計画で、静岡の観光資源を国内外に売り込みます。

静岡県のDMO活用の動きも インバウンド取り込みに注力

デスティネーションキャンペーン(DC)の開催地はJRが決定し、JRグループ、旅行会社が地元とともに集中的にPRを行うものです。静岡県の観光振興課は県内各地でDMOが動き始めていることから、「地域で魅力ある観光商品を作り、DCを使って全国に流通させていきたい」としています。

静岡県では1月1日に静岡観光協会内に、「静岡ツーリズムビューロー」が新設されています。これは静岡県全域を対象とするDMOで、「多様な地域、分野の関係者と協働しながら、世界の旅行者から選ばれる観光地域づくりに取り組む」事を目的としています。ディレクター(総括責任者)には、マカオ政府観光局などの日本での活動を受け持つマイルポストで取締役を務めていた府川尚弘氏が就任しています。

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最近インバウンドで良く耳にするDMOって何?そもそもDMOとは何なのか、なぜ日本のインバウンドにもDMOが必要なのかを解説

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府川氏は、「 静岡ツーリズムビューローは静岡県のインバウンドツーリズムを振興するための『機能』として作用すべき 」であるとし、「温故知新による次世代を担う子ども、若者に対する貢献をする国際観光」、「2人にやさしいツーリズム」、「みんなの『しあわせ』」の3点を静岡ツーリズムビューローの目標として発表しました。

静岡ツーリズムビューローの今後の活動については、海外営業と海外広報を重点的に展開。県内の市、町、地域DMOがつくるプログラムについて海外での販路開拓に取り組むほか、静岡に来たくなる市場環境の醸成のための活動を行うとしています。

まとめ:静岡県 DMOとDCの連携でインバウンド誘致なるか

今後は6月に県大型観光キャンペーン協議会(会長・川勝平太知事)内にデスティネーションキャンペーン(DC)推進部会を設置し、推進体制の整備や機運醸成、キャッチフレーズの検討などに取り掛かるとしています。

2016年の都道府県別外国人述べ宿泊者数(インバウンド宿泊数)伸び率
2016年の都道府県別外国人述べ宿泊者数(インバウンド宿泊数)伸び率

静岡県は、インバウンドの地方誘客が進んだ2016年においても、インバウンド宿泊人泊について前年比-9.3%のマイナス成長となってしましました。千葉県や愛知県などと同様に「ゴールデンルート直下にあったがゆえにインバウンド誘致できていたが、インバウンドの多様化によってインバウンドの客足を留めることができなかった」とも評価できます。

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2016年のインバウンド宿泊は7000万人泊超!伸び率では香川が断トツ1位 インバウンド地方誘致が着実に進んでいることが数値からも伺える結果に:観光庁 宿泊旅行統計調査

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日本観光の王道?ゴールデンルートとは

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しかしながらマイナス成長をしたと言えども、そのインバウンド人泊数は1,577万人泊で全国10位の水準であり、インバウンド誘致に重要な口コミ・リピーターの醸成をするための素地は十分にあるといえ、今後の展開に期待が寄せられます。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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