サンリオピューロランドで本日6月20日(火)より 中国最大の電子決済サービス「アリペイ」を導入 海外向けサイトもリニューアル

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インバウンド客増加を背景に海外戦略強化~ 2017年度はインバウンド来場客 前年比120%を目標に

[株式会社サンリオエンターテイメント]

サンリオピューロランド(以下ピューロランド)は、2017年6月20日(火)より、中国最大の電子決済サービス支付宝(以下「アリペイ」)」を導入し、訪日中国人のお客さまのさらなる利便性向上を目指します。さらに、海外向けサイトもリニューアルし、スマートフォン専用サイトが新たに立ち上がるほか、タイ語にも対応いたします。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

中国の電子決済「アリペイ」を初導入

 アリペイは、中国オンライン決済で50%以上、モバイル決済では80%以上のシェアを誇る中国国内で最も認知されている決済手段で、スマートフォンで表示された「QRコード・バーコード」を販売店舗側の専用端末・タブレットPCで読み取ることで簡単に決済が完了するサービスです。
 今回のアリペイ導入では、持ち歩きが可能なプリンター内蔵型のハンディタイプの決済端末を使用いたします。この決済端末使用により、決済端末の設置場所までお客さまに移動していただく必要がなく、その場で決済を完了させることができるため、お客さまサービスおよび利便性の向上につながります。

海外向けサイトをリニューアル 非言語コミュニケーションで魅力発信

▲海外向けスマートフォンサイト画面

▲海外向けスマートフォンサイト画面

 さらに本日、ピューロランドの海外向けサイトは、「ノンバーバルKAWAIIコミュニケーション」 をコンセプトに、サンリオピューロランドの魅力を直感的に伝えるサイトに一新しました。
 ノンバーバル(非言語)コミュニケーション とは言葉以外の手段を用いたコミュニケーションのことで、「パレードを(視聴覚で)体感する」、「キャラクターと触れ合う」、「コミュニケーションとしてのギフトラッピング(おみやげ)」といった、ピューロランドならではのコミュニケーション手法を用いて、魅力を海外にも発信します。来場して写真を撮りたくなるようなスポットも、多数掲載しています。
 この他にも、「おもいやり・ガイダンス」 として、メニューはシンプルに絞り込み、オフライン環境でも館内マップにアクセスできるようPDF化するなど、アクセスした方の利用しやすさに配慮した設計で制作しました。言語は英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語タイ語に対応しています。

訪日する観光客に絞った広告配信も

 FacebookもしくはInstagram上で日本に訪れる観光客を特定し、そのターゲットに絞った広告配信も行います。国内や海外の対象地域の空港から20~30kmに入った際に広告配信することで、集客効果を狙います。

海外戦略強化、インバウンド客を前年比120%に

 これまでも、外国人観光客向けの消費税免税サービスを開始したり、ピューロランド1階、3階にあるインフォメーションと免税カウンターでは、12ヶ国語対応のテレビ電話を使った通訳サービスも実施していたりと、サービス向上に取り組んでまいりました。こうした取り組みに加え、インバウンド消費モノ消費からコト消費へシフトした背景も追い風となり、インバウンド客が年々増加しており、過去5年で来場者数は2倍にまで増加しています。2016年度には構成比10%の約17万人が来場しました。
 今年度はさらに、前年比120%の来場を目標としています。既に人気のある中国台湾のみならず、東南アジア、オセアニアエリアからのお客様へもプロモーションを強化しています。特にタイからの来場者は、2018年度までに2016年度比較150%の来場を目標に掲げ、個人旅行客に対するネットプロモーションに力を入れています。

 サンリオピューロランドは、今後も国内外のより多くのお客様へ、心が触れ合う「時」と「場所」でお客様にサービスと感動を提供し続けるため、様々な取り組みを行ってまいります。

【「アリペイ」導入について】

サービス開始日:2017年6月20日 (火)

■アリペイ

アリペイは、2004年にアリババグループにより設立された世界最大規模のオンライン決済プラットフォームとして、4.5億人以上の実名認証ユーザーが利用しています。圧倒的な強さを持つネット上のオンライン決済の他に、スマートフォンにバーコード・QRコードを表示させるリアル店舗向けの対面決済サービスを展開し、中国国内の80万の加盟店および海外の7万の加盟店で利用できます。
また、アリペイアプリは、顧客がライフスタイルの一環として利用しているため、アプリから加盟店への誘導効果が非常に高く、認知度向上および売上げ拡大に繋がるブランディング効果も見込めます。

■KOUBEI(コウベイ)

アリペイアプリ内にあるサービスのひとつで、アリペイ導入加盟店の詳細やお得な情報をいつでもどこでも調べることができるツールです。スマートフォンの位置情報機能を利用して、近くのアリペイが利用できる店舗の検索が可能であり、店舗情報(住所・電話番号・地図等)やクーポン情報を掲載することができます。
KOUBEIが活用されることで、利用可能店舗の認知度向上につながり、集客の増加が期待できます。

【海外向けサイトについて】

海外向けサイトURL:
https://en.puroland.jp 英語
https://cn.puroland.jp 繁体中国
https://sc.puroland.jp 簡体中国
https://kr.puroland.jp 韓国語
https://th.puroland.jp タイ

対応言語:英語、繁体中国語、簡体中国語、韓国語タイ

【サンリオピューロランド 施設概要】

所在地:東京都多摩市落合1-31
開業日:1990年(平成2年)12月7日

©2017 SANRIO CO., LTD.

【ピューロランド公式SNS】

Twitter :https://twitter.com/purolandjp
Facebook :https://www.facebook.com/purolandjp
Instagram :https://www.instagram.com/purolandjp
LINE :@purolandjp

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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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