Alipay(アリペイ)の導入は訪日中国人集客に不可欠?旭川空港でもAlipay(アリペイ)導入を開始!

Alipay(アリペイ)の導入は訪日中国人集客に不可欠?旭川空港でもAlipay(アリペイ)導入を開始!

2003年から2016年の訪日中国人観光客数推移
2003年から2016年の訪日中国人観光客数推移

訪日外国人観光客を集客、もしくは誘致する際に、やはり大きなターゲットになってくるのは訪日中国人観光客。

訪日外国人観光客数の中で、もっとも大きな割合を占めるのが訪日中国人観光客であり、右の表を見てみると、訪日中国人観光客数は東日本大震災のあった2011年を除いて、年々大きな伸び率を記録していることが確認できます。

こうした背景から、訪日中国人観光客をインバウンド誘致するために、中国で広く普及している電子決済サービス「Alipay(アリペイ)」の導入がインバウンド業界ではホットなトピックになっています。

<関連記事>

Favicon訪日ラボ

 

訪日中国人をターゲットにするなら必須知識!日中関係史からみる訪日中国人観光客の激増背景と最近の中国人の日本のイメージ

「日本に来てみたら印象がガラリと変わった。日本は素晴らしい。」といった中国人のコメントをメディアなどで見かける機会が多くなりました。もちろん、インバウンドが盛り上がるなか、その勢いに加勢する形での報道であることもあるでしょうが、やはり訪日中国人観光客数の激増によって「中国国内でイメージされる日本ではなく、自分が見た本当の日本の姿」を目の当たりにしたことが大きいのでしょう。今回は、何故中国人の日本への印象が変わりつつあるのかを、訪日中国人観光客数の推移、そしてその背景にある近年の日中関係...

Favicon訪日ラボ

 

日銀が、訪日中国人観光客による爆買いの終焉を宣言!? モノからコトへの旅行スタイルの変化が露わに

以前から「長続きするわけがない」「もう陰りが見えている」「終焉した」などの報道が続いていた、爆買い。訪日中国人観光客による不思議な購買行動として日本中から注目を集めていましたが、ついに日本銀行が「終息に向かっている」と発表しました。インバウンドビジネスの動向を予見する衝撃の内容として見る向きもあるようです。ですが、同時に訪日外国人観光客一般の消費行動の変化が起こっており、決して悪い話ばかりではありません。今回は、日銀が明らかにしたインバウンドビジネスの現在、それから今後の見通しについて...

 

Alipay(アリペイ)は8億人が利用する中国最大級のオンライン決済サービス:商品購入時のQRコード利用+デビットカード型機能が特徴



QRコードで決済できるAlipay(アリペイ)
QRコードで決済できるAlipay(アリペイ)

Alipay(アリペイ)とは、「アリババグループ」が提供する中国最大級のオンライン決済サービスです。

もともと、クレジットカードが浸透していなかった中国では、「銀聯」のデビットカードが一般的に使われていました。そのような状況の中、近年急速に普及し始めているのが「Alipay(アリペイ)」です。

「Alipay(アリペイ)」では登録した銀行口座から支払いを行います。世界的に有名なオンライン決済サービスPaypal(ペイパル)と非常に似たシステムで、利用登録者は約8億人にもなります。

店舗で商品を購入する場合は、スマートフォンに専用アプリをインストール、銀行口座情報を登録して、支払い時にQRコードを読み込んで決済します。また、ネット決済時にも、登録された銀行口座からそのまま料金が支払われるシステムになっており、デビットカードに似た側面も持っています。

中国で普及しているオンライン決済サービス「Alipay(アリペイ)」。FITの増加からインバウンド対策が進んでいる地方空港においても導入が始まります。

<関連記事>

Favicon訪日ラボ

 

FITの増加から地方空港のインバウンド対策が進む:HIS 仙台空港にインバウンド向け施設開業&政府からも支援

中国や東南アジア諸国などを対象にしたビザの条件緩和や、格安航空会社(LCC)の普及、また円安が進んだことなどを理由に、近年、訪日外国人観光客の数が増え続けています。このような背景を受け、政府は今年、訪日外国人観光客数を2020年に4,000万人とする新たな目標を発表しています。航空路線の拡大やクルーズ船の寄航増加などもあり、2016年度も1月から8月までの期間で、訪日外国人観光客数は初めて1,600万人を超えるなど、訪日外国人観光客数は引き続き好調に伸びています。そんな追い風を受け...

Favicon訪日ラボ

 

流れは無料Wi - Fiから有料ルーターのレンタルへ?Wi - fiルーターレンタル用セルフレジ「Smart Entry」が羽田空港で導入:訪日外国人にとって簡単な手続きが可能に

年々増え続ける訪日外国人観光客に伴い、2020年の東京オリンピックに向け、政府は観光ビジョンの中で、訪日外国人観光客数の目標を4000万人まで引き上げました。近年、日本国内では官民一体となって、訪日外国人観光客の受け入れ環境の整備に取り組んでいますが、未だインバウンド受け入れには課題も多いのも事実。観光庁から2016年1月12日にリリースされた「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」では、訪日外国人観光客が「旅行中に困ったこと」に関してのアンケート調査結果が取...

 

1月29日より北海道・旭川空港でAlipay(アリペイ)が導入!訪日中国人がターゲットに

オリックス株式会社は、北海道・旭川空港のターミナルビルに入居する企業6社と提携し、各社が運営する7店舗に「Alipay(アリペイ)」を導入します。

対象店舗は、

  • エアポート・リラ(売店)
  • LILA‘S DUTY FREE(売店)
  • マルカツ(売店)
  • point7(売店)
  • まるとみ(売店)
  • アゼリア(売店)
  • MILK STAND(レストラン)

の7店舗です。1月29日からAlipay(アリペイ)の利用が可能になります。

中国で普及が急速に進んでいるオンライン決済サービスAlipay(アリペイ)の導入による訪日中国人観光客集客の動きは、有効なインバウンド対策の1つとして、さまざまな業界で実施されています。

 

国内では訪日中国人に向けたインバウンド対策としてAlipay(アリペイ)の導入例が多数

[導入例①]りんくう・御殿場アウトレット:2016年11月から

日本各地でアウトレット施設を運営する企業「三菱地所・サイモン株式会社」(以下、サイモン)は、Alipay(アリペイ)と提携している企業「オリックス株式会社」(以下、オリックス)と共同で、サイモンが運営するアウトレット施設においてアリペイの導入を開始しています。

アリペイ導入の対象となるアウトレット施設は、大阪府泉佐野市に位置する「りんくうプレミアム・アウトレット」と、静岡県御殿場市に位置する「御殿場プレミアム・アウトレット」の2施設。

「りんくうプレミアム・アウトレット」では2016年11月7日から、「御殿場プレミアム・アウトレット」では2016年11月28日からアリペイの導入が始まりました。

アウトレットのような大型商業施設で、訪日外国人観光客が頻繁に利用する決済サービスの導入を実施することで、インバウンド消費を喚起します。

[導入例②]静岡のドラッグチェーン 杏林堂薬局:2016年9月から

ドラッグストアチェーン「株式会社杏林堂薬局」(以下、杏林堂薬局)は、総合リース企業「オリックス株式会社」(以下、オリックス)と共同で、中国電子決済サービスAlipay(アリペイ)の導入を2016年9月23日より開始しました。

杏林堂薬局は、静岡県西部・中部地区に展開するドラッグストア。食品・日用雑貨品も取り扱っています。対象店は、静岡県内で初。掛川花鳥園前店、富士松岡店、清水三保店、島田稲荷店、浜岡店の5店舗。

中国最大級の電子決済サービスを通じて、訪日中国人観光客に人気の商品である医薬品、日用雑貨品のインバウンド消費を促します。

[導入例③]関西国際空港:2016年10月末までに空港内150店すべてで

関西国際空港でもAlipay(アリペイ)の導入を実施しています。

2016年9月24日より、国際線出国エリア8店舗で、導入を開始。10月下旬までには他のエリアを含む約150店ほぼ全てに対象エリアを拡大しています。

[導入例④]ローソン全店舗:2017年1月24日から

ローソンは、2017年1月24日より、世界最大規模のモバイル決済サービス「Alipay(アリペイ/支付宝)」のバーコード決済の取り扱いをローソン店舗全店(12,839店、2016年11月末現在)で開始します。

コンビニエンスストアとしては、Alipay(アリペイ)のバーコード決済が、全店舗で使用可能になるのはローソンが初めてとのこと。

<関連記事>

Favicon訪日ラボ

 

中国最大級の決済サービスがコンビニでも利用可能に!ローソン 1月24日より全店でAlipay(アリペイ)の決済取扱を開始

 訪日外国人消費動向調査:観光庁より引用格安航空会社(LCC)の普及や、中国や東南アジア諸国などを対象にしたビザの条件緩和、また円安が進んだことなどを理由に、インバウンド需要が拡大し続けています。国内では、この流れに乗じて訪日外国人観光客を顧客ターゲットとするさまざまなインバウンド事業が始まっています。なかでも訪日外国人観光客の出身国のなかでもっとも大きな比重を占めるのは訪日中国人観光客。観光庁によりリリースされた「訪日外国人消費動向調査」でも、訪日中国人観光客による消費額...

Favicon訪日ラボ

 

訪日中国人観光客集客へ電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」の活用を:各地で進む導入の動き

訪日外国人観光客の増加から、日本国内の企業、自治体はインバウンド対策を進めています。日本政策投資銀行より引用訪日中国人観光客は、訪日外国人観光客の出身国として最も割合が高いため、インバウンド対策を進めるにあたり大きなターゲットになります。観光庁のデータによると、2013年は約130万人、2014年は約240万人、2015年は約500万人と、訪日中国人観光客数は年々伸びています。また、それに伴い訪日中国人観光客のインバウンド消費も、増加していることが確認できます。こうした...

 

まとめ:各地で導入が進むAlipay(アリペイ)は訪日中国人のインバウンド消費喚起に有効な手立てか

1月29日から北海道・旭川空港内の7店舗で、中国最大級のオンライン決済サービスAlipay(アリペイ)による決済が可能になります。

訪日中国人観光客のインバウンド消費を喚起するためにAlipay(アリペイ)の決済サービスを導入することは、有効なインバウンド対策となっており、国内の多種多様な業界で実施されています。

<関連記事>

Favicon訪日ラボ

 

函館の旅行者数が"歴史的高水準" 北海道新幹線開通による北海道のインバウンドへの影響は?

平成28年(2016年)3月26日、新青森‐新函館北斗間の北海道新幹線が開業し、本州から北海道へスピーディーに移動できるようになりました。日本銀行函館支店は同年12月、開業による旅行者の動きの変化をまとめた資料を発表しています。交通の便が良くなったことで、観光業界にはどのような変化が起きているのか、ご紹介します。 北海道新幹線で本州から函館に行けるように!北海道新幹線の整備計画が立てられたのは、昭和47年(1972年)。現在から40年以上前のことです。平成17年(2005年)か...

Favicon訪日ラボ

 

北海道がインバウンドでアツい!訪日中国人観光客が北海道に行く理由は「狙った恋の落とし方。」という映画?

主に訪日中国人観光客に人気の訪日観光ルート「ゴールデンルート」。最近では訪日中国人観光客のなかでも初訪日割合が減ってきており、2順目には団体旅行ではなく、個人旅行(FIT)での計画を考えている訪日中国人観光客が増えてきています。ゴールデンルートは、東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪といった日本観光の王道をくまなく回るルートであり、その工程は基本的に団体旅行で組まれています。団体旅行の減少、そして現在のFIT人気も相まって、次期インバウンド主要地域として注目を浴びているのが北海道です...

Favicon訪日ラボ

 

お探しのページは見つかりません

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

<参照>

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!