バイドゥ株式会社
中国No.1のインターネット検索サービス「百度(Baidu)」の日本法人バイドゥ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:Charles Zhang、以下、バイドゥ)は本日、訪日中国人を中心とした百度検索サービスユーザーの日本における検索データを元にした、ランキング情報を発表します。バイドゥでは本データの発表が、日本企業および自治体の皆様による訪日中国人向けマーケティング活動のお役に立てますことを願っております。
【発表情報サマリー】
★漠然としたエリアの検索ではなく、より具体的な訪問地の検索へ
都市別の検索ランキングで、ここ数年人気上位ワードだった「北海道」がTOP5から陥落しています。ただし、これは人気が落ちたわけではなく「洞爺湖温泉」など 北海道の中でも具体的な訪問先の検索が中心になっているからと推測されます。温泉ランキングのTOP3を北海道が占めるなどしており、検索傾向はより具体的に、より詳細になっていることがわかります。
★アニメ、ドラマによって一発逆転。コンテンツの力が明確に影響
観光地、タレントランキングは半分近くが昨年と入れ替わるという結果に。観光地も単純に地域の魅力を伝えるのではなく、人気のアニメやドラマなど、「日本産カルチャーコンテンツの影響をいかに最大化するか」が来訪獲得のカギになりそうです。
★食コンテンツは「日本で3年前に流行ったもの」をチェック!
今年は初めて「日本酒」がTOP5にランクイン。今年は日本国内でも有名日本酒「獺祭」の価格高騰が話題にあしたが、昨年3位にランクインした「クレープ」しかり、日本で3年ほど前に注目を集めた食材、コンテンツをウォッチすることは一つのヒントになるかもしれません。
【発表ランキング】
都道府県ランキング「TOP5から北海道が陥落」
冒頭でも述べたように、中国人観光客から人気の高い地域として注目を集めていた北海道でしたが、今年は初めてTOP5から陥落しています。ところが、人気が落ちたわけでは
なく、別の要因がありました。続く「温泉ランキング」をご覧ください。
温泉ランキング「TOP3を北海道勢が独占」
今年初めて集計した「温泉ランキング」。なんと、TOP3を北海道の温泉が独占する結果となりました。インバウンドブームもすっかり定着期に入った現在、訪日観光客の知識が充実してきたことで、検索ワードもより具体的なスモールワードになりつつあることがわかります。
観光地・名所ランキング「『スラムダンク』の舞台、江の島が2位に急上昇」
観光地・名所ランキングでは、神奈川県の江の島が2位に急浮上しています。これは、マンガ『スラムダンク』の影響によるもの。今回は掲載していませんが『スラムダンク』関連では、ヒロインの「赤木晴子」がキャラクターランキング10位にランクインしていました。
日本食ランキング「日本酒が初めてTOP5にランクイン」
日本食ランキングでは、意外なことに日本酒が今年初めてランクイン、首位を飾りました。今年は人気の日本酒「獺祭」の価格高騰も話題になりましたが、中国でも日本酒の人気が高まっているようです。
芸能人ランキング「卓球の平野選手が6位にランクイン」
毎年、日本での人気とは少し違うユニークな結果が見られるのが、芸能人ランキング。今年はAKB48からの卒業を発表し話題になった、「小島陽菜」さんが1位を飾ったほか、惜しくもTOP5外ではありましたが、卓球選手の「平野美宇」さんが6位にランクインする結果となりました。
バイドゥではこれからも「日本と中国の架け橋」として、様々なコンテンツをご提供してまいります。
バイドゥ株式会社について
世界の検索市場において第2位のシェアを有しており、米国NASDAQへ上場しているBaidu, Inc.(百度)(本社:中国北京市、会長兼CEO:Robin Li)の日本法人です。2006年12月に設立以降、法人企業さまの中国でのマーケティング活動支援、インバウンド、越境EC対策などをサポートすべく、中国語圏向けのリスティング広告、アドネットワーク広告などのインターネット広告商品を提供するほか、累計2900万ダウンロード(2017年11月時点)を誇る日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」(2011年12月よりAndroid版、2014年9月にiOS版を提供)を提供しています。また、2015年5月より、Webメディア様向けレコメンドエンジンやインターネット広告、スマートフォン広告を提供するpopIn株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:程涛)がグループに加わっています。
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