最新中国SNS事情!「2018WeChatレポート」を徹底解説 | 10億超のユーザー抱える巨大SNSのトレンド・年代別データ・新機能「小微」など

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2019年1月9日に「2018年WeChatデータレポート」が発表されました。これは2017年10月から2018年9月までのWeChatユーザーの動向をまとめたレポートです。

WeChatは2011年1月にテンセントが提供開始したメッセージングアプリです。今月でまる8年が経過したということになります。現在のアプリはiOS、Androidともに「バージョン7」が最新となっています。アップデートに伴い、様々な機能の追加やUIの変更が行われてきました。

WeChat最新版で変わった点は!?

【最新版】2018年 WeChatアップデートまとめ:3大アプデでなにが変わった?年末のバージョン7のローンチでデザインも一新!

クロスシー編集部です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新年一回目の更新は、中国で知らない人はいない「WeChat」の2018年末最新アップデートをメインに、昨年中のアップデートをまとめます。目次WeChatとは? 2018年末の最新、大幅なデザインアップデート2018年末の「バージョン7」へのアップデート3点1. 「時刻視頻」…WeChat版「ストーリー」2. 「好看」3. ユーザーのトップページに「通話」ボタンが新設そのほかの2018年のアップデートまとめ 〜2019年も生活必需品...

今回は、このWeChatが発表した最新の中国トレンドとデータについて紹介します。

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月間アクティブユーザーは10億超をキープ、55歳以上は6,300万人。利用シーンは公共交通機関や医療機関、高速道路にも

▲2018年WeChatレポートの冒頭部分
▲2018年WeChatレポートの冒頭部分


今回発表されたユーザーの基本情報は以下の通りです。

  • 月間アクティブユーザーは10億超をキープ
  • そのうち6,300万人が55歳以上(6.3%)
  • 一日あたりのメッセージ送信は450億件
  • 一日あたりの通話は4億1,000万件
  • 友人の登録件数は3年前と比較し一人当たり110%増

友人の登録件数の増加は、WeChatを通じたコミュニケーションが9年目の今もなお主流であり拡大し続けていることを示しているといえるでしょう。また55歳以上のユーザーも存在しますが、ユーザーは中年層(アラフィフ)以下がほとんどを占めるということがわかります。

また、利用シーンの広がりを示すようなデータもあります。(数字はすべて昨年比)

  • 公共交通機関の利用でWeChatを使うユーザーは4.7倍
  • 高速料金の支払いは6.3倍
  • WeChatを利用した物品の購入は1.5倍
  • 飲食店での利用は1.5倍
  • 医療費の利用は2.9倍
▲2018年WeChatレポートの一部。スマートライフにおいて欠かせない存在であることがうかがえる。
▲2018年WeChatレポートの一部。スマートライフにおいて欠かせない存在であることがうかがえる。

年代別の分析は?「冷たい飲み物」「スイーツ」が好きな00後、最も公共交通機関を多く利用する層は20代

レポートでは年代別の利用傾向も発表されました。

2000年代生まれを指す「00後」は、現在19歳以下。最も睡眠時間が短く、22時~0時30分にアクティブとなるユーザーが多いのが特徴です。また、冷たい飲み物やスイーツを購入するユーザーが増えているそうです。

90年代生まれ(20~28歳)の「90後」は公共交通機関を利用するユーザーが最も多い層との分析が出ています。90後のユーザーは3年前にはゴシップ記事をよく閲覧していましたが、現在は生活や感情に関わるトピックへの関心が高くなっています。

その上の年代「80後」は年齢は30代で、文章のチェックに熱心で、この3年間、関心領域には大きな変化はなく、政治動向に注目していることが分かっています。また40代の「70後」は暇つぶしによく朋友圏(モーメンツ)を見ており、23:30頃就寝する傾向があるそうです。

55歳以上では、3年前は啓蒙的な内容を好んで閲覧していましたが、2018年では健康維持・増進への関心が高いという結果が出ています。

ミニプログラム、ミニゲームを引き続き育成、音声アシスタント機能「小微」もスタート

ところで、このレポートが発表されたのは「2019WeChat公開授業PRO」という中国広州で行われたイベントでした。このイベントはWeChatグループにとって、社外のパートナーと一同に会する重要なイベントと位置付けられています。

その中でも本年焦点となったのは「ミニプログラム」「ミニゲーム」「WeChatPayment」「ビジネスWeChatの4つのカテゴリだそうで、これら4大サービスについての過去一年間の成長実績が公開されました。

この分野については「ハイクオリティミニプログラム計画」「オリジナルミニゲーム育成計画」といった新たな施策も発表され、今年2019年のWeChatの目指す道が示唆されていました。

また2つの新サービスについても発表されました。音声アシスタント機能の「小微」アプリの起動によるスマホへの負荷を低減させる「Hardcoder」です。「小微」はマイクと接続することで利用でき、すでに各種ミニアプリや、オンラインで楽曲を視聴できる『QQ音楽』、音声番組を配信する『ペンギンFM』、その他IoT商品との連携について調整が完了しているそうです。

この続きから読める内容

  • まとめ:2周年を迎えたミニプログラムが引き続きキーワードに
  • 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
  • 【インバウンド情報まとめ 2026年2月後編】訪日中国人数6割減でも「インバウンド全体としては好調」、観光庁 / 1月の訪日外客数359.8万人、韓国が史上初の110万人超え ほか
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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