観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化
観光庁は、インバウンドの受け入れ環境の向上に向けて、インバウンドニーズの高い公共交通機関の交通結節点、ならびにホームページにおける多言語表記の現状について、外国人目線から見た「全国一斉調査」を実施することを発表しました。
多言語表記をより一層改善して分かりやすく
交通結節点調査は、インバウンドの利用が多いと思われる全国80ルートが対象です。
例えば、JR池袋駅~東武池袋駅、JR札幌駅~札幌駅前バスターミナル、那覇空港~ゆいレール那覇空港駅など、全国の主要交通ターミナルにおいて、複数の交通機関を乗り継ぎするためのルートを移動しながら、情報の連続性や情報量、誤訳や表記の揺らぎについて調査します。
一方、ホームページ調査は、全国の鉄道、バス事業者85社が対象。時刻・経路、運行情報、予約サイト等、インバウンドが交通機関の利用にあたって閲覧する主なページについて、誤植や表現について調査する予定です。
昨年10月17日、国際観光振興法の規定が一部改正されました。これを受け、観光庁では新たに「公共交通機関における外国人観光旅客利便増進措置ガイドライン」を定め、公共交通事業者に向けて、多言語対応の更なる充実を促進していくこととしています。
なお、観光庁では、「全国一斉調査」の結果の概要については、後日、観光庁ホームページにて公表する予定です。
(画像は観光庁のホームページより)
インバウンド受け入れ環境整備を資料で詳しくみてみる
▼外部リンク
観光庁 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001274642.pdf
【8/21開催】インバウンドプロモーション最新版!人流データを活用した旅ナカ集客
本セミナーでは、株式会社unerryと株式会社movが共催し、「インバウンドの旅ナカ行動」に焦点を当て、訪日外国人が“日本のどこを回遊し、どのように消費しているのか”を解説いたします。
日本各地でインバウンドが戻りつつある中、「観光客は来ているが、地域内で回遊されていない」「店舗・施設への来訪に繋がっていない」といった課題も多く見られます。
そこで本セミナーでは、
- インバウンドの最新動向
- 日本におけるインバウンドの回遊・来店行動
の観点で、インバウンドの消費行動の“実像”を明らかにします。
<セミナーのポイント>
- インバウンド市場の最新動向がわかる!
- インバウンドの“旅ナカの動き”が学べる!
-
インバウンドの動きに合わせた広告配信と来店促進の手法が学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【8/21開催】インバウンドプロモーション最新版!人流データを活用した旅ナカ集客
【インバウンド情報まとめ 2025年7月後編】「万博に来た訪日客」の国別ランキングを発表!ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「万博に来た訪日客」の国別ランキングを発表! / JNTO、韓国・サウジ・ブラジルで訪日プロモーション強化 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!