2019年インバウンド対策「関心度ランキング」発表!「インフルエンサー」人気に陰り!?業界最大級メディアだからわかる「今求められる対策」を分析!

公開日:2019年12月26日

インバウンドの節目となる2020年を目前とした2019年が残り僅かとなりました。

インバウンド業界においては東京オリンピックの「前哨戦」ともいわれたラグビーW杯が大成功に終わり、来年に向けてはずみがついたことかと思います。振り返れば2019年は、大イベントに向けて、一気に訪日外国人受け入れ環境の整備に向けた動きやプロモーションがが顕著となった年でした。

そこで訪日ラボでは、2019年末を迎えるにあたり、訪日ラボのデータページや、姉妹サイト「訪日コム」のサービスページをテキストマイニングし、PVやダウンロード数を考慮し関心度を算出しました。

この結果をランキング形式でお届けします。


2019年インバウンド対策関心度ランキング:1位は「メディア活用」に

訪日ラボのデータページや訪日コムのサービスページを対象に分析した結果、インバウンド対策関心度ランキングのTOP50は以下のような結果になりました。


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2019年はプロモーションが課題だった?

インバウンド対策関心度ランキングにおいて1位を獲得したのは「メディア活用」です。関心度において2位以下を大きく引き離しました。

4位には「インフルエンサー」もランクインしています。プロモーションが重要視された1年だったと言えそうです。

W杯効果で欧米豪に熱視線

プロモーションのターゲット国としてはそれぞれ2位、3位にランクインした中国、台湾が多かったと予想されます。インバウンドにおいて東アジアは重要市場であり、その認識も広く共有されています。

合わせて、2019年はラグビーワールドカップが日本で開催されたため、オーストラリアが5位、アメリカ、イギリス、カナダが7位から9位を占めているなど、欧米豪の人気も高まった一年でした。

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2019年インバウンド対策関心度ランキング TOP10のトレンド推移

2019年インバウンド対策関心度ランキングにランクインした上位10位のキーワードの、四半期ごとのトレンド推移は以下のようになりました。

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データ・資料版のトレンド推移の結果からは、第4四半期から「中国」「台湾」で注目が高まったことが分かります。年初の「春節」を意識したものかもしれません。

インフルエンサー」は、トレンド推移の分析結果では第2四半期からダウントレンドになっていますが、年間を通して見ると第4位です。来年も引き続き定番のインバウンド対策手法としての地位を維持しそうです。

また、ラグビーワールドカップが本年9月に開催されたことを受け、第3四半期には欧米豪市場に関するキーワードに注目が集まります。ワールドカップを終えた第4四半期には需要が減少していますが、2020年に東京オリンピックを控えた現在、集客のフックはまだまだ豊富にあると言えるのではないでしょうか。

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訪日中国の新たな市場動向&「体験」重視のインバウンド市場を攻略するには

2019年のインバウンド対策としては、各国のメディアやインフルエンサーを起用するプロモーションが特に注目されました。単なる購買に終わらない、様々な感覚を刺激する「体験」の価値の訴求には、高い密度で情報を届けるインフルエンサーとの相性が良いという側面もあるでしょう。

というのも、今年一年間を通じて、インバウンド業界で最も注目を集める中国をはじめとして、今や訪日外国人は地方に足を伸ばし始めています。また、訪日外国人全体の動向として「コト消費」が人気となっており、インバウンド業界においても物品の販売から体験の提供へと、主流がシフトしているためです。

ターゲット層とのコミュニケーションチャネルとなるメディアやインフルエンサーを上手く活用することが、今後のインバウンド市場の盛り上がりを左右するのではないでしょうか。

【中国】日本の地方に「洗肺(シーフェイ)」しにくる中国人急増

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<集計方法>

インバウンド業界最大級の専門ニュースサイト「訪日ラボ」とインバウンド対策サービス比較サイト「訪日コム」において、2019年に公開した全記事、コンテンツ、サービスページ、レポートに対してテキストマイニングを実施し、頻出キーワードについてPV(閲覧数)やダウンロード数を考慮した独自の流行指数を算出しました。訪日ラボのニュース記事から得られたテキストは「流行語大賞」、訪日ラボのデータページや訪日コムのサービスページから得られたテキストは「関心度ランキング」として、それぞれ集計しています。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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