インバウンドにとって岡山人気はいまひとつ
株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)は、12月17日、岡山訪問経験者や、岡山訪問希望者についての回答結果をまとめた「2019岡山のインバウンド観光動向~DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(2019年版)結果等から~」を発表しました。
調査結果によれば、2018年の岡山県における外国人延べ宿泊者数は、46万9,000人。2017年と比較して47都道府県中23位と、同順位でしたが、宿泊者数の伸び率は下落しました。考えられる要因の一つには、西日本豪雨の影響が挙げられます。

認知度向上への対策が岡山県誘客へのカギ
岡山訪問経験者の年齢層をみると、35歳から44歳のボリュームが多く、国・地域別では、台湾・香港の割合が高いことが判明しました。
また、岡山県におけるインバウンド宿泊客の観光消費額単価は、3万1,849円。日本人による消費額2万9,186円より多いこともわかりました。
一方、インバウンドによる流動データによれば、関西から広島、広島から関西へ訪問する人が多く、岡山を通過してしまうといったことも見受けられ、岡山の認知度については、「知っている」と回答したのは12.7%にとどまっていることが判明。
2020年は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。訪日観戦を希望する人のうち90%以上が地方への訪問意欲を示していることから、関西や広島と連携したプロモーション、地域の魅力発信などの誘客活動が、さらなるインバウンド数増へのカギとなると考えられます。
(画像はイメージです)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
▼外部リンク
DBJ プレスリリース
https://www.dbj.jp/
【12/10開催】【売上4倍事例】地方企業の成長を支える「インバウンド×口コミ」戦略を紹介

沖縄県で複数店舗の焼肉店を展開する「焼肉 もとぶ牧場」。同社は急増するインバウンド需要を的確に捉え、短期間で売上を400%に伸長させました。
その成果を支えたのは、徹底的なマーケティング強化と、口コミを核とした仕組み化・現場改革です。
本セミナーでは「もとぶ牧場」のマーケティング責任者をゲストにお迎えし、沖縄の最新インバウンド動向から、売上4倍を実現させた戦略の全体像まで、余すことなく公開します。
<セミナーのポイント>
- ローカルブランドが短期間で売上4倍にした実例を担当者から聞ける!
- 人手不足でも無理のない「口コミ活用の仕組み化」が学べる!
- 口コミを現場でどう収集し、改善・集客に活かしているのか、その具体的な方法がわかる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【売上4倍事例】地方企業の成長を支える「インバウンド×口コミ」戦略を紹介[無料セミナー]
【インバウンド情報まとめ 2025年11月後編】中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは? ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは?/ 10月の訪日外客数389.6万人、国別1位は韓国 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年11月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










