日本酒専門WebメディアであるSAKETIMESを運営する株式会社Clearと、中国消費者向けに日本の商品を特化して販売している越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラ株式会社が、中国で日本酒専門メディア「清酒指南」を創設します。2021年4月ローンチ予定です。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)中国で日本酒が人気、コロナ禍でも輸出額前年比15%増
国税庁が発表した酒類の輸出金額の推移(2020年)によると、2020年の日本酒の世界全体への輸出金額は約241億円で前年より3.4%増加し、2010年から11年連続で過去最高の輸出金額を記録しました。輸出単価も同じく11年連続で上昇しています。
中国でも日本酒の人気は根強く、57億9,200万円分輸出され、前年度より15.8%増加しました。
この中国での人気を背景に「清酒指南」が立ち上げられました。
清酒指南の基礎となる日本酒の知識として、株式会社Clearが運営するSAKETIMESのコンテンツが利用されます。SAKETIMESは、月間55万人が閲覧する日本酒専門WEBメディアであり、酒蔵の紹介や杜氏・蔵元へのインタビュー、注目銘柄のレビュー、飲食店や酒屋の紹介、酒器やペアリングなどの楽しみ方、専門用語の解説などを行っています。

また、中国での日本酒消費を促すため、インアゴーラ株式会社が運営する越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」が利用されます。
越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」では、日本商品に特化した品揃えが特徴です。中国消費者に日本商品や企業ブランドの魅力を伝えるため、ブランドストーリーを紹介する動画や、商品紹介ページ・使い方の説明動画、特集記事等を制作しています。

清酒指南では、SAKETIMESのコンテンツに追加する形で、インアゴーラ株式会社は、中国消費者が求めている情報を追加します。また、中国独自のSNSに対応できるようコンテンツを記事や画像、動画やライブ配信など多様な形態に最適化します。
清酒指南は、2社が持つ独自のコンテンツにより、中国消費者に日本酒を正しく認知してもらい、日本酒を中国の日常の食卓で楽しんでもらうことを目標としています。
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