観光業や観光事業者は依然として厳しい状況にあり、企業経営や関連する地域と産業を維持、発展させていくためにも、これまで以上の創意工夫が求められています。
アフターコロナの観光には、外国人を含む人材の確保・育成などの課題が残っており、これには今後を見据えた人材の獲得、育成への備えなどが問われます。
同時に、最先端テクノロジーの活用や社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)の急速な発展も起こっており、観光のあり方自体が大きな転換点に立っています。
観光業はウィズ・アフターコロナ時代を生き抜くための術も模索していく必要があるでしょう。
そこで、城西国際大学は、業界の有識者らを迎え、「テクノロジーおよび外国人材の活用」にフォーカスしながら、参加者の皆さん方と共に新しい時代の観光を展望・構想する全16回の機会を提供し、それらの課題について考えていきます。
皆さまの積極的なご参加をお待ちしています。
※本記事は城西国際大学様のPR記事です。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
城西国際大学、新時代の観光に備えた人財育成講座を開講
2019年度に「大学等と連携した観光経営人材育成事業」の連携大学に選定された城西国際大学は、2021年7月から2021年度の観光経営人材育成講座を開講します。
全16回にわたる講座を通して、「テクノロジーおよび外国人材の活用」にフォーカスしながら、新しい時代の観光を展望、構想する機会を提供します。
東京都「大学等と連携した観光経営人材育成事業」とは
「大学等と連携した観光経営人材育成事業」とは、東京都が観光関連事業者の経営力向上のために実施している事業です。
観光産業の活性化につなげることを目的に、経営の視点からサービス提供ができる人材の輩出につなげるなど、大学等と連携して、観光関連事業に従事する者等に向けた新たな教育プログラムの開発等の支援を行っています。
城西国際大学(JIU)は、2019年度東京都が実施する「大学等と連携した観光経営人材育成事業」の連携大学として選定され、本年度はその3年度目(最終年度)を迎えました。
本学大学院国際アドミニストレーション研究科が本講座を担当し、外国人材との連携を見据えた高度観光経営人材の育成等を目的とする教育プログラムの開発を行っています。
講座概要
- 開催方法:Zoomによるオンライン講座(状況により対面)、1講義90分程度(グループワーク除く)
- 対象者:東京都内に在住または在勤している観光関連事業等に従事(予定を含む)している方
※各期8講座のうち5講座以上、または全16講座のうち10講座以上に参加可能な方 - 受講料:無料
- 定員:各期25名程度 (定員に達し次第、受付終了)
- 申込期間:〈前期〉第1講座~第8講座:2021年6月21日(月)~7月2日(金)
〈後期〉第9講座~第16講座:2021年8月1日~9月3日(金)
申込方法
メール(admi-tokyo@jiu.ac.jp)に以下を記載してお送りください。
- [件名:(氏名)講座受講申込]
- [本文: 1.氏名(ふりがな)2.会社・部署名 3.役職 4.住所 5.電話番号 6.受講申込理由 7.講座に期待すること(任意)]
※お預かりした個人情報は、本事業に係わる連絡やご案内のみに使用いたします。
【お問い合わせ先】
城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科
観光経営人材育成講座事務局 担当 admi-tokyo@jiu.ac.jp
講座内容
〔第1講座〕7月9日(金)13:00-14:30【トークセッション】五輪後の観光政策と新時代の展望
世界的イベントである東京五輪後の観光政策の方向性とそれを取り巻く環境、外国人材の活用を展望する。
〔第2講座〕7月17日(土)10:00-11:30
【世界のDMO コロナ禍での取り組み】
コロナ禍における世界各地のDMO(Destination Management/ Marketing Organization)の先進的な取り組みを紹介する。
〔第3講座〕7月17日(土)11:45-13:15
【世界の航空輸送見通しとインバウンド】
インバウンドが再び活発化し、外国人が日本をにぎわすのはいつになるのか。世界の航空業界の動向、政府支援の動向とともに、日本のインバウンドの見通しにつながる話題を提供する
〔第4講座〕7月31日(土) 10:00-11:30
【外国人材活用・中国人観光客の視点】
今後も多くの訪日が見込まれる中国人観光客に対する戦略について留学生の視点から紹介する。
〔第5講座〕7月31日(土) 11:45-13:15
【外国人材育成と日本語】
今後の観光の発展で重要だと考えられる外国人材。定着のための研修成功事例をもとに彼らの「おもてなし」向上を探る。
〔第6/7/8講座〕8月28日(土)10:00‐13:00
【グループワーク】観光経営とデータサイエンス
さまざまなデータ分析のケースやグループワークを通じて今日から使える観光経営データ分析を実践する。
〔第9講座〕9月18日(土) 10:00-11:30
【トークセッション】観光DX
デジタル技術の活用等による新たな観光産業の確立に向けた取り組み、観光関連企業の持続性を高める方策や取組について紹介し、将来を展望する。
〔第10講座〕9月18日(土) 11:45-13:15
【外国人材を活かしたSNS戦略】
外国人の視点を生かしてSNS集客に成功した事例を通して、知名度が低くとも世界にリーチするためのポイントを学ぶ。
〔第11講座〕10月30日(土) 10:00-11:30
【スマートシティの動向と今後のまちづくり】
政府が進めるスマートシティの動向やポストコロナにおける都市計画について、観光まちづくりの視点から理解を深める。
〔第12講座〕10月30日(土) 11:45-13:15
【MaaS】
コロナ禍でさらに進展するDX化。観光で最注目は観光型MaaS。その成果について解説する。
〔第13/14/15講座〕11月23日(火/祝)10:00-13:00
【グループワーク】「観光オムニバスの提案」
アフターコロナにおいて、リアル旅行を後押しするバーチャル観光やリアル旅行がバーチャル観光を後押しする新しい観光のあり方を考察し、観光ビジネスの再生シナリオをグループごとに検討し発表する。
〔第16講座〕12月18日(土)10:00-11:30
【シンポジウム】
ウィズコロナ・アフターコロナの新しい時代の観光業界における外国人材の活用およびテクノロジーの活用等について展望する。
※状況により日程・講義内容・開催方法は変更の可能性があります。
講座内容は、以下のパンフレットからもご確認いただけます。
城西国際大学:観光経営人材育成講座パンフレット(表面)
城西国際大学:観光経営人材育成講座パンフレット(裏面)
お問い合わせ先
城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科観光経営人材育成講座事務局 担当 admi-tokyo@jiu.ac.jp
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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