新型コロナウイルス感染症予防対策により、訪日外国人がホテルで巣ごもり状態にならざるを得ない日々が続いています。
このように来日しても日本を体感できない人に向け、訪日外国人向けに旅マエ・旅ナカの検索、体験を提供するサービスサイトWOW Uを運営するEXest株式会社は「おもてなしオンラインエクスペリエンス」を提供しています。
全国150名以上の通訳案内士が団結し、コロナ禍でも日本全国を楽しめる取り組みとなっています。掲出するコンテンツは300以上を予定し、訪日外国人が滞在期間中にテレビを見るように日本全国のオンライン体験を楽しめる仕掛けを実施しています。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
訪日外国人向けにオンラインで日本の体験を発信
EXest株式会社は、NPO法人通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会(以下「GICCS」)や一般社団法人九州通訳・翻訳者・ガイド協会(以下「K-iTG」)の協力の元「おもてなしオンラインエクスペリエンス」を実施します。
実施期間は東京オリンピック・パラリンピックなど海外の方がより多く日本を訪れる可能性のある7月10日~9月14日にかけて実施されます。
同時に、オンライン体験参加し放題のおもてなしオンラインエクスペリエンスプランも展開されます。
また、メディア関係者・競技団体・ホテル関係者向けに7月7日~9日にかけて限定ツアーを開催する予定です。
以下は過去に実施されたオンラインツアーの様子の動画です。
オンラインツアーの内容
おもてなしオンラインエクスペリエンスでは以下の内容が提供されます。
- Live Tour:ガイドが実際に現地を歩きながら、今の日本を紹介します
- Teaser Trip:ガイドが自らの写真や動画を使い、自宅などから様々な季節の日本を紹介します。使える日本語講座や日本の文化学習講座なども実施予定です。
- In-Person Event:ホテルと連携し、感染症対策を施した上で対面で体験を提供します
それぞれのツアーの実施比率は、以下のようになる見通しです。なお複数回答のため、Live TourとTeaser Tripなども組み合わせて紹介される見通しです。

コンテンツ提供者として全国通訳案内士・地域通訳案内士の約150名程度が想定されており、提供されるコンテンツは300以上になる見通しです。
コンテンツについては、文化、歴史など伝統的なものが多いものの、食やアート、アウトドアなど様々な観点から日本の魅力が伝えられる予定です。

紹介地域については、東京も含めた関東圏に集中しているものの、北海道から沖縄まで全国的に実施する予定です。

使用する言語は、英語が圧倒的に多いものの、スペイン語、中国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、韓国語の8言語に対応しています。

またプロモーション用に2種類のポストカードを用意しています。表面にはそれぞれコンテンツを掲載するwebページへの二次元バーコードが記載されていますが、裏面が異なります。
デザインAでは、日本を感じられる5種類のイラストが印刷されています。

デザインBでは、背景に日本を感じられる模様とWOW をキーワードにしたデザインが印刷されています。

コロナ禍の影響が続く中、訪日外国人に部屋にいながら体験サービスを提供する画期的な試みだと考えられます。
また全国から通訳士の参加があり、オリンピック・パラリンピックが開催される東京だけでなく日本全国において地域の知名度をあげるチャンスだと考えられます。
インバウンド対策にお困りですか?
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訪日ラボに相談してみる
<参照>
プレスリリース:コンテンツ数300以上!?通訳案内士150名が集結!訪日外国人向けにおもてなしオンラインツアーを実施決定!
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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