旅行予約サイト「Booking.com(ブッキングドットコム)」を運営するブッキング・ホールディングスが8月4日、2021年度第2四半期決算を発表しました。
資料によると旅行予約が前年同期比の約8.5倍となりました。米欧で旅行を計画する人が増え、需要が好調であったことが示されました。
ただし、アジアではワクチン接種の遅れから回復が遅れており、2019年の水準を大きく下回っています。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)Booking.com、旅行予約が前年同期比の8.5倍に
ブッキング・ホールディングスが8月4日、第2四半期の決算を公表しました。資料によると、旅行予約は前年同期比の852%となり、大幅な回復を見せました。第2四半期の売上高は約22億ドル(約2,416億9,860万円)で、前年同期比243%増となりました。
新型コロナウイルスのワクチン接種や移動制限の緩和を追い風に、調整後の損益も赤字幅が縮小しました。また欧米の需要が好調だったことを受け、販売宿泊室数は前期比59%増となりました。この結果を受け、CEOであるグレン・フォーゲル氏は今後も事業拡大に注力していく方針を示しました。
一方ブッキングによると、アジアではワクチン接種率が低く感染者数が増加しているため、世界の中で最も回復が遅れている市場となり、2019年の水準を依然大きく下回っています。
また今後の変異株を含む感染拡大状況で、業績が変化することについても触れ、先行きが見通せないことを示しています。
ただし、欧米では旅行意欲が強いことが示されました。アジアでは需要の回復が遅れているものの、日本を含めアジアの各国で徐々に接種が進んできていることもあり、今後の国際観光の回復について期待が持てる結果となったと考えられます。
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ブッキング・ホールディングス:Investor Relations
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