WeChatミニプログラムの開発や、全日空海淘の運営等を行うANAグループの関連企業「株式会社ACD(以下、ACD)」と「ANAあきんど株式会社」は、ACDが運営する中国向け越境ECプラットフォーム「全日空海淘(ハイタオ)」において、愛媛県ブランドページを開設しました。
グレートファイアウォールなど厳しいネット検閲が実施されている中国では、Google、Facebook、LINEなど日本では日常的に使用可能なSNSが使用不可のため、中国独自で発展したSNSの使用が不可欠となります。
株式会社ACDによるとコロナ禍後を見据え、また上記の現状を背景に愛媛県の魅力を発信すべく、12億人のユーザーを抱えるWeChat内にて、中国人に向けた愛媛県観光サイトも開設しています
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
「全日空海淘」の利用を通じて、訪日せずとも愛媛産品を購買出来る機会を提供
WeChat(微信)は全世界で12億人以上のユーザー数、中国だけでも7億人のユーザー数を誇る、世界で最も利用されているメッセージアプリです。200以上の国と地域をカバーし、20以上の言語版がリリースされています。
メッセージや無料通話のやりとり、写真や動画の共有、グループチャットなどもできるアプリとして中国人の日常に欠かせないアプリとなっています。
ACDとANAあきんど株式会社はこの度、愛媛県の情報発信、産品の販路拡大に向けた第一弾の取り組みとして2つの事業を実施しています。
- WeChat上に愛媛県の公式ミニプログラム「日本 爱媛的魅力」を作成し、県の魅力や情報を発信することにより、コロナ禍収束後の観光誘客を促進
- 中国向け越境ECプラットフォーム「全日空海淘(ハイタオ)」において、中国消費者に向けた愛媛県の産品掲載・販売

ACDはコロナ禍で訪日中国人旅行客による観光消費が伸び悩む中ではあるものの、中国人向け越境ECサイト「全日空海淘」で、訪日をせずとも愛媛県の名産品を購買出来る機会を提供していくとしています。
また今年の7月8日には、愛媛県内の事業者向けに越境ECに関わるセミナーが実施されました。
今後は同セミナーで申し込みのあった17社の商品の掲載のほか、参加企業や取扱商品を充実させ愛媛県の魅力発信、地方事業者の販路拡大に努めていくということです。
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<参照>
株式会社 ACD:愛媛県観光サイトをWeChatミニプログラム内に構築しました~“ミニプログラム”を活用したアフターコロナへの取り組み~
ANAあきんど株式会社:愛媛県と中国に向けた情報発信・産品の販路拡大に取り組みます
ANAあきんど株式会社:中国向け越境EC「全日空海淘(ハイタオ)」愛媛県ブランドページオープンのお知らせ
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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