一昨年、昨年に引き続きコロナ禍で迎えた2022年の春節(1月31日~2月6日)ですが、中国政府は昨年に引き続き移動の自粛を呼び掛けています。
春節期間中の北京五輪も、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点より一般客向けのチケットは販売されていません。
このような情勢で迎えた春節ですが、中国の大手IT企業アリババグループは旧正月向けのキャンペーンセールを1月上旬に実施しました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)アリババグループ、春節の新消費トレンドを公開
アリババグループが発表した旧正月商戦の販売データをもとに、2022年の春節における新消費トレンドを紹介していきます。
社会情勢の変化に伴い、春節期間中の過ごし方やECサイトでの売れ筋商品にも変化が生じています。
大掃除の手間を省く「ロボット掃除機」
1990年代生まれの若年層が商戦の主役となりつつある今、家事を楽にする家電としてロボット掃除機の売り上げが急上昇しています。
身体に負担のかかる年末の大掃除ですが、雑巾がけ機能の付いたロボット掃除機などは、家事の負担を大幅に軽減してくれるものとして人気を博しています。
また、人形などの玩具が入っており中身が何か分からない状態で販売されている「カプセルトイ」も、旧正月に必須のアイテムとして人気の商品となっています。
アリババグループによると、10個入りのセットで200~300元(約3,600~5,400円)と手軽な価格のカプセルトイは、開封する際に何が出るかわからないワクワク感で盛り上がりをみせているということです。
ネコの感触の布団
自宅での生活を快適にする道具として寝具も人気です。
今年の春節で若者らの間で人気を博したのはネコ触感の布団です。
旧正月セールにおけるアリババグループのマーケットプレイス「Tモール」のデータによると、ギフト、結婚祝い、父母や子どものための買い換えといった理由で売り上げが伸びたということです。
また、同データによると若年層は厚手の布団を好み、年長者は軽い布団を好むという傾向が明らかになっています。
中国版おせち「テイクアウト式年夜飯」
中国では、旧暦大みそかに家族一同で食卓を囲む際の中国版おせち料理「年夜飯」(ニエンイエファン)があります。
Fliggy(飛猪)によると、新型コロナウイルスの影響を受けていない広州市、上海市、南京市、青島市といった主要都市で大みそかはホテル・レストランに集まろうという人が多く、予約を伸ばしています。
一方、新型コロナウイルスの影響を受けている地域では、大人数での食事を避けるため「テイクアウト式年夜飯」という新たなニーズが生まれています。
また、調理に手間のかからないソースやレトルト製品も人気商品となっています。
アリババ傘下のタオバオ(淘宝)では、1月9日、10日の食品半製品の売上は前年同日比で倍増以上という高成長を遂げています。
Tモールの販売データによると食品半製品は上海市、江蘇省、浙江省で多く購入されていますが、このトレンドは山東省や北京市など他地域にも拡大しつつあるということです。
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<参照>
アリババニュース:ロボット掃除機やレトルトおせちが人気に、データで読み解く中国の旧正月消費トレンド
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