「インバウンド×MEO(ローカルSEO)」対策事例 効果のある集客施策を紹介

ローカルSEO(MEO)とは一般的に「主にGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)を用いて、Googleマップ上の店舗・施設情報を最適化すること」を指す言葉です。

Google Mapsは全世界の67%が利用しており、毎月10億人以上が使っていることから、ローカルSEO(MEO)が集客に効果的であることは間違いないでしょう。

しかし、ローカルSEO(MEO)で訪日外国人を集客する際には、インバウンド向けの設定をしなくてはなりません。

ローカルSEO(MEO)によって訪日外国人を集客するにはどうしたら良いのでしょうか。

ローカルSEO(MEO)とは?

ローカルSEO(MEO)とは、Google Mapsの検索において自社の店舗や施設情報を最適化させることを指します。

それによって検索結果への露出を増やすことを目指し、最終的に来店客の増加、売上の増加を実現する施策として近年注目されています。

インバウンド対策にもローカルSEO(MEO)は有効

「ginza sushi restaurant」の検索結果
▲「ginza sushi restaurant」の検索結果。最上部の目立つ場所に店舗情報が表示されていることがわかる:編集部スクリーンショット

ローカルSEO(MEO)は、国内観光客だけでなく、訪日外国人観光客(インバウンド)にも有効です。

その理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 毎月10億人以上がGoogle Mapsを利用しているから
  • Google Mapsが多言語対応しているから
  • 多くの旅行者が口コミを参考にしているから

ローカルSEO(MEO)に適切に取り組むことで、国内外からの来客を呼び込む効果が期待できます。

毎月10億人以上がGoogle Mapsを利用している

Googleの発表によれば、毎月10億人以上がGoogle Mapsを利用しているということです。

さらに、THE MANIFESTの調査によれば、スマートフォン所有者の67%がGoogle Mapsを利用していることが明らかになっており、全世界で最も利用されているナビゲーションアプリだということもわかります。

二番目に多く利用されているナビゲーションアプリ「Waze」の利用率は12%であり、その差は圧倒的でしょう。

Google Maps上の情報は自動で翻訳される

Google Mapsは、多言語対応も同時にしてくれます。登録された情報を検索ユーザーの設定言語へと自動翻訳してくれるためです。

それによって、日本語で情報を登録していても、英語圏や中国語圏などのさまざまな層に対して自社をアピールできます。

しかし、自動翻訳であるため正確に翻訳されないケースもあることにも注意は必要です。

多くの訪日外国人は口コミ情報を参考にしている

観光庁による2020年の1-3月期の「訪日外国人の消費行動」によると、出発前に役に立った旅行情報源を上位5位は以下の通りです。

  1. SNS(25.3%)
  2. 個人ブログ(24.1%)
  3. 日本在住の親族・知人(19.9%)
  4. 動画サイト、自国の親族・知人(19.1%)
  5. 口コミサイト(15.7%)

5位に口コミサイトが位置付けていますが、それ以外にも一般消費者の意見や口コミに関連する情報源が訪日外国人に重要視されていることがわかります。

口コミ情報が掲載されているGoogle Mapsも大いに参考にされていることがうかがえます。

インバウンド集客のためのローカルSEO(MEO)事例

板前寿司 銀座コリドー店の英語レビュー
▲板前寿司 銀座コリドー店の英語レビュー:Googleより編集部スクリーンショット

ローカルSEO(MEO)でインバウンドを集客するためには、いくつかの施策を講じる必要があります。

ここではローカルSEO(MEO)施策として、以下の3つを紹介します。

  • Google Mapsの情報を充実させる
  • Google Mapsの情報を多言語化させる
  • Google Mapsに多くの口コミを集める

精度高く一つひとつの施策に取り組むことで、インバウンド集客が成功へと近づくでしょう。

Google Mapsの情報を整備する

ローカルSEO(MEO)を進める上では、正しい情報を正しく登録することが欠かせません。

情報が不足していたり、間違った情報(あるいは古い情報)が掲載されていると、ユーザーに誤解を与えてしまうことはもちろん、来店機会を失う可能性もあります。

入れるべき情報は、たとえば以下のようなものです。

  • ビジネス名
  • 所在地
  • 電話番号
  • 営業時間
  • サービス内容
  • 外観等の写真

検索ユーザーがページを閲覧して、知りたかった情報をすべて得られるほど充実させましょう。

Google Mapsの情報を多言語化させる

Google Mapsに登録した情報は、多言語化させましょう。

なぜなら、Google Mapsの自動翻訳では翻訳ミスによる勘違いが発生する可能性があるからです。

場合によっては、店名が自動翻訳されずに日本語のままになってしまい、その地を訪れたいと思ったインバウンドが情報収集できずに諦めてしまうケースもあります。

Google Mapsを多言語化するためには、Googleマイビジネスから言語設定する必要があります。

しっかりと多言語設定しておけば、取りこぼすことなくインバウンドを取り込めるでしょう。

以下の資料でやり方をくわしく紹介しています。

関連記事:知らないと損する「インバウンド×Googleマップ」集客マニュアル

Google Mapsに多くの口コミを集める

Google Mapsで上位に表示されるためには、多くの口コミを集めることも必要です。

口コミがまったくなかったり、低評価なものばかりだったりすると「検索上位に表示すべきものではない」と判断されてしまう可能性があります。

また、インバウンド需要を取り込むためには検索ユーザーの設定言語での口コミがあると良いでしょう。

そのために、店内に英語や中国語などで口コミの投稿を依頼する文章を書いておくのもおすすめです。

さまざまな言語での口コミが集まるほど、その口コミを参考にして多くのインバウンドが集まるでしょう。

外国人に口コミを書いてもらうための、実践的なテクニックについては以下の資料で詳しく説明しています。

関連記事:「外国人に口コミを書いてもらう4つのテクニック」マニュアル

Google Mapsを多言語設定する方法

Google ビジネス プロフィールのトップページ
▲Google ビジネス プロフィールのトップページ:Googleより編集部スクリーンショット

Google Mapsでは、日本語で入力した情報を検索ユーザーの設定言語へと自動翻訳してくれます。

しかし、自動翻訳では正確に訳されていない部分もあり、インバウンドの悩みの種となっています。

Google Mapsを正確に多言語設定するためには、以下の3ステップが必要です。

  1. ビジネスプロフィールから言語を選択する
  2. Google Mapsの情報を多言語化させる
  3. 言語設定を確認する

より多くのインバウンドを集めるために、Google Mapsを多言語設定しましょう。

ビジネスプロフィールから言語を選択する

Google Mapsを多言語化するために、まずはビジネスプロフィールから言語を変更する必要があります。

変更したいビジネスのGoogleアカウントにログインし、自身のビジネスプロフィールを検索しましょう。

検索後、検索バー直下にある「設定」から「言語(Languages)」を選択します。

すると、いくつかの言語が表示された画面へ遷移します。

Google Mapsの情報を多言語化させる

いくつかの言語が表示された画面が現れたら、そこから自分が変更したい言語を選択します。

英語での表記を最適化させたい場合は、「English」を選択しましょう。

その後、「保存」をクリックしてください。

すると、ビジネスプロフィールが英語表記に変更されているので、翻訳が最適化されていない部分を自分で訳しましょう。

すべての表記が外国語に変更されているため、操作する際には注意が必要です。

言語設定を確認する

多言語設定を最適化できたら、入力した内容が検索結果として表示されるか確認してみましょう。

変更が反映されていたら、ここまでの作業が正常に進行している証です。

しかし、このままではデフォルトが外国語表記になっているため、同じ要領で再度日本語設定をしましょう。

デフォルトを日本語に直したら、多言語化設定は終了です。

インバウンド向けのローカルSEO(MEO)を忘れずに

インバウンド向けのローカルSEO(MEO)を行うことで、国内外からの集客が可能になります。

ローカルSEO(MEO)で上位表示されれば、Google検索をした際に通常のWebサイトよりも上位に表示されます。

集客が成功すれば、あとはできるだけ経費を削減しながら、客単価とリピート率を上げていくだけです。

ローカルSEO(MEO)は、基本的に無料で取り組めるものですので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。

関連記事:「本当に観光客が来る」デジタル施策とは何か?専門家による支援事例を紹介

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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