羽田空港は3月12日から、株式会社findが提供するAIを活用した忘れ物検索サービス「落とし物クラウドfind」を国内空港で初めて導入します。
多言語対応のチャット機能により、迅速かつ効率的に忘れ物を探せる環境が整備されます。

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羽田空港、忘れ物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入
日本空港ビルデング株式会社は3月4日、忘れ物検索サービス「落とし物クラウドfind」を3月12日から羽田空港で導入すると発表しました。
増加する忘れ物取り扱い数に対応
羽田空港では毎月6,000件以上の忘れ物の取り扱いがあり、エアポートコンシェルジュが日々対応しています。近年の旅客数増加に伴って、忘れ物の取り扱い数と対応時間も増加しており、特にインバウンド向けの多言語対応も求められています。
そこでスタッフの業務効率化と、利用者により良いサービスを提供するため、株式会社findが提供する忘れ物検索サービス「落とし物クラウドfind」の導入が決定しました。
多言語チャットでインバウンドにも対応
「落とし物クラウドfind」はアプリのインストールが不要で、羽田空港公式WebサイトまたはQRコードからアクセスし、メールアドレスによる簡単な認証のみで、ブラウザ上ですぐにチャットを開始できます。
日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語に対応しており、インバウンド客からの問い合わせにも対応可能となっています。
3月12日からサービス開始の予定で、利用時間は全日9時から21時までとなっています。
本サービスでは、以下のエリアにおける忘れ物が対象となります。
- 第1・第2ターミナル:航空会社ラウンジなど一部エリアを除く
- 第3ターミナル:制限エリア(飛行機に搭乗する客が入場できるエリア)を除く
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<参照>
株式会社find:空港初!羽田空港、「落とし物クラウドfind」 を導入!
日本空港ビルデング株式会社:羽田空港にお忘れ物検索「落とし物クラウドfind」初導入!
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
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