上半期の訪日インドネシア人数は38万人、4-6月期消費額は前年同期比40.3%増:インドネシア市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】

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日本政府観光局JNTO)が2026年7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日インドネシア人数は5万2,700人でした。

また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日インドネシア人旅行消費額は422億円となっています。

本記事では、上半期のインドネシア市場のインバウンド動向について解説します。

訪日インドネシア人客数最新データ:6月は5.3万人

日本政府観光局JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日インドネシア人数は5万2,700人で、前年同月(5万1,462人)から2.4%増加しました。

▲訪日インドネシア人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日インドネシア人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

2026年の上半期(1~6月)の累計は37万9,700人となり、2025年上半期の33万5,977人から13.0%増加しました。

すべての月で前年を上回る推移となり、特に3月はレバラン(イスラム教の断食明け休暇)やスクールホリデーの影響から、前年同月比36.6%の8万2,792人と、単月過去最高を記録しています。

東南アジアで随一のイスラム教徒の多さを誇るインドネシアですが、日本は2026年のマスターカードによる調査で、ムスリムフレンドリーな旅行先ランキングの7位にランクインしています。食事や礼拝などに関するムスリム対応の広がりも、訪日客の増加に寄与していると考えられます。

なお、インドネシア人の訪日ピークは12月ですが、2026年は上半期の時点で2025年を上回る推移を見せました。このまま訪日需要が高い状況が続けば、過去最高を記録した2025年の訪日インドネシア人数(64万577人)をさらに上回ると予想されます。

関連記事:ムスリムフレンドリーな旅行先、日本は7位に 前年14位から浮上

▲訪日インドネシア人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日インドネシア人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

訪日インドネシア人消費額最新データ:4-6月期422億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。

2026年4-6月期の訪日インドネシア人旅行消費額は422億円(前年同期比40.3%増)となり、2025年4-6月期の301億円から大幅に増加しました。

訪日客数よりも伸び幅が大きく、消費意欲の高い層の訪日が増えている様子がうかがえます。

▲訪日インドネシア人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日インドネシア人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額は24万6,298円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の訪日インドネシア人の1人当たり消費額(全目的)は、24万6,298円(前年同期比34.4%増)でした。全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると1,841円高くなっています。

平均泊数を見てみると、4-6月期の訪日インドネシア人は15.8泊(同5.4泊増)となっており、泊数の伸びに応じて消費額も増えていることがわかります。

1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で10万6,631円でした。次いで買物代が6万448円、飲食費が4万4,152円、交通費が2万2,546円、娯楽等サービス費が1万2,521円でした。

▲訪日インドネシア人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日インドネシア人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

5つの費目のうち、4割超と最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、前年から3万7,000円以上増加しました。アジアのなかで、インドシンガポールに次いで3番目に宿泊費の消費額が高い国となっています。

買物代も、2025年4-6月期の4万7,970円から1万2,000円以上増加し、6万円台を突破しています。

また、2025年4-6月期の6,047円から2倍以上に増えた娯楽等サービス費にも注目したいところです。AirAsia MOVEが発表した2026年第1四半期(Q1)の旅行市場動向によると、インドネシアは一人旅が大きく伸長し、食やアクティビティといった体験型コンテンツに多くの金銭を投じる傾向が見られています。

訪日数、消費額ともに堅調な推移を見せる訪日インドネシア市場ですが、費目別で消費の傾向を見てみるとトレンド把握の解像度が高まります。下半期もこうした変化に目を向けてみると良いでしょう。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計

観光庁:インバウンド消費動向調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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