龍神自動車、三井住友カード、ジェーシービー、小田原機器、QUADRACの5社は9月4日、龍神自動車が運営するバス路線・熊野本宮線でクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードのタッチ決済による「クレカ乗車」サービスを開始すると発表しました。
同路線は、世界遺産である熊野古道への主要アクセス路線で、これまでは現金またはQRコードが主流決済手段となっていました。今回の対応により、訪日外国人利用者をはじめとする観光客の移動利便性向上を図る狙いです。
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国内外からのさらなる誘客促進・受入環境整備の一環として対応
熊野本宮線は、世界遺産・熊野古道へアクセスするための主要路線として、国内外を問わず多くの人々に利用されています。
実際に、熊野古道エリアを含む和歌山県では近年インバウンド需要が拡大し、2025年の外国人宿泊客数は71万人泊超と過去最高を記録。同県はこの動きをふまえ、2030年までに旅行消費額2,900億円、インバウンド消費額300億円の達成を目指すべく、国内外からの誘客促進や受入環境整備を進めています。
同路線では、現金やQRコード決済による運賃支払いに対応していたものの、観光需要の高まりを背景に、よりスムーズな乗降や利便性向上が求められていました。
こうした背景から、訪日外国人をはじめとする利用者の利便性向上、円滑な乗降による定時運行の確保、現金管理業務の効率化などを目的とし、今回の「クレカ乗車」サービス導入が決定しています。
対象路線は紀伊田辺駅・本宮大社前~発心門王子間で9/19始発から
今回の対象路線は、熊野本宮線(紀伊田辺駅~発心門王子、本宮大社前~発心門王子)で、サービス開始は9月19日の始発からとなっています。
対応する決済ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯の7ブランドで、乗車時・降車時にタッチ決済対応のカードやカードが設定されたスマートフォンなどを専用端末にかざすことで、運賃が支払えます。
なお、同サービスの決済基盤には三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」が活用されており、龍神バスは将来的な全路線導入も視野に入れながら、公共交通のDX化と持続可能な地域交通の実現を目指すとしています。
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<参照>
三井住友カード株式会社:世界遺産「熊野古道」の主要アクセス路線「龍神バス」でクレジットカード等のタッチ決済による「クレカ乗車」サービスを9月19日より開始
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