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ホテルや旅館など一般的な宿泊施設を利用するよりも安価であることや、インターネットの普及、シェアリングエコノミー型サービスの流行などを理由に、世界的で旅行時に「民泊サービス」を活用する観光客が増えています。

2017年2月15日の米フォーチュン誌によると、民泊サービス最大手であるAirbnbは、2020年までに35億ドル(日本円でおよそ3500億円)の年間売上を達成する見込みとのこと。

このように世界的規模で見ても大きなマーケットになっている「民泊市場」。日本でも民泊ビジネスが普及の一途をたどっており、中でもAirbnbを通じて民泊運用を行うケースが多々。一方で、お隣の国、中国ではどのような民泊サービスが人気を集めているのでしょうか?

 

途家(トゥージャー)とは:中国でシェアNo.1の民泊サービス!

途家ロゴ:北京市老龄产业协会より

途家ロゴ:北京市老龄产业协会より

途家(トゥージャー)とは、2011年に設立された中国・北京に本拠地を置く中国人向けバケーションレンタルサイトです。

中国国内335都市、海外(香港・台湾を含む)1,018都市において、民泊登録物件数450,000件を運営しており、中国で最も利用されている民泊サービスです。途家(トゥージャー)の利用者は90%以上が中国人です。

 

中国版Airbnbと呼ばれるものの実際のサービスはHomeAwayに近いもの:手数料はホストから徴収

途家ホームページ:iQra-channelより

途家ホームページ:iQra-channelより

途家(トゥージア)は、一般的に中国版Airbnbと置き換えられることが多いですが、経営システムという観点から見ると、どちらかというとアメリカテキサス州に本社をおくExpedia系列のバケーションレンタルサービスであるHomeAwayに近い民泊サービスとなっています。

例えば、Airbnbでは、民泊の宿泊費手数料をゲストから3%徴収しているのに対し、途家(トゥージア)では、ホストから12%を徴収しています。

また、途家(トゥージア)は、宿泊者数を確保するために政府機関や不動産企業、旅行サイト、空港運営会社などと連携しながら民泊とホテルの両方に注力しています。

現在は店頭予約のほか、アプリ、SNS、電話やオンラインサイトからも利用可能となっており、24時間/365日のカスタマーサービスや部屋の執事サービスも充実しています。

 

近年では日本にも進出中!富裕層の訪日中国人にもアプローチ

途家(トゥージア)は、中国国内での訪日旅行への需要の高まりから、日本進出へも注力しています。

2017年2月より、途家(トゥージア)日本法人のウェブサイトが公開されています。2020年までに日本の民泊物件のリスティング数を5000軒を目標に事業を加速させていき、訪日中国人客向けに民泊を提供できる貸主を募る見通しです。

先ほど、途家(トゥージア)では、ホストから12%を徴収しているとご紹介しましたが、途家(トゥージア)日本法人の民泊サービスの場合、手数料としてホストから3%を徴収し、手数料を抑えることで物件をより確保しやすくします。

2017年2月1日の日本経済新聞によると、

(途家日本法人は、)旅館予約サイト「relux」を運営するロコパートナーズ(東京・港)とも提携した。同社が提携する日本の高級旅館700件の予約を1日から受け付ける。日本のサービスを体験したい富裕層を開拓する。ー日本経済新聞より

とされており、途家(トゥージア)日本法人では富裕層の訪日中国人観光客へもアプローチをかけていくことが把握できます。

 

まとめ:日本でも存在感を増している途家(トゥージア)今後の動向にも注目!

今回は、中国の民泊市場でNo.1のシェアを誇る途家(トゥージア)をご紹介してきました。

中国国内335都市、海外(香港・台湾を含む)1,018都市において、民泊登録物件数450,000件を運営しており、利用者の90%が中国人です。

最近では、途家(トゥージア)は、日本においても存在感が増してきており、最大手Airbnbとともに、「インバウンド数がもっとも多い中国での最大手民泊サービス」として認識していく必要があります。

<参照>

 

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