インバウンドで"体験"を提供する旅行ガイドプラットフォームまとめ:コト消費化×着地型観光=地方誘致

インバウンドで"体験"を提供する旅行ガイドプラットフォームまとめ:コト消費化×着地型観光=地方誘致

訪日外国人観光客にとって、日本は知らないところだらけの場所。旅行時に収集しなければらない観光情報は日本人以上に多いはずですが、いったいどこから知識を得ているのでしょうか。一昔前なら日本を特集したガイドブックなどの紙媒体を利用するのが定番だったかもしれませんが、現在はインターネット上で現地情報が見られるサービスも充実しています。

今回は、近年インバウンドで「コト消費」が進むなか続々と登場してきている、Web上で訪日外国人観光客に日本の観光案内を行う、つまり"体験"を提供するガイドプラットフォームをまとめてご紹介します。

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コト消費とは? 訪日外国人の消費行動がサービスや体験に移行

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Airbnb:現地企画ツアーなどを提供する新サービス「トリップ」



Airbnb:現地企画ツアーなどを提供する新サービス「トリップ」
Airbnb:現地企画ツアーなどを提供する新サービス「トリップ」

Airbnb(エアビーアンドビー)といえば、世界的に利用されている民泊仲介サイトとして有名。ですが、平成28年(2016年)11月17日、現地のツアーを調べたり、話題のスポットを検索したりできる新サービス「トリップ(Trips)」を発表しました。

Airbnbは民泊のメリットとして「現地の人とコミュニケーションができる」「普通の旅行よりもディープな体験ができる」「自分の趣味に合った宿泊施設が利用できる」などを掲げており、同社が目指しているのは民泊の利用者増大ではなく、それを通じてより充実した旅行体験を味わってもらうことにあるのだそうです。「トリップ」は民泊とあまり関係がないサービスにもかかわらず、「同社の8年間の歴史で最も重要な展開」と位置づけられていたのはこのような理由からでしょう。

「トリップ」には「体験(Experiences)」「スポット(Places)」「ホーム(Homes)」という3つの主要機能があり、それぞれ以下のような使い方が可能です。

  • 体験:旅行先の人々が企画するアクティビティ、ツアー参加。たとえば、侍の剣術ワークショップ(東京)、クラシックカー体験(マリブ)など
  • スポット:ホストのおすすめスポット検索。現地の情報通、地元文化に精通した人による「ツウのリコメンド(Insider Guidebooks)」も
  • ホーム:「体験」ともに予約できる宿泊施設の紹介

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Airbnbに新サービス「トリップ(Trips)」登場! おすすめスポット検索やお店の予約がアプリ内で完結

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アジア各地で企画されたツアーを提供する「Voyagin」



アジア各地で企画されたツアーを提供する「Voyagin」
アジア各地で企画されたツアーを提供する「Voyagin」

「Voyagin(ボヤジン)」は、東京都渋谷区に本社を構えるVoyagin社が運営している、現地の人が企画したツアーに参加できるサービス。「インドでスラム街出身の人にスラム街を案内してもらうツアー」「日本で元寿司職人から寿司作りを習うツアー」といった、一風変わった企画が利用できるのが特徴です。

同社はこのサービスを「旅行体験のフリーマーケット」と表現。現地の人が自らツアーを企画・提供でき、同社の側ではクオリティー維持のための審査や現地調査などを行っています。

対象となっているエリアは日本、ベトナム、台湾、インド、香港といったアジア各国。2015年に楽天が株式の過半数を取得しており、現在は同グループ傘下として事業を展開しています。

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一般人でもインバウンド旅行エージェントになれる!楽天が買収したインバウンド業界注目のアクティビティー予約サイト「Voyagin」とは?

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海外現地スタッフとの絆を日本文化の共有で深める「Voyagin」の訪日チームビルディング研修とは

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訪日外国人観光客と国際交流したい日本人をマッチングする「TOMODACHI GUIDE」



訪日外国人観光客と国際交流したい日本人をマッチングする「TOMODACHI GUIDE」
訪日外国人観光客と国際交流したい日本人をマッチングする「TOMODACHI GUIDE」

2015年に神奈川県鎌倉市で設立されたHuber.社(ハバー)は、訪日外国人観光客とその案内をする日本人のマッチングサービス「TOMODACHI GUIDE」の運営を行っています。外国人側には言葉の壁、情報不足といった悩みの解消、日本人側にとっては報酬を受け取りながら国際交流できるというメリットがあり、同社はマッチング時の手数料を受け取る形になっています。

「TOMODACHI」という表現からも読み取れる通り、ただの日本旅行ではなく、人と人との交流体験を楽しんでもらおうというコンセプト。ガイドを担当するのは主に英語を学びたい日本人大学生で、2人組で活動する「ペアガイド」という仕組みを採用しています。これは経験や知識の違う人材を用意して、会話を途切れされないようにする工夫なのだそうです。

 

都市圏付近で、地方ならではのアクティビティが体験できる「TABICA」



都市圏付近で、地方ならではのアクティビティが体験できる「TABICA」
都市圏付近で、地方ならではのアクティビティが体験できる「TABICA」

東京都千代田区の企業・ガイアックスは、地元ホストと一緒に陶芸、DIY、農業などの体験が楽しめるサービス「TABICA(たびか)」を提供。その土地ならではの体験ができる旅行プランの提供、予約受付などを行っています。

旅行企画はアクセスに配慮し、「都会から1時間ほど」「最寄りの公共交通機関から徒歩15分圏内」で実施されています。また、利用料金は3,000円前後とリーズナブルな設定になっています。訪日外国人観光客だけでなく、日本人による利用も多いようです。

 

まとめ:着地型観光のガイドプラットフォームが続々登場!

インバウンドビジネスの活性化に合わせ、近年、訪日外国人観光客向けのガイドプラットフォームがいくつも登場しています。今回ご紹介したのは、Airbnb以外はいずれも日本発信のサービス。

現地の人が主役になる着地型観光がメインである点は共通していますが、広い地域で展開していたり、人と人との交流体験を重んじていたりと特徴はさまざまです。

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着地型観光とは? 最近インバウンドでも話題 地方誘致の促進なるか

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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