翻訳業界に激震「翻訳者登録制度」とは/機械翻訳・人力翻訳どちらを選ぶか検討が必要?

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

2017年4月から、翻訳業界に 「翻訳者登録制度」 が導入されました。翻訳者を評価登録する新たな制度で、翻訳の質を担保できる・信頼性が増すといったことで翻訳者・依頼者双方にメリットのある制度です。

インバウンド需要が増加するにつれ、翻訳者による正確な翻訳への需要も増大しています。一方、機械翻訳も徐々にその精度を上げてきており、インバウンド担当者は自社・自店の規模に応じて適切な選択をする必要があると言えるでしょう。

この記事では、翻訳者登録制度の内容、インバウンド業界への影響について詳しく解説していきます。

インバウンド対策の第一歩 多言語対応の資料を無料でダウンロードする

「翻訳・多言語化」の資料を無料でダウンロードする

「多言語サイト制作」の資料を無料でダウンロードする

「多言語化表示サービス」の資料を無料でダウンロードする

「テレビ電話型通訳サービス」の資料を無料でダウンロードする

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

「翻訳者登録制度」とは:国際規格ISO17100に基づき翻訳者を評価登録する制度

「翻訳者登録制度」とは、翻訳サービスに関する国際規格ISO17100に基づいて翻訳者を評価登録する制度です。

国際規格ISO17100とは、2015年5月に発効された国際標準規格で、翻訳サービスの品質にかかわってくる翻訳プロセスのあらゆる側面に対する要求事項を規定した国際規格です。この規格では、翻訳者に対して翻訳サービスの質を高い基準に保つための要求事項(学歴、職務経験年数、翻訳技術など)が明確に規定されています。

今回ご紹介している「翻訳者登録制度」自体は、第三者機関である「日本規格協会 翻訳者評価登録センター」が運営しており、国際規格ISO17100をもとに日本国内の翻訳者を評価・登録 します。また、同機関が「翻訳試験検定実施機関」に認定した団体が実施する資格試験に合格することで、翻訳者は「翻訳者登録制度」に登録することができます。

日本国内では翻訳者向けに検定試験などがすでに実施されていますが、そもそも「翻訳者登録制度」を立ち上げるメリットは何なのでしょうか?

翻訳業務の質を担保できる点がメリット&翻訳者にとっても第三者から客観的な評価が受けられる

翻訳業界における日本の課題として挙げられるのが、翻訳実務に関する高等教育機関が少ない点と、翻訳業を行うにあたり必要な公的な資格がなかったという点。

翻訳実務を学べる高等教育機関の少なさから、いままで、翻訳者の力量・能力は翻訳会社が独自の基準を設けて評価しているという現状があり、資格に関しても 日本翻訳連盟の「JTFほんやく検定」やサン・フレア・アカデミーによる「翻訳実務検定TQE」、日本翻訳協会による「JTA公認翻訳専門職資格試験」 など翻訳業界でも認められている知名度の高い資格検定試験がありますが、その基準は資格ごとにバラバラ。

こういった背景から生まれたのが「翻訳者登録制度」です。これまでに翻訳者向けに資格試験を実施していた団体を日本規格協会 翻訳者評価登録センターが評価し、「翻訳試験検定実施機関」として認証することで、国際規格ISO17100に基づいた翻訳スキルを身に着けている翻訳者を一括して登録することができます。

翻訳者にとっては、

  • 第三者からの客観的な評価を受けられる
  • 複数の翻訳会社を受けるにあたって何度も試験を受ける必要がなくなる

という2点のメリットがあります。また、「翻訳者登録制度」に認定された翻訳者は、日本規格協会のWebサイト上に公開されます。そのため、仕事を取りにいかずとも翻訳会社の側から声がかかるようになるかもしれません。

翻訳者・翻訳会社の間では翻訳者登録制度に対する反応はさまざまですが、いずれにしろこれからの翻訳業界に影響を与えていくことは間違いないようです。外国語対応という観点において切っても切り離せないインバウンド市場への影響はどのようなものが考えられるのでしょうか?

インバウンド業界でも人力翻訳に対しての需要が増す?!

近年の訪日外国人観光客の急激な増加や2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて外国語対応への需要が高まる中、企業・自治体はWEBサイト(ホームページ)やSNSの投稿、メニューブックや観光パンフレット、POPなどの外国語対応を進めています。

日本語から英語、もしくは英語から日本語へ翻訳を行う方法として、人力翻訳と機械翻訳のいずれかが考えられます。人力翻訳は、人件費がかかるためコストは高くついてしまいますが、人がが翻訳を行うだけあり、機械翻訳に比べて自然な翻訳が可能であることが挙げられます。

この続きから読める内容

  • まるで「ほんやくコンニャク」カメラをかざすだけで翻訳できるグーグル翻訳の「WordLens」ついに日本語対応に!
  • グーグル翻訳が新翻訳方式GNMTの採用で日→英翻訳の精度が劇的に向上
  • 人力翻訳Gengo:高品質&低価格で言語の壁を破る翻訳サービス、FITの増加で高まる需要
  • ミニマル・テクノロジーズ、北海道銀行と業務提携最短5分でWEBサイト多言語化「WOVN.io」が北海道インバウンド対応の課題解決!
  • 翻訳者登録制度の設立を機にインバウンド対応における「翻訳」を考え直そう
このページの続きを読むには会員登録が必要です
\無料・1分で登録完了/

訪日ラボ無料会員
登録すると…

50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題

400時間以上の
セミナー動画が
見放題

200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題

\無料・1分で登録完了/

今すぐ会員登録する
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに