2017年も四国にはインバウンドが殺到?!関空と淡路島の定期船運航再開は四国のインバウンド観光に何をもたらすのか

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訪日外国人観光客の地方訪問が増加しつつある今、全国の自治体・地元の企業などでは、インバウンド誘致を進めています。

地方のインバウンド誘致といえば、訪日ラボでも取り上げているように四国地方が比較的成功している地域として数えられるでしょう。先日報じられた関西国際空港と淡路島を結ぶ定期船の運航開始のニュースは、 そんな四国地方のインバウンド観光にさらなる追い風をもたらす 可能性があります。

2016年 四国インバウンドは過去最高の65万人

訪日外国人観光客に人気の旅行先は、以前であればゴールデンルートに偏っていましたが、最近では 地方にもスポットライトが当たり始めています。観光庁が2017年6月30日にリリースした宿泊旅行統計調査によると、2017年4月に地方部に宿泊した訪日外国人観光客数は、一昨年・去年と比べてそれぞれ 10.2%、17.2%と増えており、地方部を滞在先として選ぶ訪日外国人観光客が着実に増えていることがわかります。そのような状況の中、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資...

台湾人は四国地方に関心が高く、5人に1人が高知県を知っている:四国地方に訪日客を誘致したい場合に知っておくべきデータまとめ[後編]

近年、訪日外国人観光客の地方訪問が増加しています。では、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資銀行では、2016年10月に四国地方に関するインバウンド観光レポート「四国のインバウンド観光動向-DBJ/JTBFアジア・欧米豪訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年度版)結果等から-」を発表。四国地方を訪れる訪日外国人の実態を紹介しています。本資料をもとに、2回に分けて 四国地方におけるインバウンド観光のポイント をご紹介します。今回は後編です。訪日客の地方誘...

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関空と淡路島が10年ぶりに船でつながる!インバウンド増加が背景に

2017年7月7日の日本経済新聞では、旅客船を運航する淡路ジェノバラインが、 関西国際空港と淡路島を結ぶ定期船の運航を2017年7月9日から開始 していると報じています。

今までは、関西国際空港から淡路島を訪れる場合、高速バスで2時間ほどかかっていましたが、今回の定期船の運行開始で、その時間は 1時間 まで縮まります。同区間の定期船の運行は、2007年を最後に運行を休止していましたが、 インバウンド増加を背景に10年ぶりに再開された とのこと。

運賃は、片道で中学生以上の大人1人2800円、小学生1400円。関西国際空港からの始発は、午前6時40分となっており、近年増加している LCC格安航空会社)のフライトが到着する早朝にも対応 しています。

今回の、関西国際空港と淡路島を結ぶ定期船の運行復活は、近隣のインバウンド観光事情にどのような影響をもたらすのでしょうか?

【山形・新庄市】LCCと国内外メディアを活用したインバウンド誘客

LCC利用者の特性を最大限活かしたプロモーション施策を実施[山形県新庄市]山形県新庄市と株式会社さくらんぼテレビジョン(本社:山形県山形市)、株式会社角川アップリンク(本社:沖縄県那覇市)は、平成28年度の「内閣府地方創生加速化交付金」を活用して、「訪日外国人旅行客をターゲットとした地域ブランディングによる観光まちづくり事業」を実施しました。本事業では、団体旅行やツアー旅行に頼らない FIT(Foreign Independent Tour)旅行者の増加に伴い、訪日外国人観光客誘致のための...

ANAインバウンド拡大 LCCのPeach(ピーチ)を子会社化:アジア圏でのインバウンド向け航空事業をさらに拡大へ

平成29年(2017年)2月24日、ANAホールディングスが、LCC(格安航空会社)として知られるPeach Aviation(ピーチ・アビエーション)の株式を取得し、子会社化することが発表されました。インバウンド需要の拡大を見越した動きで、2017年~2020年度にかけてPeach Aviation(ピーチ・アビエーション)のさらなる事業拡大を目指すとしています。訪日外国人観光客の大部分を占めるPeach Aviation(ピーチ・アビエーション)の買収は、観光関連業界にどのような影響を...

インバウンド観光市場にどのような影響が?

訪日外国人の4人1人が関西国際空港から入国した2016年:年々、関空のインバウンド需要は大きくなっている

2015年から2016年の月別インバウンド主要空港の入国者数推移

2015年から2016年の月別インバウンド゙主要空港の入国者数推移

まずは、インバウンド観光における関西国際空港の影響力を確認してみましょう。

以前、訪日ラボでご紹介したように、2016年、 関西国際空港から日本に入国した訪日外国人観光客の数は、609万人 にのぼりました。昨年全体の訪日外国人観光客数が2,400万人であることから、おおよそ 4人に1人が、関西国際空港から、訪日旅行をスタート していることになります。609万人という数は、東京国際空港(羽田)よりもはるかに多い数字です。

2015年との比較でみると、2016年に関西国際空港から日本に入国した訪日外国人観光客の数は 21.54ポイント増 との結果に。もっとも大きな訪日外国人観光客の入国口である成田空港では、同数値は11.52ポイント増となっており、こちらもやはり伸びてはいますが、関西国際空港の方が勢いがあり、 関西国際空港から入国する訪日外国人観光客の数が増加 していることがわかります。

成田1強から変化 インバウンドの玄関口はどこだ!?訪日外国人の入国者数で見る空港・湾港ランキング

インバウンドのおもてなしの玄関口となる空港や湾港。その利用者数は、今まではゴールデンルートの出発点となる成田国際空港の1強でしたが、その勢力図に変化が見え始めています。今回は、訪日外国人観光客が日本のどこから入国しているのかを調査してまとめました。<関連>インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?訪日ラボがまとめた「インバウンドデータレポート」を詳しく見てみる「調査・リサーチ」の資料を無料でダウンロードする「インバウンドデータ」の資料を無料でダ...

これからの訪日外国人観光客は関空→淡路島→四国へ?

今回、関西国際空港から淡路島を結ぶ定期船の運行が再開したことで、関西国際空港から入国した訪日外国人観光客は、 安く、そして電車やバスなど他の交通機関に比べてわかりやすい方法で淡路島を訪れることができる ようになりました。

淡路島は、鳴門海峡を挟んで四国地方へつながっています。神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋)を運行する路線バス等を利用すれば、自動車で30分~1時間で四国訪問も可能になることから、 淡路島を経由して四国入りする訪日外国人観光客も増える 可能性があります。

2016年 四国インバウンドは過去最高の65万人

訪日外国人観光客に人気の旅行先は、以前であればゴールデンルートに偏っていましたが、最近では 地方にもスポットライトが当たり始めています。観光庁が2017年6月30日にリリースした宿泊旅行統計調査によると、2017年4月に地方部に宿泊した訪日外国人観光客数は、一昨年・去年と比べてそれぞれ 10.2%、17.2%と増えており、地方部を滞在先として選ぶ訪日外国人観光客が着実に増えていることがわかります。そのような状況の中、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資...

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訪日外国人の4人に1人が、「渡航費用が高いから」との理由で四国訪問を諦めている

一般的に四国を訪問したい外国人観光客が四国旅行で不安に思うこと 上位5つ

一般的に四国を訪問したい外国人観光客が四国旅行で不安に思うこと 上位5つ

以前、訪日ラボの記事でもご紹介したとおり、2016年に四国地方に宿泊した延べ訪日外国人観光客数は、 過去最高となる649,910人を記録 し、中でも香川県では 前年比70.3%増 と全国トップの増加となりました。

理由としては、お遍路文化を活用した広域観光周遊ルートの整備や、四国八十八景プロジェクトの開始、インバウンド向け鉄道パスの発売、ロケツーリズムによるインバウンド誘致などが挙げられます。

一見、インバウンド観光において好調に見える四国地方ですが、日本政策投資銀行が発表した「四国のインバウンド観光動向-DBJ/JTBFアジア・欧米豪訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年度版)結果等から-」によると、 「四国を知っている」と答えた訪日外国人観光客は全体のわずか13.7% との結果に。

また、同資料によると四国訪問を希望する訪日外国人観光客のうち、 30.7%が「滞在費が高い」、25.8%が「渡航費用が高い」 と回答しており、金銭面で厳しいため四国訪問を躊躇している訪日外国人観光客も一定数存在する結果になりました。

ロケツーリズムとは?

映画やドラマのロケ地を巡る「

観光庁 広域観光周遊ルートにおける具体的な11のモデルコースを新たに策定へ

観光庁では、インバウンドの地方誘客に手助けとなるテーマ・ストーリーを持ったルートの形成を促進するため、具体的なモデルコースを中心に、地域の観光資源を活かした滞在コンテンツの充実、ターゲット市場へのプロモーション等、インバウンドのの周遊促進の取組などを「広域観光周遊ルート形成促進事業」として支援しています。そんな中、このほど観光庁は「広域観光周遊ルート」として、11のモデルコースを新たに公表しました。実際にどのようなコースがあるのか見てみましょう。目次広域観光周遊ルートその1:「アジアの宝 ...

安価で使いやすい交通手段の登場で訪日外国人は関空→淡路島→四国へ?!

関西国際空港と淡路間の定期船の運行により訪日外国人観光客は、 高価なフライトや高速バスなどを予約しないでも四国地方を訪れることができる ようになります。淡路島と四国を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋)を経由したバスも定期的に運行されているため、淡路島・徳島間をバスでより安く、そして手軽に移動できるようになりました。

また、最近では、自転車での移動ができない 四国―淡路島間で、サイクリストに対応するバス便を運行するための検討 が始まっており、これが実現すれば総額で7,500億円がかかっていると言われる 瀬戸内しまなみ海道」のような世界的な人気を集める四国・淡路間のサイクリングコースの誕生 も夢ではないかもしれません。

広域観光周遊ルート「せとうち・海の道」の特徴:サイクリングが楽しめる珍しいモデルコースを設定

訪日外国人観光客による周遊旅行の拡大を目的に、テーマ、ストーリー性を持った形で観光ルートをまとめ、海外へ積極的な発信を行う「広域観光周遊ルート形成促進事業」。日本各地で、それぞれの地域の魅力を活かした個性的なモデルコースが設定されており、想定されるターゲット層、ニーズまで掲げられています。今回はゴールデンルートの延長線上に位置し、サイクリングによる旅行が楽しめる瀬戸内の広域観光周遊ルート「せとうち・海の道」を見ていきましょう。 目次せとうち・海の道モデルコース:サイクリングを前面に打ち出し...

スポーツ文化ツーリズムアワード2016大賞受賞

インバウンド振興の成功例として、よく例に挙げられる「瀬戸内しまなみ海道(もしくは、しまなみ海道)」をご存知でしょうか。これは愛称として付けられた名前で、正式には「西瀬戸自動車道」といいます。瀬戸内しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を海をまたいでつなぐルートで、近年は美しい風景が楽しめるサイクリングコースとして有名。2014年にはCNNが「 世界で最もすばらしい7大サイクリングコース 」のひとつに選定しています。瀬戸内しまなみ海道はインバウンド市場で、なぜここまでの人気を獲得している...

まとめ:訪問希望者の不安解消で2017年も四国には訪日外国人が殺到する?

今回、関西国際空港から淡路島を結ぶ定期船の運航が再開され、関西国際空港から淡路島をわずか1時間で移動できるようになりました。

四国を訪問したい訪日外国人観光客4人に1人が、「渡航費が高いから」との理由で四国訪問をあきらめている状況の中、「船」という比較的安価な交通手段が登場したことで神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋)を通じて多くの訪日外国人観光客が四国地方を訪れるようになる可能性があります。

インバウンド増加で注目を集める中国地方。2017年もその勢いは続くのでしょうか?これからも注目です。

2016年のインバウンド宿泊は7000万人泊超!伸び率では香川が断トツ1位

昨年2016年のインバウンドの宿泊数は述べ 7,088万人泊 となり、前年比8.0%増となりました。観光庁がインバウンドの宿泊について調査を開始した2007年(平成19年)と比較すると約3倍の宿泊者数となっています。それぞれの都道府県別で見てみると 都市部よりも地方の伸び率が非常に高い傾向 にあることがわかります。訪日客の地方誘致に重要なのは、まず「知ってもらうこと」。効果的なインバウンドプロモーションの資料を無料でダウンロードする「インバウンド動画プロモーション」の資料を無料でダウンロー...

【地方誘致】インバウンド宿泊者数 成長率3位の香川県:訪日客に人気沸騰の香川県の3つの取組みとは

訪日外国人観光客数が初めて2,000万人を突破し、2016年はインバウンド業界にとって記念すべき年になりました。矢野経済研究所の調査では、今年2017年の訪日外国人観光客数を2,822万人、来年を3,086万人と予測しており、これからも安定してインバウンド需要は増加していくのではないかと期待されています。このような背景から、地方の自治体は、インバウンド誘致を進めており、それに伴い訪日外国人観光客の地方訪問も年々増加してきています。香川県でもインバウンド誘致に着手。最近では、訪日外国人観光客...

四国地方の広域観光周遊ルートの特徴:お遍路文化などを観光資源に、根強い人気の獲得を目指す

訪日外国人観光客による周遊旅行の拡大を目的に、テーマ、ストーリー性を持った形で観光ルートをまとめ、海外へ積極的な発信を行う「広域観光周遊ルート形成促進事業」。日本各地で、それぞれの地域の魅力を活かした個性的なモデルコースが設定されており、想定されるターゲット層、ニーズまで掲げられています。今回は、独特なお遍路文化を持つ四国地方の広域観光周遊ルート「スピリチュアルな島~四国遍路~」について見ていきましょう。 目次スピリチュアルな島~四国遍路~モデルコース:お遍路に加え、レンタカー、鉄道旅行を...

四国の訪日外国人 No.1 は台湾人 台湾人・香港人向け No.1 訪日観光情報メディア「ラーチーゴー!日本」四国版がオープン!

~「四国ツーリズム創造機構」と提携し、増加する個人旅行ニーズに対応する情報発信を強化~[株式会社ジーリーメディアグループ]台湾・香港向けの訪日観光情報サイトとして No.1 のユニークユーザー数を有する「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」 を運営する株式会社ジーリーメディアグループ(本社:東京都渋谷区 支社:台湾台北市、代表取締役:吉田皓一)は、 四国の観光産業の振興、地域の活性化を目的とした団体「四国ツーリズム創造機構」と提携し、2017 年 3 月 23 日より台...

<参照> - 法務省:出入国管理統計表 - 兵庫県:観光客動態調査 - 日本経済新聞:関空―淡路間の航路再開 10年ぶり、訪日客に的 - CYCLE SPORTS.jp:国と淡路島を結ぶ!サイクリスト対応バス便の運行を検討

訪日ラボ 最新版インバウンド情報まとめ

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【インバウンド情報まとめ 2024年7月前編】「もう一度行きたい国」日本が1位に、その背景は? 他


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この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

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「もう一度行きたい国」日本が1位に、その背景は? / 4月の国別宿泊者数 中国が再び1位に【インバウンドまとめ 2024年7月前編】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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