5万人以上を動員 豪州・シドニーで開催 日本企業も多数参戦する日本好きオーストラリア人のためのイベント「Matsuri-Japan Festival-」とは?【現地レポート】

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日本に興味がある、または日本が好きなオーストラリア人が集まるイベント、Matsuri-Japan Festival-がオーストラリア・シドニーで2017年12月9日に開催されました。

このイベントは日本文化の紹介と日豪両国民の親睦と交流を図る参加型イベントとして、毎年開催されています。2006年に始まったMatsuri-Japan Festival-ですが、年々来場者が増えており、今年は2016年の来場者3万人を大きく上回る、5万5千人を動員しました。

イベントの様子や出店していた企業・自治体についてレポートします。

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日本の全国各地の企業や自治体など46団体が出展 観光や日本文化をPR

Matsuri-Japan Festival-では日本食屋台をはじめ、ビールや日本酒の販売、生け花やお茶などのワークショップ、全国各地からの観光協会、航空会社や宿泊施設など、合計46団体が出展していました。

イベント当日は晴天に恵まれたこともあり、朝から多くの人が来場し賑わいを見せていました。

企業からの出展では各社の認知を広めるブランディング戦略が盛りだくさん

JAL

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJALのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJALのブースの様子

朝から常に行列で、賑わっていたJALブース。世界地図が的となり、大きさの違う的に向けて紙飛行機を飛ばすというゲームに来場者は釘付けです。紙飛行機が入るとエアクラフトなどの景品が当たります。

JALはオーストラリアでの知名度が高く、それもこの長蛇の列に一役買っているようでした。

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJALのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJALのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJALのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJALのブースの様子

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ANA

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのANAのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのANAのブースの様子

ANAのフォトフレームを使った写真を、InstagramかFacebookにハッシュタグをつけて投稿すれば、もれなくエアクラフトが貰えるというプロモーションです。

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのANAのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのANAのブースの様子

日本では知名度の高いANAですが、オーストラリアでの知名度はまだまだのようで、知名度向上の目的で出展しているそうです。というのも、JAL(Japan Airlines)は名前にJapanが入っているため認知されやすいですが、ANA(All Nippon Airways)はNipponとなっているため、Nippon=Japanの認識が薄いようでした。

去年もこのイベントに参加したことがきっかけで、メールマガジンの登録者数が増え、出展での手ごたえを感じている様子でした。

また、今回は料理自慢が腕を競う人気番組「マスターシェフオーストラリア」2010年のチャンピオン、アダム・リアウ氏がシドニー~羽田間の機内食アンバサダーに就任したこともあり、そちらも併せてPRしていました。

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町家レジデンスイン

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での町家レジデンスインのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での町家レジデンスインのブースの様子

京都を中心に大阪、金沢と合わせて約60軒の町家を宿泊施設として展開している町屋レジデンスイン。こちらでもゲームが開催されていました。

お手玉をくじの入った箱へめがけて投げ、お手玉が入ればくじを引けるというゲーム。当たりくじを引いた人は金沢や京都の町家に1泊宿泊できるそうです。

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での町家レジデンスインのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での町家レジデンスインのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での町家レジデンスインのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での町家レジデンスインのブースの様子

ゲームを通じて町家自体に興味を持ってもらい、京都金沢について知ってもらうことが狙いのようです。今年で3回目の出展でしたが、去年はゲームで当たった人が実際に宿泊しに来てくれたそうで、PRの効果が出ていると感じたそうです。

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日本の伝統文化をPRに盛り込んでいた各自治体の出展

伊賀上野観光協会

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での伊賀上野観光協会のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での伊賀上野観光協会のブースの様子

伊賀上野観光協会は、忍者という単語がオーストラリアでも有名なことを活かし、「伊賀忍者」の名前で出展していました。こちらも今年で3回目の出展で、紙の手裏剣体験や伊賀上野の特産品の一つ、組み紐などの販売をしていました。

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シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での伊賀上野観光協会のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での伊賀上野観光協会のブースの様子

昨年話題となったアニメ映画「君の名は。」で組み紐のシーンがあったこともあり、今回の特産品紹介として選ばれたようです。

イベント出展がきっかけとなり、オーストラリアからの問い合わせ数は確実に増えているそうです。リアル忍者にはどこに行けば会えるのかと聞かれたこともあるとのこと。

長野・岐阜でインバウンド需要3倍増見込み!? 映画「君の名は。」が海外でも大躍進

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静岡県観光協会

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での静岡県観光協会のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での静岡県観光協会のブースの様子

現在静岡県からの国際線直行便は中国、韓国、台湾のみですが、チャイナショック等のリスクに備えオーストラリアからの観光客を増やす目的で出展したようです。シドニーと日本の時差は2時間、直行便で10時間以内と、さほど遠くないため誘致に適していると考えられているそう。

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交通機関の案内は、地方に目を向けていない旅行者が立ち寄るきっかけづくりとして、とても重要な点だと思います。分かりやすい交通案内等をパンフレットなどに記載しておくと、旅行客の関心もぐっと近づく印象です。

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香川県観光協会・和歌山県観光連盟

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での香川県観光協会・和歌山県観光連盟のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での香川県観光協会・和歌山県観光連盟のブースの様子

香川県にはアート作品や美術館で有名な直島があるため、オーストラリア人からすると香川県よりも直島の知名度が高いようです。そのため知名度の高い直島を中心としたアートをPRしていましたが、実際にはお寺やお遍路さんなど日本の伝統的な慣習に注目している来場者が多かったようです。

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沖縄観光コンベンションビューロー

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での沖縄観光コンベンションビューローのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での沖縄観光コンベンションビューローのブースの様子

今回で4回目の出展となる沖縄観光コンベンションビューロー。若い方から年配の方まで幅広い来場者が興味を持っていました。東京や大阪など、一度は日本を訪れたことのある人が、次の選択肢として沖縄に興味を持っているようでした。昨年よりも来場者が多いようで、常に賑わっていました。

一般財団法人自治体国際化協会

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での一般財団法人自治体国際化協会のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での一般財団法人自治体国際化協会のブースの様子

一般社団法人自治体国際化協会のブースでは、全国各地の担当者が集まり、日本の紹介と旅のアドバイスをしていました。6年前から出展していて、来場者の好みに合わせて地方へのおすすめルートを作成し、紹介しているそうです。

日本とオーストラリアは季節が反対なので、夏の時期にスキーやスノーボード旅行をお勧めしているとのこと。また、オーストラリアに比べて日本は物価が安めなので旅行に来やすいのでは? と仰っていました。

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インバウンド事業だけでなく、飲食店やお酒販売のコーナーも盛り上がっていました。

CHOYA

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのCHOYAのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのCHOYAのブースの様子

チョーヤ梅酒株式会社では、ノンアルコールのウメソーダ、アルコール入りのチョーヤソーダ、チョーヤウメシュ、チョーヤウメワインが販売されていました。中でも、ウメソーダはお酒が飲めない方でも楽しめるということで人気でした。

白瀧酒造

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での白瀧酒造のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での白瀧酒造のブースの様子

白瀧酒造はお酒のコーナーで特に人気のようで、朝からこのブースを目当てに訪れる来場者もいたようです。sakeの知名度の高さや、樽に見立てた容器から升にお酒を入れて提供する日本の伝統的なスタイルがオーストラリア人の心をくすぐったのかもしれません。

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ほっともっと

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのほっともっとのブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのほっともっとのブースの様子

伊藤園

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での伊藤園のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」での伊藤園のブースの様子

体験コーナーではお祭りの出店や日本の文化を紹介

体験コーナーも人で溢れており、どこのコーナーも順番待ちや見学している来場者で盛り上がっていました。

WATER YOYO FISHING(ヨーヨー)

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのWATER YOYO FISHING(ヨーヨー)のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのWATER YOYO FISHING(ヨーヨー)のブースの様子

TEA CEREMONEY(茶道)

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのTEA CEREMONEY(茶道)のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのTEA CEREMONEY(茶道)のブースの様子

JAPANESE CALLIGRAPHY(習字)

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJAPANESE CALLIGRAPHY(習字)のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのJAPANESE CALLIGRAPHY(習字)のブースの様子

TRADITIONAL HANDCRAFTS(藍染)

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのTRADITIONAL HANDCRAFTS(藍染)のブースの様子

シドニーで開催「Matsuri-Japan Festival-」でのTRADITIONAL HANDCRAFTS(藍染)のブースの様子

その他、会場内ではワンピースなど人気アニメのコスプレをしている来場者も多く、ステージでもコスプレコンテストが開催され、アニメへの関心の高さがうかがえました。

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まとめ:訪日者数が増加しているオーストラリア人へPRする絶好のチャンス

全体を通して、来場者は日本の伝統的なものや文化に興味があるようでした。出展者の方は、日本で行っている新しい取り組みも含めて、来場者にPRしていました。

例えば、静岡県では特産品であるお茶を使い、抹茶を墨汁に見立てた習字体験をしたり、香川県では地元特産食材のレストランを文化財庭園の中にオープンしたりなど、新しいプロモーションを行っているようです。日本人からしても面白いなと思ったので、オーストラリア人の来場者にとっては訪日するきっかけにもなりそうです。

他にも、ディスプレイの仕方や出展者の衣装を伝統的なものにしたり、記念撮影用にフォトフレームや顔のくり抜きフレームを用意したりと、目で楽しめる要素を多くして、企業や地域を深く知ってもらえるようにPRしている出展者が多かった印象です。

以上のことからも、「Matsuri-Japan Festival-」は日本に興味のあるオーストラリア人へアピールし、インバウンド誘致を狙うには絶好の場と言えるでしょう。親日家が多く集まる「Matsuri-Japan Festival-」ではあなたの一声が日本に来てくれるきっかけになるかもしれません。一年に一度しか開かれないこの祭り、出展応募はイベント開催の約3か月前までです。次回のチャンスを見逃さずに是非チェックしてみてください!

「Matsuri-Japan Festival-」イベント情報

イベント名 Matsuri-Japan Festival-
開催国・都市 オーストラリア・シドニー
開催日 2017年12月9日(土)11:00〜19:30
会場 ダーリングハーバー内タンバロングパーク、Tumbalong Park, Darling Harbour, Sydney
主催 Matsuri in Sydney Inc.

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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