【中国版Twitter】Weibo(微博/ウェイボー)最新情報まとめ!SNSとしてのWeChatとの最大の違いはコンテンツのリーチの大きさ、多種多様なコンテンツでユーザー層もますます拡大

【中国版Twitter】Weibo(微博/ウェイボー)最新情報まとめ!SNSとしてのWeChatとの最大の違いはコンテンツのリーチの大きさ、多種多様なコンテンツでユーザー層もますます拡大

こんにちは、クロスシー編集部です。

めまぐるしくかわる中国のSNS、アプリ事情、情報のキャッチアップには一苦労のインバウンド担当者も多いのでは。そんな中、何年も前から中国版Twitterとしてその名を知らしめているWeibo(微博/ウェイボー)についてはご存じの方も多いでしょう。

本編ではSNS大国の中国において長年その地位を保持し続けるWeiboについて、そのユーザーが支持する理由とユーザー属性の最新情報をご紹介します。

参考:新浪微博のデータセンターによる最新のユーザーデータ「2017微博用户发展报告」

そもそも「Weibo」とはSNSカテゴリの一種! 新浪微博とWeChatのユーザー閲覧時の最大の違いは「自由にみられるかどうか」

2018年現在、Weiboといえば「新浪微博」というsina社のサービスを指す言葉となっていますが、もともとWeiboとは中国語での「微博」のピンイン表記であり、この言葉は「マイクロブログ」つまりオープンなプラットフォームに投稿する短文を意味する言葉でした。

Sina社がサービスを開始した時期の2000年代には、テンセントやネットイース、Sohuなどそれぞれのブランド名を冠したマイクロブログ(Weibo)が存在していたのです。ただし、2018年現在はサービスを終了しているか、ほとんど存在感を失っています。

Weiboがオープンな形式のSNSだと言えるのは、たとえばサービスにログインすることなく投稿を見ることができる点です(閲覧できる範囲やコメント機能が使えないといった制限は存在します)。またWeibo内でユーザーが検索を行った場合には、ユーザーによるアカウントのフォローの有無に関係なく検索結果が表示されます(個人アカウントを含む)。

これにより多くのコンテンツで広くリーチが獲得でき、結果として、ある情報に関する閲覧数の多さやシェア他ユーザーのアクションを多く引き起こすことにもつながっています。

一方のWeChatでは、個人のタイムラインの投稿を確認するには、まず友人として連絡先を交換する必要があり、要するにフォローされる側のユーザーの承認が必要です。WeChatでも全く面識のない個人アカウントと交流することは可能ではありますが、主な利用方法とはなっていません。

Weiboの備えるこのようなオープンな性質は、WeChatとの最大の違いです。アカウント数では上を行くWeChatが出現したあとも、Weiboが2018年現在もなお影響力をもって生き残っている理由の一つがここにあります。

Weiboで投稿できるコンテンツは無限大 ~ライブ動画、ショートムービー、ブログ、140字超えもタイムラインに流れる~

Weiboのユーザー数は現在7億で、2017年第3四半期のMAUは3.76億(前年同期比27%増)、うち92%がモバイルです。DAUは1.65億、こちらも前年同期比で25%増と、老舗SNSプラットフォームですがその人気は衰えていません。

変わらず支持されている理由の一つは投稿できるコンテンツ形式の幅広さでしょう。マイクロブログというカテゴリではあるものの、写真をふんだんに盛り込んだ投稿、長文やライブ動画、ショートムービーといったさまざまな形式のコンテンツがWeibo上には投稿されています。

またTwitterでは140字以上のテキストは基本的に投稿できませんが、Weiboでは文字数が多い場合にも投稿ができ、文章の後半がクリックするとひらく形式になっています。

▲このように140字を優に超える投稿も、通常のコンテンツとして扱われる。タイムラインに並ぶ際は右図のように「展開全文」のリンクが発生し、一部が省略される

▲このように140字を優に超える投稿も、通常のコンテンツとして扱われる。タイムラインに並ぶ際は右図のように「展開全文」のリンクが発生し、一部が省略される

▲「文章」には1,000字程度からそれ以上の、日本でいうブログ形式のコンテンツが格納されている

▲「文章」には1,000字程度からそれ以上の、日本でいうブログ形式のコンテンツが格納されている

もちろん投稿には「いいね」「コメント」「リツイート」といったリアクションを加えることができます。

2017年ユーザー層は年代、地域ともに拡大中 若年女性が支持する「ストーリー」機能の登場とフォロワー数トップは1億超のファンを有するシエ・ナー

2017年のsina社による最新発表では、Weiboユーザー属性は男性56.3:女性43.7と男性がやや多め、年代別では30歳以下が80%を超えており、23歳以上が38.6%と最多を占めています。

Weiboユーザー属性 2017年のsina社による最新発表より

Weiboユーザー属性 2017年のsina社による最新発表より

昨年4月には「Weiboストーリー」の機能をローンチしており、9月の時点で4,000万近いユーザーが利用しています。

※WeiboストーリーはInstagramのストーリー同様、一定の時間だけ動画が公開される機能

この形式を活用しているユーザーは認証を経ていない一般アカウントがほとんどで、18-22歳の女性若年層が利用していることがわかっています。アカウントの種類からはWeiboを使い始めて間もないユーザーの関心を集めていることが推測されます。23歳以上が主力で男性がやや多いWeiboにおいて、新たなユーザー層の取り込みに成功しつつあるといえるでしょう。

また同年には、三級都市、四級都市のユーザーが合わせて50%を超えたことも報告されています。北京・上海・広州といった一級都市やそれに続く規模の二級都市といった、地域最大の経済規模の都市だけでなく、地方の中小都市にもWeiboユーザーが広がっていることを意味します。Weiboは中国全土に影響力を拡大しています。

Weiboユーザー属性 2017年のsina社による最新発表より

Weiboユーザー属性 2017年のsina社による最新発表より

ちなみに、2017年末のレポートによればフォロワー数トップは9,686万フォロワーを有する谢娜(シエ・ナー/Nana。歌手、女優)。フォロワー数世界一としてギネス認定されましたが、2018年7月現在そのフォロワー数は1億を超え、その情報伝播の力の大きさには驚きすら抱くほどです。

まとめ ~Weiboはインバウンド需要取り込みにもマストなSNS~

Weiboはユーザーのニーズを満たす新たな機能を次々リリースし、ユーザー層の拡大にも成功しています。今年2018年も、中国の主要SNSとして、中国向けプロモーションやインバウンド需要の取り込みに重要な位置を占めるでしょう。WeChatとの性質の違いを理解したうえで、効率的に活用していきたいところです。

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この記事の筆者

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株式会社クロスシー編集部。中国語圏向けに日本情報の提供をするインターネットメディア運営・レップ事業を展開すると共に、訪日観光客向けのマーケティング・ソリューションを提供しています。日本の観光立国を実現すべく、メインターゲットとなる中華圏への観光情報、サービス、商品について、日中間の情報格差を埋め、観光客にとって最高の日本体験の提供を目指しています。