【山陰DMO】山陰インバウンド機構とは | 500万再生のPR動画・地域電子マネー導入・Airbnbと連携など

【山陰DMO】山陰インバウンド機構とは | 500万再生のPR動画・地域電子マネー導入・Airbnbと連携など

日本でも歴史のある地域として知られる山陰地方。

近年、日本文化を体験するために山陰地方を訪れる外国人観光客が急激に増えてきています。

山陰地方を訪れる外国人観光客が増えている要因の一つとして「山陰インバウンド機構」が行うインバウンド対策の数々があります。海外へ向けてPR動画の作成や、 観光ビジネスプラットフォームの構築など様々なインバウンド対策を行っていて、 PR動画の再生回数が500万回を超えるなど注目を集めています。

そこで今回は、行なっているインバウンド対策について詳しく見ていきます。 


観光客の増加と地方創生を目指す

山陰インバウンド機構が現在行っている対策はどのようなものなのでしょうか。

島根県・鳥取県における山陰の魅力を発信

日本人が大切にしている「縁」は、日本文化を象徴する日本の心ともいえるものです。そんな「縁」にスポットを当て、山陰の魅力を発信しているのが山陰インバウンド機構

山陰は日本で最も古い歴史がある地域ですが、そんな歴史ある山陰を神話や伝説をテーマに「縁の道~山陰~」を企画し、自然、歴史、文化を体験する旅を提案しインバウンド誘致を行っています。

今年最も地方誘致に成功した島根県 ウェブ上での集客方法がすごい!山陰インバウンド機構の効果的なインバウンド向けPR方法から学べる5つのこと

楽天トラベルの「人気上昇都道府県・人気都道府県ランキング」によると 島根県は2016年と比較して135.0%増の訪日外国人観光客の宿泊数を記録 しました。この伸び率は全国でもっとも大きい数値でした。島根県が、2017年の地方誘致において大きな成功を収めたといえる理由の1つが 日本版DMOである山陰インバウンド機構に参加していたこと です。山陰インバウンド機構では観光客向けに 広域観光周遊ルート「縁の道~山陰~」を整備 しており、訪日外国人観光客から大きな人気を博していました。訪日客の地方誘...


PR動画再生回数が500万回を突破!

2017年3月23日に公開を開始した「縁の道~山陰~」の PR動画が再生回数500万回を突破しました。当初の目標では100万回の再生を見込んでいましたが、これは早々に到達。

自然豊かで景勝地が豊富な鳥取県島根県の観光地や、古くから伝わる民俗芸能などを動画で紹介しインバウンド誘致を行っています。 

Airbnbと提携し山陰地方への観光客呼び込みアップを狙う

山陰インバウンド機構は民泊仲介サイト最大手であるAirbnbと定型詩山陰地方への観光客を呼び込めアップを狙います。

日本ユニシスと提携し山陰・観光ビジネスプラットフォームを構築

山陰インバウンド機構と日本ユニシスが提携し、観光ビジネスプラットフォームを構築しました。これは地域経済の活性化を目指し、地域の観光産業のサポートを行うものです。 昨年度は、訪日外国人専用デジタル周遊パス「Visit san'in Tourist Pass」を活用して、 訪日外国人の行動履歴などを分析。 

今年度は地域電子マネーを導入しキャッシュレスサービスを提供します。これによってお店での支払いが簡素化し、スムーズな支払いが行われることで地域消費の活性化が見込まれます。外国人観光客は両替所やATMの場所がわからず、手持ちの日本円を気にしながら観光をすることが多くあります。キャッシュレスサービスが普及すればこのような不安から解消され、結果的に外国人観光客の消費の増加につながります。

農山漁村滞在の推進を世界へ発信

山陰インバウンド機構とAirbnbが提携し、農村や漁村の滞在型民泊を整備するため受け入れのホストの開拓などを行います。

Airbnbが日本版 DMO と提携するのは今回が初めてであり、ともに開拓や支援を行うことで旅行者の受け皿づくりを進めています。

世界各地からの日本への観光ブームはすでに数年が経過しているためリピーターも多く、以前までの主要都市絵の観光だけでなく、日本の魅力をさらに感じることができる地方への観光客も増えてきています。農村や漁村の滞在型民泊の整備をすることで、さらに地方へ外国人観光客を呼び込みたいと考えています。

農泊とは?農家民宿と何が違う?民泊や旅館業法との違い、共通点もわかりやすく解説!

日本ならではの伝統的な生活体験や地元の人々との交流を楽しめる「農泊(農家民泊)」は、ヨーロッパを中心に普及したグリーン・ツーリズムの日本版として、世界各国から注目を集めています。商業化された観光地を巡る大衆向けのマス・ツーリズムや、ペンション、ホテル、農家民泊とは異なり、グリーン・ツーリズムは都市居住者などが農村で休暇を過ごすことで都市と農村との住民同士の交流を深めることができます。農泊(農家民泊)とは?そもそも農泊とは、日本ならではの伝統的な生活体験や地元の人々との交流を楽しめる農山漁村...


通訳案内士の養成研修を実施

山陰インバウンド機構では、通訳案内士の養成研修を実施しています。

中国運輸局と連携

外国人観光客の増加を図ることによって、課題となる「言葉の壁」

そこで山陰インバウンド機構は中国運輸局と連携し、英・中・韓の3言語の山陰駅限定特例通訳案内士の資格をもつ人たちを対象に、フォローアップ研修を実施しています。 通訳案内士を整備することで、訪日外国人がストレスを感じることなくスムーズに観光することができるようになると予想されます。

多言語による交通情報を提供

多言語による交通情報の提供にも力を入れています。

山陰インバウンド機構は「縁の道~山陰~」と名づけられた広域観光周遊ルートを周遊する外国人観光客を対象に多言語による交通情報を提供しています。

虹交通の利便性アップを図るため行われているこちらの対策は、国土交通省中国運輸局と連携し行われています。

多言語対応やAirbnbとの提携でインバウンド需要を取り込む

山陰インバウンド機構では、国内だけでなく国外に向けても積極的な情報発信を行うことで、観光客数アップの土台を作りインバウンド需要の取り込みへと繋げる政策を行っています。多言語対応やAirbnb、中国運輸局と連携することで、外国人観光客が快適に山陰地方を観光できる仕組みを作り、さらなる訪日外国人観光客の増加を図っています。

日本で最も古い歴史を誇る山陰地方は、日本の文化を体験したいと訪れる外国人観光客にとって最適の観光地であると言えるでしょう。そんな山陰地方の魅力を海外の人たちにさらに知ってもらうことで、地域の経済の活性化や地方創生とつながっていくことが期待できます。


<参照>

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!