訪日外国人から人気がある日本のテーマパーク・遊園地ランキング トップ10

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日本の観光施設の中でも訪日外国人観光客に人気なのが、遊園地やテーマパークなどのレジャー施設です。

日本政府観光局JNTO)の発表によると、2019年1月~6月の半年間における訪日外客数は、前年比4.6%増の1,663万人を記録しました。

新型コロナウイルスの感染拡大や東京オリンピック・パラリンピックの延期により、インバウンド市場は冷え込んでいますが、インバウンド需要が回復すればまたもとの賑わいを取り戻すでしょう。

この記事では、2019年に訪日外国人観光客に人気となった遊園地やテーマパークをランキング形式で紹介します。

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日本のテーマパーク・遊園地のおすすめランキング

まずは、日本最大級の宿・ホテル予約サイト「じゃらん」より、国内のテーマパークのおすすめランキングをみてみましょう。

ランキング順位

テーマパーク名 都道府県
1位 東京ディズニーランド 千葉県

2位

東京ディズニーシー 千葉県

3位

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJ

大阪府

4位

ナガシマスパーランド

三重県

5位

横浜・八景島シーパラダイス

神奈川県

6位

四季彩の丘 北海道

7位

ふなばしアンデルセン公園 千葉県

8位

白い恋人パーク 北海道

9位

リニア・鉄道館 愛知県

10位

神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール 兵庫県

ランキング上位は、関東や関西エリアのテーマパークがランクインしています。

  1. 東京ディズニーランド
    東京ディズニーランドは1983年に開園した、日本で初めてのディズニーテーマパークです。冒険や童話、未来など、7つのテーマランドから構成されています。 ディズニー映画の世界を実際に体験できるように立体化されたパークでは、アトラクションやエンターテイメントなどが人気です。
  2. 東京ディズニーシー
    東京ディズニーシーは2001年に開園した、東京湾に面したテーマパークです。海にまつわる物語や伝説をもとに、時代も趣きも異なる、7つのテーマポート(寄港地)から構成されています。 さまざまなアトラクションや華麗なライブエンターテイメントが人気です。
  3. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)
    東京ディズニーシーと同年にオープンしたユニバーサルスタジオジャパンは、ハリーポッターなど、ハリウッド映画をテーマにしたアトラクションは人気があり、他人気のアニメやゲームとのコラボレーションや、ハロウィンやクリスマスなど季節ごとに楽しめるイベントで若者だけでなく、家族みんなで楽しめるテーマパークです。
  4. ナガシマスパーランド
    三重県にあるナガシマスパーランドは1996年に開園し、さまざまなアトラクションをはじめ、夏の風物詩である花火大会や、75000㎡のスケールを誇る世界最大級の海水プールを楽しめます。
  5. 横浜・八景島シーパラダイス
    1993年に開園した横浜・八景島シーパラダイスは、絶叫マシーンなどのアトラクションから水族館まで幅広いジャンルを楽しめるアミューズメントパークです。2004年7月にはイルカの水族館もオープンし、カップルから家族連れまで楽しむことができ人気です。

訪日外国人に人気の日本のテーマパーク・遊園地ランキング

トリップアドバイザーの評価や外国語の口コミ件数などをもとに、訪日ラボで独自に集計し、訪日外国人に人気の国内テーマパークをランキング形式で紹介します。国内ランキングとは若干異なるため、訪日外国人に人気があるポイントをしっかりおさえましょう。

口コミで比較する「ディズニーvs.USJ」訪日中国人にはどっちが人気?

こんにちは。トレンドExpress編集部です。 日本にやって来る中国人観光客。その楽しみはショッピングにグルメ、伝統文化体験などが注目されていますが、若者のターゲットとなっているものに「テーマパーク」があります。 [blogcard url=”https://honichi.com/news/2018/02/20/chinasocialbigdata/”] 今回は日本のテーマパークでどこが中国人観光客をひきつけているのかについてご紹介。クチコミを分析してみると、意外な状況が見えてきま...

1位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)

2001年、アメリカ発のユニバーサルスタジオが日本にオープンし、ジョーズやハリーポッターなどの有名な映画をテーマとしたアトラクションやショー、レストランで構成された人気のテーマパークです。

USJは特に訪日中国人に人気となっています。国土の広い中国では「テーマパーク」へのアクセスが悪い場所も少なくありません。そのため海外旅行先で楽しむ観光目的のひとつとなっています。

2015年度USJの訪日外国人入場者は約140万人:推定153億のインバウンド収益!

日本の遊園地・テーマパークの2大巨頭であるディズニーランドやディズニーシーを束ねる東京ディズニーリゾートとユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)。両者とも訪日外国人観光客に人気のゴールデンルート圏内に所属し、近年外国人来園者数が増加しています。 東京ディズニーリゾートについては、東京ディズニーリゾートが発表する「ゲストプロフィール」から割り出すと、およそ200億超えのインバウンド収益があることを、以前の訪日ラボ記事「東京ディズニーリゾートのインバウンド収益は2016年度で推...

【USJ】訪日外国人の年間入場者数200万人突破!国内外を問わず多くのゲストの支持を得て、継続的な成長を続けています。

[株式会社ユー・エス・ジェイ] ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、冬も本番を迎え、パーク中がクリスマスの感動に包まれる中、本日2017年12月19日(火)午前8時31分頃、2017年の訪日外国人の入場者数が200万人に達しました。 200万人目のゲストは、シンガポールからお越しのオンさんご家族とチャオさんご家族 パークオープンと同時に続々とゲストが入場するなか、入場ゲートの目の前で待ち構えた「ミニオン」、「スヌーピー」や「エルモ」らパークの人気の仲間たちは、200万人目のゲストの...

2位:東京ディズニーランド

東京ディズニーランドは、東京駅から電車でわずか15分ほどと都内からのアクセスも良く、国内外で人気の世界最大級のテーマパークです。

外国人利用者は、東京ディズニーランドは子供連れによる利用が多く、「上海ディズニーよりいい」といった口コミも散見され、満足度も高いといえます。

3位:東京ディズニーシー

東京ディズニーシーはディズニーランドに隣接し、唯一海をテーマにしたディズニーテーマパークです。外国人の口コミでは、「ディズニーシーでしか体験できないテーマが良かった」など、独特の体験ができることが人気のようです。

4位:富士急ハイランド

富士急ハイランドは、1961年に開園した山梨県富士吉田市にある遊園地です。

絶叫系アトラクションが有名で、世界最大級の 大型ジェットコースターなど絶叫マシンが10種以上あります。外国人の反応は、「とても刺激的だった」という口コミが多く見受けられ、絶叫マシンやお化け屋敷を堪能しています。

5位:サンリオピューロランド

サンリオピューロランドは、サンリオのキャラクターが大集合しアトラクションを初め、本格的なショーも楽しめるテーマパークです。

海外でもハローキティ―は人気があり、サンリオピューロランドには子供と一緒に訪れる外国人がほとんどとなっています。サンリオをテーマにした食べ物やおみやげグッズが豊富にあり、「子供がとても喜んでいる」といった声が多く挙げられています。

6位:江戸ワンダーランド 日光江戸村

江戸ワンダーランド 日光江戸村は1986年に造られた、江戸時代を体験出来る施設です。

495,000平方メートルの庭園では、様々な体験ができます。子供には、忍者や新選組などになりきれる江戸時代の職業体験が特に人気です。口コミでは、「日本の江戸文化を体験でき新鮮だ」といった声が多く、文化体験に価値を感じている外国人が多いようです。

7位:メガウェブ

東京のお台場にあるメガウェブは、”見て、乗って、感じる”テーマパークです。

自動車のトヨタブランドのニューモデルのドアを開けたり乗り込んでみたりして、実際の仕様を確認できます。

また、 「ライド スタジオ」と呼ばれる全長約230mの屋内コースもあり、このコースは免許がなくても運転できます。訪日外国人の口コミでは、「体験型の車展示場は初めてだ」というもの見られ、特別な体験として満足されているようです。

8位:ナガシマスパーランド

ナガシマスパーランドは、三重県にあるレジャーランドで、買物や乗り物などのアトラクションがある他、男女あわせて17種類の露天風呂や内湯も併設されています。

外国人の口コミでは、「買物や水遊び、温泉までが一度で楽しめる」といった高評価が多く見受けられます。

9位:アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドは、和歌山県白浜町にある動物園及び水族館です。

屋外で過ごすジャイアントパンダなど遊覧できる他、サファリゾーンでは、カートや車から動物を間近に見たり、おやつをあげる体験ツアーも人気です。「かわいいパンダやイルカのショーがよかった」という声も多く、なかにはリピーターで訪れた外国人のコメントもあり、その人気ぶりがうかがえます。

10位:鴨川シーワールド

鴨川シーワールドは、シャチやイルカ、アシカ、ベルーガの4種類の動物パフォーマンスと環境一体型展示施設で、800種11,000点を越える川や海の生き物を飼育展示した水族館です。外国人の口コミでは、「ここまで素晴らしい体験ははじめて」とあるほど、イルカのショーに定評があります。

人気のテーマパーク・遊園地が行っているインバウンド対策

国内外で人気のテーマパークは、どのようなインバウンド対策を講じているのでしょうか。ここでは、訪日外国人に人気のテーマパークランキング上位にもある3つのテーマパークインバウンド対策の事例を紹介します。

テーマパーク・観光施設のインバウンド対策

季節を問わず楽しめるテーマパーク・観光施設は、訪日旅行のコンテンツとして訪日外国人観光客に支持されています。テーマパーク・観光施設は長年日本人向けに営業してきたところも多くありますが、インバウンド対策やインバウンド集客のためにどのような取り組みを行えばよいのでしょうか?このページでは、テーマパーク・観光施設における、様々なインバウンド対策事例集について施策別に事例をまとめています。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)

映画などのテーマをアクションに取り入れるなど、訪日外国人に最も人気の高いユニバーサルスタジオジャパンですが、その背景には独自色の強いアトラクションにあるといえるでしょう。

2018年春からは新たにハリーポッターのアトラクションの刷新、ミニオンのパレードなど、外国人にも馴染み深いキャラクターを全面に押し出しています。飽きのこないアトラクション展開を心掛けることで、インバウンドの集客につなげています。

東京ディズニーリゾート

2017年、東京ディズニーランド、ディズニーシーの来場客約3000万人であったとされており、外国人観光客は6~7%を占めています。

2020年のオリンピックに向けて外国人が増加することを見越して、「美女と野獣」をモチーフとしたエリアや「ベイマックス」のアトラクションの建設に750億円の投資を行い、アトラクションの刷新を発表しています。どのように変貌を遂げるのか、ディズニーファンから期待が集まっています。

テーマパーク・観光施設のデータ活用に関するインバウンド対策事例集

テーマパーク・観光施設はどうやってデータをインバウンドに活用すべきなのでしょうか?「東京ディズニーリゾート、公式アプリ導入で待ちの不満解消」など、各社・各団体の先行事例を集めてみました。

サンリオピューロランド

サンリオピューロランドでは、インバウンド対策として免税サービスに加え、12か国語の多言語対応が可能なテレビ電話通訳システムの導入等に注力しています。

とりわけ、中国・台湾の利用客増加の傾向があるとして、電子決済アリペイ」の導入しています。キャッシュレス文化である中国人に利便性を訴求することで、集客および顧客満足度につなげる狙いがあるといえるでしょう。

テーマパーク・観光施設のSNS・ソーシャル活用に関するインバウンド対策事例集

テーマパーク・観光施設はどうやってSNS・ソーシャルをインバウンド集客やインバウンド対策に活用すべきなのでしょうか?「ハローキティーで有名な「サンリオピューロランド」 のSNS・ソーシャル運用」など、各社・各団体の先行事例を集めてみました。

人気テーマパーク・遊園地のインバウンド対策を応用

今回は、訪日外国人に人気のテーマパークをランキング形式で紹介しました。ユニバーサルスタジオジャパンや東京ディズニーランドの2大テーマパーク双方に足を運ぶ訪日外国人もおり、両者のインバウンド市場における人気は引き続き高くなっていくでしょう。

こうした人気テーマパークでは、アクションの刷新だけでなく、多言語対応のパンフレットを用意するなどインバウンドの受け入れ態勢にも努めています。こうした取り組みはテーマパーク以外でも参考にできるものがあります。インバウンドの利用が見込める店舗やサービスは、こうした事例を参考にしながら、ターゲット層の需要を把握した具体的取り組みにつなげていくべきでしょう。

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訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

「稼ぐ観光・地域活性化」のヒントがわかるセミナーが目白押し!


RX Japan株式会社は、2024年5月8日〜10日に東京ビックサイトにて、「観光業/宿泊業」「ツーリズム」に関わるBtoB商談展「国際ツーリズムトレードショー」(iTT)を開催します。

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訪日ラボを運営する株式会社movも、「インバウンド×観光DX戦略」のテーマで登壇します!ご興味のある方はぜひご参加ください。

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日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」


コロナ禍の収束後、インバウンド需要が順調に回復を続ける中、唯一回復が大きく遅れていた中国市場。

一方、ここ数か月の間は訪日中国人客数が順調に回復してきており、訪日旅行消費額も2024年1〜3月期では台湾を抜き、1位となったことがわかっています。

今、中国市場がどのような動向になっていて、今後どうなっていくのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は訪日ラボから、複数の中国SNSで在日中国人インフルエンサーとしても活動中の熊 孟華(ユウ モウカ)と、中国最大級の店舗・施設検索プラットフォーム「大衆点評」などを活用した中国向けプロモーションのコンサルティングを行う金子 泰士が登壇。

中国SNSや訪日プロモーションの「プロ」である2人が、気になる中国市場の最新トレンドについて語り尽くすセミナーをお届けします。

中国向けのインバウンドプロモーションに取り組んでいる方や、これから取り組もうとしている方は必見です!

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【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


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この記事では、2024年4月版レポートから、3月〜4月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

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3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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