きょう4日、テレビ朝日の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」に訪日ラボ編集長 根本一矢が出演しました。番組のパネルコーナーにて、中国「国慶節」における中国人観光客のトレンドや、その理由について紹介しました。
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訪日ラボによる国慶節情報まとめ
【中国】最新トレンドに現地ニュースからキャッチアップ(1)
【中国】最新トレンドに現地ニュースからキャッチアップ(2)
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
中国「国慶節」始まる 今年は日本が一番人気に
中国の建国記念日「国慶節」が10月1日からスタートしました。有給などを取得すると最大10連休ほどの大型連休となり、旅行需要が高まるシーズンです。
中国旅行会社の調査によれば、ことしは約8億人が国内外を旅行し、うち海外旅行に750万人がでかけるといいます。
今回の国慶節の人気旅行先にかんする事前調査では、日本がランキング1位になり、およそ190万人ほどが観光で訪れると予測されています。
【中国】10月の大型連休「国慶節」2019年の人気旅行先は「日本」東京に”ジェイ・チョウ”ファンが集結する理由
中国の国慶節とは、毎年10月1日から約1週間の大型連休です。10月1日は、中華人民共和国の建国記念日でもあります。2019年の7月、8月共に、単月で100万人以上の中国人旅行客が訪日しました。中国人にとって、夏休みシーズンも旅行シーズンではありますが、続いてくる国慶節は大型の連休ということもあり、積極的に海外旅行を検討する傾向にあります。こうした背景から、国慶節は一年の中でもインバウンド業界に非常に大きな影響を与える期間です。今回は2019年の国慶節動向をご紹介いたします。インバウンド対策...
韓国人観光客が激減した九州に中国人観光客が
日韓関係の悪化により、韓国市場で人気の高かった九州の観光地が大きなダメージを受けています。韓国人観光客からの予約キャンセル、または予約ゼロの状況を埋めたのが、中国人観光客でした。
例えば、佐賀では「肺洗(シーフェイ)」という、読んで字の如く”きれいな空気で肺を洗うように味わう”ことが人気となっていること、大分ではCtripと提携し体験型コンテンツを売り込む施策をしていることなどを紹介。
【中国】日本の地方に「洗肺(シーフェイ)」しにくる中国人急増
2015年、訪日中国人による「爆買い」ブームの到来で、テレビでは春節特集一色になりました。中国春節では、爆竹を鳴らす風習があり、環境汚染などの問題により爆竹規制が設けられましたが、現在、PM2.5の数値が発表され驚きの結果が明らかになりました。 一方で2016年下半期頃から、訪日中国人のFIT(個人旅行)が徐々に増加し、日本の地方でしか味わえない「あるコト」が話題になりました。 今回は、訪日中国人のFIT(個人旅行)の地方インバウンドと中国PM2.5との関係性をひもといていきます。 ...
福岡市では、和食文化博物館「鳴鳳堂和食文化博物館」がオープンしました。豚骨ラーメン、寿司、和牛ステーキなどの「和食」が人気となっています。この背景について、根本から「いま中国人観光客が日本に求めているのは、モノの消費からコトの消費にシフトしている」と解説しました。
2019年国慶節・新人気スポットは?
中国人観光客に人気を集めているスポットについて、司会の羽鳥慎一氏が「ある普通の交差点です」と赤羽橋南交差点を紹介。その人気の理由には、中国で大人気の台湾人歌手 ジェイ・チョウの存在があることに迫ります。
新曲「説好不哭(Won’t Cry/和訳:泣かないと約束したから)」のMVで東京がロケ地となり、その聖地巡礼が一気にブームになったのです。
【中国】スカイツリーが新しい「聖地」として人気急上昇中のワケ:人気No.1歌手・周杰倫の新曲MVのロケ地
日本のアニメや漫画に舞台、あるいは映画やドラマで撮影地を観光する聖地巡礼は「ロケツーリズム」として、インバウンド誘客の効果を高く期待できるものです。アニメ「君の名は。」が描く世界に登場する飛騨市は、作品の舞台を目にしたいと訪れる人も多く見られます。観光客数は前年対比で28倍に増加し、この「聖地巡礼」ブームの代表的な事例として知られています。聖地巡礼は各国の旅行者によりその市場規模を拡大しています。こうした中で、今週、インバウンドでも最大の市場を形成している中国人観光客の今後の旅行先を大きく...
ジェイ・チョウさんの影響力は大きく、ヒット曲「七里香」に「サンマの味は…初恋の香り」という歌詞があったことから、中国では今まで食べられていなかったサンマのブームが巻き起こります。
これについて、テレビ朝日コメンテーターの玉川徹氏は「(中国のサンマ乱獲のニュースをうけ)サンマは獲らないで、日本に来て食べてほしい。日本で食べるとおいしいとわかれば、また来てくれるかも。」とコメント。これをうけ、根本から「観光コンテンツでも同じ。一度味わって(体験して)もらえば良さがわかる。そうするとリピートにつながる」と解説しました。
<参考>
https://www.tv-asahi.co.jp/m-show/
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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