京都の寺人気ランキングから3つを紹介!インバウンド対策や京都の魅力、観光公害も紹介

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東京方面や大阪方面からのアクセスにも優れ、街の中に多くの神社や寺院がある京都は、米国で影響力のある旅行雑誌『トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)』の「人気観光都市ランキング」で1位にも選ばれたことのあるほど外国人に人気のある観光都市です。

今月は、中国人にも人気のスターバックスコーヒーで京都限定の抹茶味のドリンクの販売開始が予定されており、京都人気にさらに拍車がかかるとも考えられます。

今回は、京都の魅力と外国人観光客向けに押さえておきたいお寺をご紹介します。

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京都の寺3選

日本の古都というだけあって、どのお寺を参拝するか迷ってしまうほど京都には多くのお寺があり、多くのお寺がトリップアドバイザーの「京都の有名スポットランキング」の上位にランクインしています。

どのお寺にも歴史や伝統があり、それらに代表される日本文化の一端を触れられることに外国人観光客は大きな魅力を感じています。

1. 金閣寺

金閣寺は正式名称を鹿苑寺と言い、金箔で覆われた舎利殿(しゃりでん)のインパクトが強く外国人にも大人気のスポットです。

金閣は1929年に国宝に指定され、1994年には世界遺産古都京都の文化財の構成資産として登録もされています。

しかし金閣寺は1950年に放火事件で一度焼失するという憂き目に遭っています。この際に国宝からも外れてしまい、舎利殿とその中に保管されていた貴重な国宝級の木像が全焼してしまいました。

しかし、多額の寄付や支援、なによりも明治時代の解体修理時に作成された設計図のおかげで舎利殿は何とか再建することができ、今も黄金色の美しい姿を私たちに見せてくれています。

2. 東福寺

京都駅から見て南に位置する東福寺は、秋の紅葉シーズンになると楓の葉が赤く色づき、紅葉狩りをしようと多くの人々が訪れます。

境内には塔頭(たっちゅう)という院内寺院が立ち並び、国宝に指定されている「三門」をはじめ数多くの建造物が重要文化財に指定されており、見どころの尽きない「文化財の宝庫」ともいえるスポットです。

そんな東福寺でも有名なのが三名橋です。

東福寺の境内には洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷があり、そこにかかる三本の橋、臥雲橋、通天橋、偃月橋の総称です。

この三本の橋から渓谷いっぱいに広がる紅葉を見下ろせ、この絶景を求めて国内外問わず多くの観光客が足を運んできます。

3. 清水寺

京都の東山エリアにあるこの清水寺は根強い人気を誇る言わずと知れた観光名所です。

門前町には多くのお土産屋さんが軒を連ね、その雰囲気を求めて日本人だけでなく外国人も多く訪れにぎわっています。京都にある神社仏閣の中で最も参拝客が多いお寺の一つだというのも納得です。

清水寺で有名な場所といえば「清水の舞台」でしょう。ビルの4階ほどの高さがあり、懸造(かけづくり)という釘を一本も使わずに組み上げる木造建築技術によって作られています。今でも能や狂言などの伝統芸能が奉納される際に利用されるそうです。

いまでは考えられませんが、江戸時代には願掛けで飛び降りる人もいたそうで、「清水の舞台から飛び降りる」ということわざの語源にもなっています。

金閣寺と同様に世界遺産古都京都の文化財の構成資産として登録されており、海外での認知度も高いことで知られています。

寺が行うインバウンド対策

近年、多くの訪日外国人観光客が日本を訪れていますが、それに対する万全の対策を取れているところはあまり多くはありません。

それでも、積極的にインバウンド対策に乗り出し、実際にインバウンド需要を取り込むことに成功している施設もあり、それはお寺も例外ではありません。

多言語対応

多くの外国人が読むことのできる言語として、真っ先に挙げられるのはもちろん英語です。

最近ではお寺の公式サイトにも英語版が登場し、アクセスやイベント、歴史などの情報をインバウンドに向けて伝える重要な拠点となっています。

清水寺では英語に対応しており、金閣寺では英語、簡体中国語、韓国語、フランス語、スペイン語に対応する充実ぶりです。

SNSの活用

SNSの発展に伴って、SNSの投稿を見て観光先を決める人も増えてきました。特にInstagramやYouTubeと言った映像や画像を使った媒体は、多くの人に向けて国境や言語の壁を越えて情報を発信できる利点があります。

清水寺ではInstagram、YouTube、Facebook、Tumblrの四つのSNSを活用し魅力を発信しています。特にInstagramでは日本文化を上手く切り取ったとても美しい画像が日本語と英語の両方で投稿されており、多くのいいねを獲得しています。

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ナイトタイムエコノミー

訪日外国人の不満点の一つとして、夜間に楽しめる娯楽や施設が少ないことが挙げられます。

欧米では夜遅くまで美術館や博物館が開館していたり、各種の芸能公演のレイトショーなどが行われています。

そんなナイトライフに慣れた外国人観光客からすると日本の夜はつまらないと感じ、夜間の時間を持て余しぎみです。

そんな中、清水寺は春、夏、秋の三回にわたって「夜間特別拝観」としてライトアップをしています。

昼間に見る光景とはまた一味違った清水寺を見られるということもあり、大変人気のあるイベントに成長しました。

京都の魅力

京都は長年の間日本の都として栄えた街で、日本の文化や歴史の真髄に触れることができます。

古き良き伝統文化と、現代的な生活の融合も見られる京都は老若男女、国内外を問わず様々な人を惹きつけて止みません。

多くの観光スポットが集まっている

トリップアドバイザーの「外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2019」の1位には京都の伏見稲荷大社がランクインし、それ以外にも30位までに多くの京都の観光名所がランクインしています。

市街地とその周辺に観光スポットが集中している京都は、手軽に多くの観光地をめぐることができ、外国人観光客からの満足度も高くなっているのが特徴です。

伝統芸能

古都と言われるだけあって、京都は様々な伝統芸能を楽しめます。

中でも祇園は昔ながらの街並みを保存し、歩いていると舞妓さんを見かけることもあります。

そんな祇園の中心、祇園甲部歌舞練場の隣の弥栄会館の中にある劇場が「ギオンコーナー」です。

外国人は2,500円で京舞、茶道、華道、箏、雅楽、狂言、文楽の7つの日本を代表する伝統芸能を一時間のダイジェスト形式で気軽に堪能できます。

日本人にとってもなじみの薄い伝統芸能を、外国の方にも楽しんでもらえるように工夫された今注目の施設です。

日本に来たならやっぱり【京都×舞妓】訪日外国人が1時間2,500円で7つの伝統芸能を漫喫、気軽に体験「ギオンコーナー」

祇園(ぎおん)は京都市東山区にある、京都の代表的な繁華街の名前です。八坂神社で行われる「祇園祭り」は京都の夏の風物詩で、7月1日から約1か月間という長い期間で行われる祭です。ただし、祇園祭という名称は、八坂神社の祭神を祀る各地の社寺祭礼の名称として使われていたり、単に夏祭りの名称としても使われており、全国各地に存在します。 京都の祇園祭の中では、様々な古典芸能が上演されます。こうした伝統芸能を、外国人でも気軽に鑑賞、体験できるようにという目的で上演しているのが、京都の「弥生会館」...

一方で観光公害も!

京都は観光地という側面の他に、京都市民の生活空間という前提があります。

近年の急激な観光客の増加によって、市内のバスなどの公共交通機関が慢性的に混雑したりと、市民生活にオーバーツーリズムの影響が出ています。

また、京都にとって無視できないのが「看板公害」です。

看板は日本語がわからない、もしくは日本のマナーに不慣れな外国人に注意喚起や宣伝をするのに有効な方法ですが、その看板が街に氾濫してしまい、風情ある街並みや景色を台無しにしてしまうという現象が起きています。

ごみ問題も発生しており、「京都市民にとっての京都」という観点から見たオーバーツーリズムへの対策が急がれています。

インバウンドで壊される観光地の景観・生活…どう解消する?オーバーツーリズム対策例3選

2018年には訪日外国人観光客数が3,000万人を超え、2020年までに4,000万人を目指しさらなるインバウンド客の増加が見込まれる中、日本各地でオーバーツーリズムによる観光公害が問題となっています。今回は、京都・北海道の美瑛・大阪における3つの例を取り上げ、日本のオーバーツーリズムの実態について見ていきましょう。目次京都の多言語表示の「看板公害」が景観破壊!?北海道美瑛:インバウンド向けの環境破壊対策へ大阪の「下町」でインバウンド客急増!生活空間に観光客まとめ:適切なマナー喚起から住民...

多くの観光地を抱える日本の人気な場所

京都にはお寺や神社、文化施設、グルメやスイーツなど挙げればきりがないほど魅力にあふれた、日本屈指の観光都市です。

どの施設もあの手この手でインバウンド需要を取り込もうと、様々な対策を行っています。

その一方で、そんな好調な観光需要の裏で、一般の京都市民の生活が犠牲になりつつある現実もまた存在しています。

日本全体でインバウンド需要が増えているなかで、今後は京都だけでなく日本各地の観光地でオーバーツーリズムの問題に直面することも増えてきています。

京都をケーススタディとして、日本全体のオーバーツーリズムに対してどう対処するかを考えていくべきでしょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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