訪日ラボ編集部が、毎日中国現地ニュースから注目のトピックを紹介します。
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「95後」は何を買う?ネットショッピング、旅行、金融商品
民間の市場調査会社、艾端咨询(i Research)が「2019年度、95後の消費習慣レポート」を発表しました。
報告によると95年生まれ以降(2019年末時点で24歳以下)の中国人の毎月の平均消費額は、3,017元(約4万7,000円)です。
その主な消費目的はインターネットショッピングや旅行やネット上での習い事などです。また調査では、「オンラインでの情報収集」への課金のうち44%がこの世代であることも分かりました。
少なくない割合の人が投資や株といった金融商品を購入している事も指摘されています。しかし、それらはバブルを引き起こすほどかというとそうでもなく、慎重に投資する人が多数のようです。
全国平均よりも高い世帯収入
他にも記事によると、95年以降生まれの世帯収入は全国平均よりも高くなっています。若い人ほど消費力があるのが今の中国の姿と言えるでしょう。
それゆえにサブカルチャーやサービスの消費、習い事や自分磨きに積極的に投資する姿が見えてきます。
この記事中で言及されている95年から2000年代生まれの通称「95後」「00後」は、2019年末現在、19歳~24歳です。現状では経済や社会の中核をなす層ではありませんが、消費力では一定の存在感を持つ層であり、「中国の若者のトレンド」といった場合にはこうした人々の生活スタイルや価値観に着目すべきでしょう。
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