台湾人に日本語が通じる理由は?歴史・親日国である理由・インバウンド誘致

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日本政府観光局JNTO)によると、2019年の台湾の訪日旅行者数は489万人で過去最高を記録しました。

台湾には親日家が多いといわれており、また他国に比べ日本に複数回訪れたことのある訪日リピーターも多いことがわかっています。さらに、台湾人の中には日本語を話せる人がいるといわれています。

そこでこの記事では、台湾と日本の歴史から、台湾人が親日である理由や一部の台湾人が日本語を話せる理由を説明します。また、台湾人を誘致する際に参考となる訪日台湾人のニーズについても解説します。

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台湾と日本の歴史

台湾が親日国だと言われる背景には、台湾と日本の歴史が関係しています。台湾と日本の歴史を辿り、その理由を解説します。

台湾は日本に統治されていた

日本は第二次世界大戦で無条件降伏するまでの約50年間、台湾を植民地していました。

日本が日清戦争に勝利し1895年に下関条約により中国から台湾の統治権を得たことが始まります。

日本の本格的な植民地政策が始まったのは、第4代台湾総督として陸軍中将児玉源太郎が1898年に着任して以降のことです。

台湾に対する日本の植民地政策は、植民地経営での欧米との対抗意識や、南進政策もあり、道路、鉄道、港湾、上下水道、電気、通信などのインフラ整備や教育の普及、治安の維持などが急速に進んでいきました。

日本統治時代の負の歴史

日本の統治に対して台湾人の反日抵抗が強く、多くの台湾人が虐殺された歴史があります。1895年に日本が台湾統治を始めてから10年ほどは主に中南部で激しい組織的抵抗が続けられました。

掃討作戦では台湾人数万人が殺され、日本軍も5000人を超える死者を出したと言われています。また1930年には、先住民による民衆蜂起「霧社事件」が起きました。

これは日本統治時代後期における最大規模の抗日運動と言われ、戦闘の中で700人ほどの暴徒が死亡もしくは自殺、500人ほどが投降したといいます。

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台湾人が親日である理由とは

上記のような歴史があったにも関わらず、なぜ台湾が今日のように親日であると言われるようになったのでしょうか。その理由について4つにわけて解説します。

台湾のインフラ整備に日本が協力

まず1点目は、日本統治時代に台湾のインフラが整えられたことです。

後藤新平が民政長官として台湾に赴任していた8年8か月あまりの間に、都市計画に基づくインフラ整備が次々に進められ、戦後の台湾経済の発展に大きな影響を与えたと言われています

その代表的なものとして鉄道の敷設、国際商業港としての港の再整備、水利施設の整備などがあります。

当時、東洋一の規模である烏山頭ダムを完成させた八田與一は「嘉南大圳の父」として、現在でも台湾で多くの人々に慕われています。

台湾人の教育を援助

2点目は、台湾人に手厚い教育を行った日本人がいることです。

台湾を統治し始めた日本政府は、インフラ整備に取り組むと同時に日本語の普及にも取り組みました。

その指導のために、のちに「六氏先生」と呼ばれる6人の教師(楫取素彦、関口長太郎、中島長吉、桂金太郎、井原順之助、平井数馬)は台湾に渡り、芝山巌学堂で日本語を教えていました。

彼らの手厚い教育は台湾教育者に多くの影響を与え、統治直後、総人口の0.5~0.6%だった台湾の学齢児童の就学率は1943年頃には70%にも高まりました。

また終戦時には識字率が92.5%に登り、後に台湾が経済発展をする基礎となりました

台湾と中国との摩擦

3点目は、中国統治時代の中国人との摩擦です。

中華民国は、1945年から台湾を中華民国の領土に編入すると同時に、台湾を統治する機関・台湾行政公所を設置しました。

公所には、台湾の領土編入と共に移住してきた大陸出身の外省人が独占し、さらには公所と政府軍との腐敗は激しいものでした。

そうした状況に、それまで台湾にいた本省人(台湾人)は公所と外省人に対して反発し、1947年2月28日に本省人の民衆が蜂起する二・二八事件が起きました。

二・二八事件以降、中華民国は台湾人の抵抗意識を奪うため、知識階層・共産主義者を中心に数万人を処刑したと推定されています。

この続きから読める内容

  • 歴史が受け継がれている
  • 台湾人に日本語が通じる理由
  • 日本統治時代に日本語教育がされていた
  • 日本語がルーツとなっている言葉
  • 台湾人に愛されるひらがなの「の」:日常的に使われるのは「かわいくて便利だから」
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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