横浜市は、3月31日、満20歳以上の市内在住外国人を対象に行った「横浜市外国人意識調査」の結果を発表しました。
この記事では、調査の結果をご紹介します。
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ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
多言語表記で生活意識やニーズを調査
同調査の調査期間は、昨年11月~12月。郵送によるアンケート方式で、調査票は日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語の6言語を表記し、1,764件(回収率35.3%)を回収しました。
暮らしに満足するも、困るのは言葉の不自由さ
調査結果によると、「現在の暮らしへの満足度」については、「満足している」「やや満足している」と回答した人が64.1%にのぼりました。
また、「やってみたい地域活動は何か(複数回答可)」については、「日本に来たばかりの外国人の支援」が36.7%で、トップにランクイン。2位が「言語を教える」32.4%、3位が「通訳・翻訳をする」31.0%と続きました。
一方、「困っていることや心配なこと(複数回答可)」を尋ねたところ、「日本語の不自由さ」が29.8%で1位にランクイン。2位は「病気になった時の対応・病院で外国語が通じない」で、19.3%でした。
なお、「日本語の不自由さに困っている人」の日本語への学習意欲については、「積極的に学びたい」「機会があれば学びたい」「無料なら学びたい」を合計すると、91.1%にのぼることが判明。
これらの調査結果を受け、横浜市では今後、多言語対応を進めると同時に、日本語習得支援等に取り組むことで、外国人材の受け入れ・共生を推進していきたいとしています。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
横浜市 プレスリリース
https://www.city.yokohama.lg.jp/
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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