ニュースで報道されない海外の旅行事情も聞ける「オンライン商談会」:GSE南薩観光株式会社様、公益社団法人鹿児島県観光連盟様

新型コロナウイルスで世界的に渡航が制限されている現在、インバウンド業界における現地での商談実施は困難な状況が続いています。

訪日ラボではインバウンド事業者様向けに、海外の旅行代理店をつなぐ「オンライン商談会」を随時開催しています。

今回ご紹介するオンライン商談会では、一度に多数の海外旅行会社に魅力を伝えられる「PRセミナー」と、一つの海外旅行会社とじっくり話すことができる「個別商談会」の2つの形式を設けています。

本記事では前回に引き続き、10月20日に訪日ラボと株式会社フレンドリージャパンが共催した、6社の中国旅行会社と1対1の「個別商談会」の様子の一部を紹介します。

本記事で紹介するプレゼンターは、貸切バス事業や鹿児島観光商品を展開するGSE南薩観光株式会社様と、鹿児島全体の観光を推進する公益社団法人鹿児島県観光連盟様です。

オンライン商談会をサポート/低コスト×高効率 インバウンド市場に向けたセールスコールの機会【訪日ラボ】

訪日ラボはこの度、地方自治体/DMO/観光協会/民間企業と海外の旅行代理店をつなぐ「オンライン商談会」サービスをはじめました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的に渡航が制限されている現在、インバウンド業界におけるセールスコール(商談)の実施は困難な状況が続いていました。一方で、日本政府は対象国や渡航目的を絞って段階的に渡航制限緩和を進めているなど、着実にインバウンド業界の「反転攻勢」への準備は整えられています。今回訪日ラボがサービスを開始した「オンライン商談会」は、感染拡大の抑止と...

「オンライン商談会」についてのお問い合わせはこちら

海外旅行会社と直接話せる「オンライン商談会」

「オンライン商談会」とは、訪日ラボおよびパートナー企業の独自のネットワークで、海外旅行会社と日本の地方自治体/DMO/観光協会/民間企業をマッチングし、オンライン会議システムを通じてオンライン上で商談会を実施するものです。

この「オンライン商談会」は要望と目的に合わせて、「個別商談会」と「PRセミナー」の2つの形式に分かれます。

「個別商談会」とは、海外旅行会社との1対1のオンラインミーティングです。45分間の商談時間が確保できるため、コロナ禍でプロモーションが出来なかった相手とじっくり商談を進めることが特徴です。

「PRセミナー」は、日本の企業・団体をプレゼンターとしたウェビナー形式で開催し、多くの海外の旅行会社に一度にアタックできるのがメリットです。

なお、「個別商談会」、「PRセミナー」共に事務局として訪日ラボ及びパートナー会社が参加し、進行のサポートを行ないます。今回は株式会社フレンドリージャパンと共同して事務局を運営しました。

「個別商談会」参加者のご紹介

今回の記事は、10月20日に開催した中国の旅行会社との「個別商談会」を紹介します。

本記事では「個別商談会」で行われたプレゼンテーションの一部を紹介します。

GSE南薩観光株式会社様

GSE南薩観光株式会社様は鹿児島に本社を持つ、貸切バス事業者・旅行業者です。1984年に貸切バス事業から開始し、国内旅行・インバウンド向けのバスツアーや体験型ツアーなど旅行商品の造成・販売も手掛けています。

またほかの地域のバス会社とともに、誘客を図る「JCA(Japan Coastline Alliance)」を発足しました。具体的には国内外旅行会社とメディアに向けた合同プロモーションや、地方創生との連携などの活動を展開しています。

公益社団法人鹿児島県観光連盟様

公益社団法人鹿児島県観光連盟様は、「観光客の誘致促進」と「観光客の受け入れ体制の整備」の2つの事業を中心にし、鹿児島県の地域活性化や地域経済の発展を図ることを目的とします。

市町村や宿泊施設、交通・運輸・旅行業など多分野に渡る参加会員のネットワークを活用し、観光産業の振興に関する様々な取り組みを推進しています。

当日の様子

今回の「個別商談会」は以下の流れで行われました。

  • 日本の企業・団体様からの会社紹介、サービス紹介・・・約30分
  • 中国の旅行会社様からのご質問・・・約15分

実際の商談会の様子の一部をご紹介します。

GSE南薩観光株式会社様のプレゼンテーションの一部をご紹介

まず、GSE南薩観光株式会社様は自社が提供している貸切バスについて紹介しました。

大型、中型、小型の3種類のバスを用意しており、様々な人数の団体旅行に対応できます。

そのなか、ラグジュアリー客層向けの小型コーチ車両「LUXIES」を2019年に展開したとのことです。

この「LUXIES」は8席搭載の少人数貸切バスであるため、コロナ禍で中国国内で台頭した、家族や友だちとのプライベートツアーという旅行トレンドに合致しています。

▲[ラグジュアリー客層向けの小型車両「LUXIES」をご紹介]
▲[ラグジュアリー客層向けの小型車両「LUXIES」をご紹介]

また、鹿児島の主要な観光スポットを霧島、鹿児島市、指宿、離島(屋久島、種子島、奄美大島)の4つのエリアに分けて、詳しく解説しました。

上記各観光スポットの紹介を踏まえて、九州一周を巡る「九州周遊型」と南九州に重点を置く「南九州滞在型」の2種類のモデルコースを提案しました。

  • 九州周遊型(7泊8日):福岡→大分→熊本→宮崎→鹿児島→熊本→佐賀→福岡
  • 南九州滞在型(4泊5日):鹿児島→宮崎→鹿児島

このように顧客のニーズに合わせて具体的な複数のモデルコースを提示することで、中国の旅行代理店様の旅行商品造成のイメージにも役立つと考えられます。

▲[九州周遊型モデルコースをご紹介]
▲[九州周遊型モデルコースをご紹介]

▲[南九州滞在型モデルコースをご紹介]
▲[南九州滞在型モデルコースをご紹介]

中国「8連休」まもなく...「リベンジ旅行」欲高まる:長距離、少人数、レンタカーがトレンド

国慶節は中国では春節(旧正月)に次ぐ大型連休であり、この時期に多くの中国人が国内外を旅行します。2019年の国慶節の連休に旅行する中国人の総数は8億人で、そのうち750万人が中国国外への旅行をするとの推計がありました。今年は新型コロナウイルスの影響で、中国人による海外旅行が消失した一方、最長8連休の長い休暇やリベンジ消費心理の働きかけにより、国内旅行が活況を迎えています。この記事では、2020年国慶節連休における中国人の旅行トレンド予想について整理します。関連記事中国の祝日「国慶節」とは?...

公益社団法人鹿児島県観光連盟様のプレゼンテーションの一部をご紹介

前回に引き続き、公益社団法人鹿児島県観光連盟様も個別商談会に参加しました。

「自然環境」「温泉」「体験・アクティビティ」「食」の4つのテーマを中心に、画像と動画を交えながら鹿児島の魅力を伝えていました。

また、中国への旅マエのプロモーション手段のひとつとして、ご当地ヒーロー「薩摩剣士隼人」による鹿児島観光PR動画を提案しました。

鹿児島の観光の魅力が詰まったユニークなストーリーは、商談相手の中国旅行会社様から面白いと評判であり、中国現地のプロモーションへの活用を検討するとのことでした。

▲[ご当地ヒーロー「薩摩剣士隼人」による鹿児島観光PR動画]
▲[ご当地ヒーロー「薩摩剣士隼人」による鹿児島観光PR動画]

公益社団法人鹿児島県観光連盟様のプレゼンテーションの詳細は下記よりご覧いただけます。

地方でのコト消費に中国旅行会社様が興味津々!「オンライン商談会」レポート:公益社団法人鹿児島県観光連盟様

訪日ラボでは、コロナ禍で現地での商談実施が難しいインバウンド事業者様向けに、海外の旅行代理店を直接つなぐ「オンライン商談会」サービスを展開しています。この「オンライン商談会」は、要望と目的に合わせて、一つの海外旅行会社とじっくり話すことができる「個別商談会」と多くの海外旅行会社にプレゼンテーションできる「PRセミナー」の2つの形式を用意しています。本記事では、10月20日に訪日ラボと株式会社フレンドリージャパンが共催した、中国旅行会社との「個別商談会」を紹介します。この日は、計6社の中国旅...


中国旅行会社が語る、現地の最新情報の一部をご紹介

「個別商談会」は一つの海外旅行会社とじっくりと話すことができるため、自社の観光コンテンツやサービスを海外へプロモーションできるだけではなく、海外現地の生の声を吸い上げる場としても活用できます。

その一例として、公益社団法人鹿児島県観光連盟様の個別商談会で上海衆信国際旅行社様が提供した中国の最新動向の話を紹介します。

中国の国内・海外旅行の現状:コロナ制限で回復が限定的

10月1日から始まった国慶節8連休では、国内旅行者数は6億3,700万人、観光収入は4,665億6,000万元(約7兆3,261億円)と、当局の予想を上回った数字を記録し、日本のメディアにも多く取り上げられました。

この数字、一見すると中国の国内旅行市場は近隣旅行から長距離旅行まで全面回復したようにも見えますが、上海衆信国際旅行社様は「消費の内訳を見ると、近隣旅行がほとんどを占めていました。」と語りました。

上海では国慶節8連休が始まる前に、感染拡大の懸念から、学校や幼稚園が生徒と保護者に対して市外への旅行自粛を指示しました。もし上海から離れた場合、2週間の自宅隔離やPCR検査の陰性証明書の提出が必要としていました。

その結果、多くの家庭は長距離旅行を断念し、市内で観光することにしていました。

また中国政府は海外からの帰国者に対し、引き続き2週間の自宅隔離を実施しており、10月に解禁となったタイ旅行も例外ではありません。

このような措置があるため、一回のタイ旅行は少なくとも3週間以上がかかることとなり、上海衆信国際旅行社様は「手間や時間などの高いコストで行かない人が多いのではないしょうか。」と指摘しています。

上記から、中国は規制緩和が進んでいても、政府や機関による隔離要請などの強い措置が存在するため、旅行需要の回復が限定的なものにとどまっているとわかりました。

中国8連休の旅行者は予想上回る6.37億人:「家族旅行」「95後」がトレンドに

中国では、2020年10月1日から8日の間、国慶節から始まる大型連休を迎えていました。新型コロナウイルスの感染拡大により、中国の旅行産業は大きな打撃を受けましたが、8連休となった国慶節連休中は、多くの人が旅行に出かけました。中国国内における新型コロナウイルスの沈静化や旅行に対する「リベンジ消費」の影響もあり、旅行者数と観光収入が今年度最高を記録し、当局の予想を上回った結果となっています。今回は、国慶節8連休における中国の観光地の様子とアフターコロナで生まれた新たな旅行トレンドについて解説し...

高まる訪日意欲:求めるのは「体験・アクティビティ」

ただし、中国人の海外旅行に対する意欲が依然として高く、上海衆信国際旅行社様の調査によれば、渡航制限解除後、最初に行きたい目的地は日本と韓国が1位を獲得しました。

日本と韓国はもっとも選ばれたのは、欧米と比べると距離が近くて飛行機の搭乗時間も短いため、感染リスクが低いと考える中国人が多くいます。

また、日本と韓国はマスク着用の習慣が浸透しており、多くの中国人は安心・安全のイメージを持っています。

さらに、日本政府は2021年4月から訪日外国人観光客の受け入れを検討していることは中国でもニュースとして取り上げられ、訪日旅行への期待感が一層高まっています。

では、訪日旅行に高い興味を示している中国人は、コロナ後どのような観光コンテンツを求めているのでしょうか。

上海衆信国際旅行社様は単なる観光ではなく、大自然、アクティビティ、深い体験などの要素と絡めたコンテンツが重視されていると述べました。

「中国国内でスキーブームが加速しています。

特に海外に行けない現在、多くのスキーヤーは国内に目を向けています。それを受けて、上海では多くの室内スキー場や練習場が建設されています。

このような旅行需要をうまく取り入れられるか、渡航解禁を見据えていまから観光コンテンツを見直す必要があるでしょう。」

中国富裕層「お忍びスキーレッスン」の実態:子供がインストラクターに昼食を“ご馳走“?4時間で10万円以上のレッスンも

訪日外国人のコト消費が注目されてからもうしばらく経ちますが、その勢いは衰えていません。今回この記事では、そんなコト消費の中でもスポーツツーリズム、特にスキーに的を絞り、プライベートスキーレッスンのマーケットについて紹介します。主に北海道、長野県、新潟県などで特にニーズが高いそのプライベートレッスンですが、実際にプライベートレッスンの指導をされている方に実際に取材した情報も紹介します。新型コロナウイルスの影響で今季のウインターシーズンのインバウンド需要を見込むことは厳しい状況は続いていますが...

オンライン商談会へのお問い合わせはこちら

オンライン商談会は自社のサービスを海外にプロモーションする場のみならず、海外の最新動向や訪日旅行に対する欲求など、現地の生の声をタイムリーに聞ける機会でもあります。

こうした情報を、コロナ禍における情報発信の仕方や観光資源の開発・磨き上げに活かせると考えられます。

現在、どのように海外へプロモーションをすればよいかについてお困りの方は、ぜひ「オンライン商談会」のご参加をご検討ください。

詳しいサービス内容の説明をご希望される方は、下記のお問い合わせフォームからお願いいたします。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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