Weibo(微博)でプロモーションする前に知っておきたいこと 中国市場向け集客方法、活用成功事例を解説

Weiboは中国国内で広く利用されているソーシャルメディアです。Twitterと同じような投稿機能の他に、Alipayとの連携や広告運用などの機能も利用できるため、企業のプロモーションでも注目されています。

本記事では、Weiboの特徴やメリット、企業のインバウンド向けプロモーション事例について解説します。

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Weibo(微博)の特徴

ここでは、Weiboの基本的な情報、ユーザー層について解説します。

ユーザー数8億人、公式アカウント140万以上

Weiboのユーザー数は全世界で8億人以上、デイリーアクティブユーザー2.03億人、デイリー投稿数1.3億投稿を記録するほど、圧倒的なユーザー数を誇ります。

さらに、企業の公式アカウントは140万以上あり、プロモーションを活用するためのプラットフォームとしても実績があります。モバイルログインは94%とスマートフォンからのアクセスが圧倒的に多いことも特徴です。

ユーザーの特性|男女比が半分、大都市圏ユーザー多く若者に人気

ユーザーの特性として、男女比が半分であることが挙げられます。

そのため、男性向けのサービスや女性向けの商品でもプロモーションしやすいでしょう。そして、Weiboの利用者は高所得な大卒以上のユーザーや、大都市圏に住んでいるユーザーが多く、購買意欲の高いユーザー層にアプローチできることが魅力です。

また、17〜33歳の若い世代がユーザーの約80%を占めていることから、消費意欲の高いユーザー層にプロモーションできることも見込めます。

Weibo(微博)人気の理由

次にWeiboが人気である理由を説明します。

1. 中国では海外企業が運営するSNSを閲覧できないから

中国には、2003年からグレートファイアウォールと呼ばれるインターネット規制があり、中国国外のTwitterやFacebookなどのSNSにアクセスできません。

そのため、海外で人気があるSNSと類似した機能を持つSNSが中国で普及しました。特に、Weiboは「中国版Twitter」とも呼ばれており、Twitterが利用できない中国で高い人気を誇っています。

関連記事:グレートファイアウォールとは?中国のネット規制・回避方法・インバウンドでの対策についても解説

2. 数多くのKOLやインフルエンサーの存在

Weiboでは、数多くのKOL(キーオピニオンリーダー)やインフルエンサーが活躍しています。

8億人のユーザーを抱えるWeiboではKOLインフルエンサーの影響力も非常に大きくなっており、たとえばファッションなどを専門とするpapi醤氏は約3,308万人、ペットを専門とする回憶専用小馬甲氏は4,159万人のフォロワーを抱えています。

Weibo(微博)でプロモーションするメリット

Weiboをプロモーションで活用するメリットについて、紹介します。

ターゲットを絞った広告配信が可能

Weiboの特徴であるユーザーの男女比が半分であることや、大都市圏に住んでいるユーザーなどのユーザー属性(地域、年齢、性別、趣味など)でプロモーションのターゲットを絞り込めることがメリットです。

自社の商品やサービスが欲しいターゲット層に確実にアプローチできることが見込めます。

Alipayを用いたワンストップ決済が可能

ECサービスと連携させることで、Weibo微博)上で「Alipay(アリペイ)」を利用した決済ができます。

そのため、プロモーションから販売までワンストップで可能になることがメリットです。さらに、Alipay(アリペイ)が7億人以上の月間アクティブユーザー数を見込めることも、Weiboにとって大きな魅力でしょう。

Weibo(微博)は情報拡散力が高い

Weiboには、予約型広告(日本エリア限定配信)、予約型広告(中国国内配信)、運用型広告、インフルエンサー広告の広告機能が備わっています。

予約型広告は、起動時のポップアップ広告や、検索ページバナー広告、トレンドハッシュタグ広告などにより、多くのWeiboユーザーに広告を閲覧させる効果が期待できます。

広告運用型広告では、広告費用をWeiboに支払うことで、フィード広告や投稿ページ内広告、コメント内広告を運用して、ピンポイントなターゲットに広告を配信できます。

インフルエンサー広告はKOL広告とも呼ばれ、Weiboが自社サービスに最適なインフルエンサーを選定し、提案してくれます。

それぞれの広告により年齢、性別などのターゲット別にアプローチすることで、効果的に情報拡散できます。

また、Weiboの投稿に対して、いいね、コメントシェアが利用可能で、広告でも他人にシェアできるため、高い情報拡散力を期待できます。

Weibo(微博)を活用したインバウンド向けプロモーション

Weiboを活用した企業のインバウンド事例について紹介します。

北海道Weibo(微博)をプロモーションに活用、中国人への認知度アップ

北海道経済部観光局が令和元年度(2019年度)に実施した「北海道観光入込客数調査報告書」によると、中国人インバウンド客数が前年度比16.2%増加しています。2021年3月25日時点で、Weibo北海道アカウントのフォロワー数が22万人を超えるほどです。さらに、2018年9月から2019年9月までの調査によると、記事投稿数とフォロワーが共に増加していることから、北海道に対する中国人インバウンドへの認知度が向上した一因と考えられます。
ウィンタースポーツや自然、グルメなど観光で楽しめることが幅広いことをプロモーションできたことも、中国人インバウンド客数が増えた要因でしょう。

ドン・キホーテ、Weibo(微博)プロモーションでは「親しみ」重視

ドン・キホーテでは、中国人に向けて人気の化粧品や衣料品を積極的に投稿するなど、ターゲットに合わせた効果的なプロモーションを実施しています。さらに、Weiboで話題となったコンテンツに合わせて投稿することで、人気を集めています。

2021年3月25日現在、ドン・キホーテ公式Weiboアカウント「驚安殿堂DonQuijote」のフォロワー数は47万人を突破しており、日本のディスカウントストアにおける公式Weiboアカウントの中でも、最大級の規模をもつ内の一つです。また、フォロワーとのコミュニケーションを図っていることも特徴でしょう。

九州オンライン旅行博、Weibo(微博)プロモーションによりコロナ禍でも旅行意欲持続へ

九州観光推進機構では、Weibo上で中国人旅行者や旅行観光客を招き、オンライン上で旅行博を開催しています。2020年12月23日から、3週間でページ閲覧数は3,300万回を突破するほどの成功を収めました。

佐賀県の温泉旅館からのライブ配信では、30分間の放送時間で累計視聴者数が103.2万人を超えるほどです。

「九州に行きたい、九州の美食が懐かしい」「コロナが収束して早く九州旅行へいけますように」「長崎県の夜景、熊本県の温泉、鹿児島県の桜島…みんな大好き」などのコメントが寄せられました。

また、Weibo公式アカウントを運用している県ではフォロワーが増加しており、コロナ禍でも中国人の旅行意欲を維持させています。

Weibo(微博)の活用はインバウンド客獲得にもつながる

Weiboはユーザー数が多く、中国人インバウンドに対して効果的にプロモーションできます。

自社商品やサービスのターゲット層にアプローチできるため、インバウンドで活用した企業や自治体の事例も多く存在します。

中国人向けのWeiboによるプロモーションは、インバウンド客を獲得する上で主要な手段の一つです。案件の状況ごとの詳しいご相談は、訪日ラボまでお問い合わせください。

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訪日ラボ編集部

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