【2021年人気記事トップ10】インバウンドメディア「訪日ラボ」で最も読まれた記事とは?

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2021年も残りわずかとなりました。

新型コロナウイルス禍が2020年から続く中、新たな変異株の出現により、インバウンド業界は残念ながら回復傾向を迎えることはありませんでした。

しかし、ワクチンも普及したことから新型コロナウイルス禍の中で東京五輪が開催され、世界中からの注目を集めました。

激動の1年を迎えた今年のインバウンド業界は、一体どんな出来事が注目を集めたのでしょうか?

今回は、インバウンドメディア「訪日ラボ」で最も読まれた記事トップ10を発表します。今年、人気だった記事を振り返りながら、2021年のインバウンドの話題をおさらいしていきましょう。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

2021年人気記事ランキング、TOP5は?

訪日ラボで2021年発表された記事のうち最も読まれた記事ベスト10、まずはTOP5を発表します。(アクセス数による計測です)

今年無観客で開催された東京五輪について、海外からSNSで多くの声が寄せられたほか、コロナ禍での旅行の未来について考える記事がランクインしています。

1位:【海外の反応】五輪史上初の無観客での開会式、BGMには「ドラクエ」テーマソングも 世界のSNS上の反応は

1位には、新型コロナウイルス禍の中で開会された東京五輪開会式の様子を速報でお伝えした記事が入りました。

SNSの情報を基に、各国で東京五輪にどれほど注目が集まり、どのパフォーマンスに興味関心を示しているのか、詳細に報じた記事となっています。

関連記事:【海外の反応】五輪史上初の無観客での開会式、BGMには「ドラクエ」テーマソングも 世界のSNS上の反応は

2位:分散型旅行とは | 今注目される新しい旅のかたち、アフターコロナの訪日旅行の鍵となるか?

2位には、ウィズコロナアフターコロナを強く意識した新たな旅行のトレンド「分散型旅行」を解説した記事がランクインしました。

まずは国内旅行からスタートした「分散型旅行」ですが、今後旅行制限の緩和などでインバウンド客が入国した際にも、同様の対応がとられるのか注目されます。

関連記事:分散型旅行とは | 今注目される新しい旅のかたち、アフターコロナの訪日旅行の鍵となるか?

3位:あなたのスマホにも...実はそれ「中国アプリ」です:TikTok、Simeji、荒野行動、アズレンも…海外でも規制の動きが加速

2022年の北京五輪の開催に際し、中国政府の非人道的な行為に対する外交ボイコット運動が各国で巻き起こっています。

中国政府の監視の目は国内だけでなく、インターネットを通じたアプリにも及んでおり、これらの「中国アプリ」とどのように付き合っていくのか、今一度考えなおすタイミングでしょう。

関連記事:あなたのスマホにも...実はそれ「中国アプリ」です:TikTok、Simeji、荒野行動、アズレンも…海外でも規制の動きが加速

4位:世界の10の「親日国」を紹介 日本人が意外と知らない歴史とつながりについて紹介

新型コロナウイルス禍の中で外国からの観光目的での訪日が停止している状態が続いています。

アフターコロナ後、観光客が自由に訪れるようになった際に、まずどの国をターゲットにすべきか、「親日国」ランキングから参考に戦略を決定することも考えられるでしょう。

関連記事:世界の10の「親日国」を紹介 日本人が意外と知らない歴史とつながりについて紹介

5位:【海外の反応】東京五輪閉会式 聖火消える競技場 世界から反応ぞくぞくと

5位にも、東京五輪関連の話題がランクインしました。こちらでは、閉会式の様子を速報でお伝えした記事がランクインしています。

世界中から閉会を惜しむ声がSNSで寄せられたほか、選手たちの健闘をたたえる声、日本の文化に興味を持つ声などが寄せられました。

関連記事:【海外の反応】東京五輪閉会式 聖火消える競技場 世界から反応ぞくぞくと

ランキング6位〜10位:世界の中での日本の「順位」

6位から10位では、世界の中での日本のランキングに注目した記事が読まれていました。

観光地としても注目を集めている日本に加え、新型コロナウイルス禍の中で緊急事態宣言が続く中どのように対応したのか、世界からの判断が見られています。

6位:「世界最強のパスポート」日本が4年連続首位に 同率でシンガポール|世界パスポートランキング2021

6位には、世界の中で「事前のビザなしでアクセス可能な目的地の数」に基づく「世界最強のパスポート」として、日本が首位になった記事がランクインしました。

現在多くの国で渡航制限下にはありますが、日本国及び日本人が信頼されている証拠として、ウィズコロナ及びアフターコロナ禍での旅行促進に役立つと考えられます。

関連記事:「世界最強のパスポート」日本が4年連続首位に 同率でシンガポール|世界パスポートランキング2021

7位:香川県高松市、世界の観光地ランキング17位に 日本から唯一 「今後注目の観光地」として:「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」

7位には、今年2月に発表された「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」の中で、日本から唯一香川県高松市が選出されたというニュースがランクインしました。

特に高松市の「栗林公園」はトリップアドバイザーの「外国人に人気の観光スポット」ランキングにおいても3年連続でランクインしており、インバウンドからの注目度の高さがうかがえます。

2021年度のランキングは2022年に発表されるため、日本からどこが入賞するのか、再び注目を集めることとなるでしょう。

関連記事:香川県高松市、世界の観光地ランキング17位に 日本から唯一 「今後注目の観光地」として:「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」

8位:「世界で最も魅力的な都市ランキング」1位はメキシコ、京都と東京の順位は?

「世界で最も魅力的な都市ランキング」として、2021年の1位はメキシコのサンミゲル・デ・アジェンデでした。日本からは京都が第5位、東京は第19位にランクインしました。

世界的な傾向としては、トップ10の中に南アジア各国からの都市の選出、そしてメキシコから3都市が選ばれるという結果になっています。

「風景や文化、食事、親しみやすさ、買い物の楽しさや便利さなどを総合的に加味した」上でランクインしているため、これらの都市は観光地としての魅力が特に高いと考えられます。

関連記事:「世界で最も魅力的な都市ランキング」1位はメキシコ、京都と東京の順位は?

9位:「コロナ時代の安全な国ランキング」ノルウェーが首位に 日本はトップ20圏外で前回より3位落とす

今年8月に発表された、最も「コロナ前の生活」へ回復が進んでいる国としての「コロナ時代の安全な国ランキング」で、ノルウェーが首位となりました。

このランキングは月間で発表されており、12月には今年の総まとめのランキングが発表されました。

日本は8月時点でトップ20圏外であり、その後も緊急事態宣言などの延長で低順位での推移が続いています。

関連記事:「コロナ時代の安全な国ランキング」ノルウェーが首位に 日本はトップ20圏外で前回より3位落とす
年末まとめ記事:コロナ時代の「安全な国ランキング」今年1年間で順位が激動

10位:「世界で最も住みやすい都市」ランキング、日本は2位と5位 コロナ対策を評価か

10位には、「新型コロナウイルスパンデミックを封じ込めるために、厳しい措置を取れたか」という観点でランク付けをした「世界で最も住みやすい都市」に日本から2都市がランクインしたニュースが選ばれました。

日本でも医療崩壊が問題となっていましたが、欧米諸国と比較すると安定した体制で供給がなされており、高順位でのランクインになったと考えられます。

関連記事:「世界で最も住みやすい都市」ランキング、日本は2位と5位 コロナ対策を評価か

2022年、世界からの興味を引き続けられる国へ

今年は、東京五輪開催というイベントがあったことから、世界から日本が注目される時期となりました。

2022年、東京五輪のような大規模イベントは予定されていませんが、今大会開催で興味を惹きつけたことを背景に、観光目的での入国再開や2025年の大阪万博開催などに向けてどれだけ興味を引き続けられるのかが焦点となりそうです。

また世界の中でどれほど評価されるのか、観光地として高いランキングを維持し続けられるのかが、今後の日本の旅行及びインバウンド業界に大きく関連すると考えられるでしょう。

ランキングトップ10一覧

ここで、ランキングトップ10を一挙におさらいします。

順位 タイトル
1位

【海外の反応】五輪史上初の無観客での開会式、BGMには「ドラクエ」テーマソングも 世界のSNS上の反応は

2位

分散型旅行とは | 今注目される新しい旅のかたち、アフターコロナの訪日旅行の鍵となるか?

3位

あなたのスマホにも...実はそれ「中国アプリ」です:TikTok、Simeji、荒野行動、アズレンも…海外でも規制の動きが加速

4位

世界の10の「親日国」を紹介 日本人が意外と知らない歴史とつながりについて紹介

5位

【海外の反応】東京五輪閉会式 聖火消える競技場 世界から反応ぞくぞくと

6位

「世界最強のパスポート」日本が4年連続首位に 同率でシンガポール|世界パスポートランキング2021

7位

香川県高松市、世界の観光地ランキング17位に 日本から唯一 「今後注目の観光地」として:「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」

8位

「世界で最も魅力的な都市ランキング」1位はメキシコ、京都と東京の順位は?

9位

「コロナ時代の安全な国ランキング」ノルウェーが首位に 日本はトップ20圏外で前回より3位落とす

10位

「世界で最も住みやすい都市」ランキング、日本は2位と5位 コロナ対策を評価か

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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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