観光庁は、2024年6月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。6月の延べ宿泊者数は5,039万人泊で、前年同月比5.0%増となりました。
外国人宿泊者数は前月から37万人減の1,319万人泊(前年同月比37.8%増)となっています。
また5月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。
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6月の延べ宿泊者数は5,039万人泊、外国人は1,319万人泊
6月の延べ宿泊者数は5,039万人泊、外国人宿泊者数は前月から37万人減の1,319万人泊でした。外国人宿泊者数は前月5月から減少したものの、コロナ前2019年同月比をみると37.6%増となっており、引き続き好調に推移していることがわかります。
客室稼働率は全体で58.2%で、前年同月から2.9ポイント高まりましたが、2019年同月比では2.4ポイント低い結果となりました。
最も稼働率が高かったのはシティホテルで、72.3%となっています。
5月の国籍別延べ宿泊者数、引き続き中国が1位
また、5月の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では、4月に引き続き中国が1位となっています。4月の178.6万人泊からさらに伸び、184.7万人泊となりました。上位5か国は中国、韓国、台湾、米国、香港で、前回4位だった韓国が2位に躍り出ました。5月の訪日韓国人客数が、4月の66.1万人から73.9万人に大きく伸びていることが影響していると考えられます。※日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計参照
なお、JNTOは韓国市場の好調の要因について、日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便等の影響を指摘しています。
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<参照>
観光庁:宿泊旅行統計調査
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