【2022年人気記事トップ10】インバウンドメディア「訪日ラボ」で今年もっとも読まれた記事とは?

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2022年も残りわずかとなりました。

今年のインバウンド業界は、一体どんな出来事が注目を集めたのでしょうか?

今回は、訪日ラボで最も読まれた記事トップ10を発表します。

今年、人気だった記事を振り返りながら2022年のインバウンドの話題をおさらいしていきましょう。


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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

2022年人気記事ランキングトップ5

訪日ラボで今年最も読まれた記事ベスト10、まずはTOP5を発表します。(アクセス数による計測です)

日本の入国規制緩和に関する記事がランクインしました。

1位:ホテル予約26倍...韓国からのインバウンドが「爆増」する理由

1位には、韓国人の訪日旅行に関する基本的なデータから最新の動向までをお伝えした記事が入りました。

今年、ついに全面的に訪日旅行が解禁されたことで、韓国では訪日熱が爆発しました。

韓国国内では、訪日旅行に関する予約件数などの数値が、9月以降に軒並み急上昇しています。

韓国の大手旅行会社、HANATOUR JAPAN(ハナツアー)では、9月1日から同22日までの日本旅行の問い合わせ件数は、8月に比べ1,120%増加しました。

入国制限の緩和、円安、比較的良好な日韓関係と両国の往来が全面的に回復する条件がそろった時期であり、韓国との距離が一気に再び縮まることに期待がかかりました。

関連記事:ホテル予約26倍...韓国からのインバウンドが「爆増」する理由

2位:中国で日本のアニメ「王様ランキング」が大人気に。その根深い理由

2位には、中国で人気を博した日本のアニメ「王様ランキング」について解説した記事がランクインしました。

この作品は、2021年10月から動画共有サイト「bilibili(ビリビリ)」にて配信が始まりました。

広く人気を集めるコミュニティサイトである「豆瓣(douban)」での評価点数が9ポイントを超えれば名作と呼ばれる中、王様ランキングの評価は、脅威の9.7ポイントでした。

関連記事:中国で日本のアニメ「王様ランキング」が大人気に。その根深い理由

3位:「強い需要に圧倒」欧州旅行会社に予約殺到 日本の入国制限緩和で

3位には、日本の入国制限緩和に関する記事が入りました。

日本の個人旅行解禁を受け、JTBが展開する旅行会社「Japanspecialist」の欧州に展開する7店舗では多くの予約が殺到しました。

関連記事:「強い需要に圧倒」欧州旅行会社に予約殺到 日本の入国制限緩和で

4位:「富裕層に人気の移住先ランキング」スイス抑え、5年連続1位は?

モーリシャスに拠点を置くアフラシア銀行は、「富裕層に人気の移住先ランキング(Global Wealth Migration Review 2020)」を発表しました。

ランキングは2019年の1年間に、資産100万ドル以上の富裕層がどれだけ移住したのか、その人数と増加率をまとめたものです。

その結果、オーストラリアが5年連続で首位を獲得しました。

関連記事:「富裕層に人気の移住先ランキング」スイス抑え、5年連続1位は?

5位:世界で最も「安全な国」ランキング 日本は5位 首位は?

保険会社のバークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション(BHTP)が世界の安全度に関する調査結果を発表し、日本は5位にランクインしました。

ランキングはコロナ関連だけでなく天候の影響やテロの可能性など総合的に集計したもので、首位はアイスランドとなりました。

関連記事:世界で最も「安全な国」ランキング 日本は5位 首位は?

ランキング6位〜10位

ここからは、ランキング6位〜10位発表します。

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻に関する記事やコロナ禍ならではの記事が多く読まれました。

6位:ロシアから撤退した日本企業・世界の企業一覧 判断迫られる「ロシア離れ」の実態は

6位には、ロシアから撤退した世界的に有名な企業を取り上げ、それぞれの態度を解説した記事がランクインしました。

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻から、大きく情勢が変化しました。

関連記事:ロシアから撤退した日本企業・世界の企業一覧 判断迫られる「ロシア離れ」の実態は

7位:「完全に"商業化"しててガッカリだ」...日本の"超"有名観光地、外国人はどう評価していた?

7位には、訪日外国人観光客が多く訪れる日本の有名な観光地がどう評価されているのか、実際の口コミをもとに解説した記事が入りました。

3月21日、全国的にまん延防止等重要措置が解除され、コロナ禍で激減した訪日外国人観光客も徐々に取り戻すことに期待しました。

関連記事:「完全に"商業化"しててガッカリだ」...日本の"超"有名観光地、外国人はどう評価していた?

8位:世界の「コロナ耐性」ランキング 首位はノルウェー、日本は?

米国メディアBloombergより、「Covid Resilience Ranking」の2022年4月版が公表されました。

ノルウェーが2カ月連続で首位を獲得しています。

各国・地域の感染症対策には変化が表れている中、Bloombergは「世界ではコロナ対応の二極化が進んでいる」と言及しました。

関連記事:世界の「コロナ耐性」ランキング 首位はノルウェー、日本は?

9位:2030年「6000万人」訪日外国人目標は堅持「観光立国」目指す今後の施策は

9位には、新型コロナウイルスによる影響が薄くなるであろう2030年における日本の訪日外国人数の目標と、これからの施策について紹介した記事がランクインしました。

新型コロナウイルスという未曾有のパンデミックに襲われたなか、観光立国である日本は大きなダメージを受けましたが、日本政府はそのことを強く受け止めたうえで「政府として目標達成に向けて政策を集中させていく」という姿勢を見せています。

関連記事:2030年「6000万人」訪日外国人目標は堅持「観光立国」目指す今後の施策は

10位:世界の航空旅客数「2024年までに全面回復」IATA

国際航空運送協会IATA)は3月1日、航空業界全体の旅客数について、2024年までにコロナ禍以前の水準以上に回復するとの見通しを発表しました。

ただし北米で急速な回復が予測される一方、アジア太平洋における回復は遅れが懸念されていました。

関連記事:世界の航空旅客数「2024年までに全面回復」IATA

2023年、コロナ前の水準を回復へ

2022年は、新型コロナウイルス問題への対応として2年半にわたって実施されてきた水際対策が、入国者数上限の撤廃・訪日客個人旅行解禁など大幅に緩和されました。

インバウンド業界にとっても目まぐるしい一年でしたが、人気の記事を見渡してみると、入国規制緩和はもちろんのこと、観光回復に向けた話題などに注目が集まっていたことが分かります。

来年、インバウンドを見据えた訪日客の動きを予想したいと考える読者が多かったのではないでしょうか。

見逃した記事があった方はこれを機会に今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

ランキングトップ10一覧

ここで、ランキングトップ10を一挙におさらいします。

1位

ホテル予約26倍...韓国からのインバウンドが「爆増」する理由

2位

中国で日本のアニメ「王様ランキング」が大人気に。その根深い理由

3位

「強い需要に圧倒」欧州旅行会社に予約殺到 日本の入国制限緩和で

4位

「富裕層に人気の移住先ランキング」スイス抑え、5年連続1位は?

5位

世界で最も「安全な国」ランキング 日本は5位 首位は?

6位

ロシアから撤退した日本企業・世界の企業一覧 判断迫られる「ロシア離れ」の実態は

7位

「完全に"商業化"しててガッカリだ」...日本の"超"有名観光地、外国人はどう評価していた?

8位

世界の「コロナ耐性」ランキング 首位はノルウェー、日本は?

9位

2030年「6000万人」訪日外国人目標は堅持「観光立国」目指す今後の施策は

10位

世界の航空旅客数「2024年までに全面回復」IATA

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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
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  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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