大阪の民泊全1万件を分析調査:平均稼働率は東京以上、民泊ホスト1人につき3件の民泊物件を所有していることが判明

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日本においても近年、訪日外国人観光客数が異例のペースで増え続けていることを背景に、民泊に対する法規制の緩和が進んでおり、民泊が普及し始めています。

そんな日本における民泊市場。先日、東京の民泊について分析しましたが、日本の二大都市のひとつである「大阪府」において民泊市場は、どのような動向をたどっているのでしょうか?民泊分析ツールのmister suite labを活用して紐解いていきましょう。

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[基本情報]総民泊物件数は10,354件!大阪では1ホストが平均3件の民泊物件を所有

大阪府における総民泊物件数は、10,354件となっており、第一位の東京都に次いで二番目に多い数値です。

ホスト数は、3,313人。ここから、大阪に至っては1人のホストが3件以上民泊物件を保有していることがわかり、個人で民泊事業を行うというよりかは、民泊業者や不動産を介した民泊運営が主流になっていることが予測できます。

 

[民泊物件情報]アパート&貸し切り部屋が大半を占める結果に。少人数向けの民泊物件が少ない模様

民泊物件 種類:民泊分析ツールmister suite labより

民泊物件 種類:民泊分析ツールmister suite labより

民泊物件タイプとしては、そのほとんどをアパートが占める結果になっており、その割合は80%に上ります。一軒家の民泊物件の割合は、全体の1割程度を占める結果になっています。

部屋のタイプ別にみていくと、約80%が貸し切り部屋となっており、残りの20%弱をシェアルーム(共同部屋)と個室(物件の一室のみを貸し出し)で分ける結果となっています。収容人数に関しては、比較的分散されており、3人部屋、4人部屋、6人以上向けの部屋が多い様子。

個人旅行者や夫婦・カップルなどの利用が多い1人、2人向けの民泊物件が少ないことも把握できます。

*B&B:宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できる宿泊施設

 

[地域別物件数]トップ2は全体の60%を占める中央区と浪速区に!

大阪 民泊地域別物件数:民泊分析ツールmister suite labより

大阪 民泊地域別物件数:民泊分析ツールmister suite labより

民泊分析ツールのmister suite labによると、大阪府で特に民泊物件数が集中しているのは、中央区と浪速区の2区。中央区では3,468件、浪速区では2,429件の民泊物件数が確認でき、その数は全体の約58%を占める数字です。

その後は、西成区、帰宅、西区、天王寺区と続きますが、そこまで多くの民泊物件数は確認できません。

 

[稼働率]平均稼働率は74.71%!イベント開催時、土日祝日に上がる傾向あり

大阪 民泊物件稼働率:民泊分析ツールmister suite lab

大阪 民泊物件稼働率:民泊分析ツールmister suite lab

民泊分析ツールのmister suite labによると、大阪府での稼働率は、74.71%です。

mister suite labでは、都道府県・市区町村別の民泊物件の稼働率を日付ごとに確認することができます。2017年3月1日から2017年5月30日までの稼働率を確認してみると、

1名から2名向けの民泊物件の稼働率は、最低で40.17%、最高で79.05%。

3名から4名向けの民泊物件の稼働率は、最低で39.47%、最高で84.88%。

5名以上向けの民泊物件の稼働率は最低で34.98%、最高で83.5%となっています。

土日にかけて稼働率が上がる傾向にあり、イベントシーズン(4月でいう花見など)ではすべてのタイプの物件において稼働率が上がります。

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[平均価格]7,957円に。東京より1,000円程安い金額に

大阪における民泊平均価格:民泊分析ツールmister suite lab

大阪における民泊平均価格:民泊分析ツールmister suite lab

mister suite labによると、大阪府で民泊物件に宿泊する際の平均価格は7,941円となっています。

mister suite labでは、都道府県・市区町村別の民泊物件の平均価格を日付ごとに確認することができます。2017年2月1日から2017年5月30日までの平均価格を確認してみると、

1名から2名向けの民泊物件の平均価格は、最低で4,704円、最高で5,553円。

3名から4名向けの民泊物件の平均価格は、最低で5,591円、最高で7,667円。

5名以上向けの民泊物件の平均は、最低で10,024円、最高で13,697円となっており、土日は平日に比べ、宿泊費が高い傾向があります。

 

まとめ:大阪では民泊物件が中心部に集中&ホスト一人につき3件以上の民泊物件を所有する結果に!

今回は、民泊分析ツールのmister suite labを活用して、大阪府における民泊市場の概要をご紹介してきました。

大阪府の総民泊物件数は10,354件となっており、その大半が中央区と浪速区に集中していることがわかります。

部屋タイプとしては、アパート・貸し切りが最も一般的で3人以上向けの民泊物件が多く存在しています。

民泊物件の平均稼働率は、74.71%、平均価格は7,957円となっており、3人以上の宿泊者向けの民泊物件に比べ、1人用の民泊物件数が少ないことがわかります。また、土日やイベント開催時には、並行して稼働率・宿泊価格が上がります。大阪では民泊ホストが平均3件の民泊物件を所有していることも大きな特徴です。

民泊分析ツールのmister suite labを活用することにより、民泊市場におけるニーズを浮き彫りにすることができます。

<参照>

株式会社SQUEEZE

株式会社SQUEEZEでは「価値の詰まった社会を創る」ことをミッションとしております。ICTの力で地域コミュニティが持つ資産の潜在的な「価値」を活かし、社会に提供していくことで「無駄」のない「価値の詰まった」社会を創造していきます

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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