大阪の民泊全1万件を分析調査:平均稼働率は東京以上、民泊ホスト1人につき3件の民泊物件を所有していることが判明

大阪の民泊全1万件を分析調査:平均稼働率は東京以上、民泊ホスト1人につき3件の民泊物件を所有していることが判明

ホテルや旅館など一般的な宿泊施設を利用するよりも安く済むことや、インターネットの普及、シェアリングエコノミー型サービスの流行などを理由に、世界各国の観光客が旅行時に「民泊」を活用するケースが増えています。

日本においても近年、訪日外国人観光客数が異例のペースで増え続けていることを背景に、民泊に対する法規制の緩和が進んでおり、民泊が普及し始めています。

そんな日本における民泊市場。先日、東京の民泊について分析しましたが、日本の二大都市のひとつである「大阪府」において民泊市場は、どのような動向をたどっているのでしょうか?民泊分析ツールのmister suite labを活用して紐解いていきましょう。

<関連記事>

Favicon訪日ラボ

 

東京の民泊全13,000件を分析調査 4件に1件が新宿にあり、土日に稼働率が上がる傾向

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

Favicon訪日ラボ

 

解禁か?規制か?評価が分かれる民泊新法・改正旅館業法、閣議決定:年間180日まで営業可能に規制緩和の一方違法民泊には罰金100万円

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

Favicon訪日ラボ

 

ホテル不足が問題化していた福岡市で民泊解禁! 近隣住民とのトラブル回避対策は?

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

 

[基本情報]総民泊物件数は10,354件!大阪では1ホストが平均3件の民泊物件を所有

大阪府における総民泊物件数は、10,354件となっており、第一位の東京都に次いで二番目に多い数値です。

ホスト数は、3,313人。ここから、大阪に至っては1人のホストが3件以上民泊物件を保有していることがわかり、個人で民泊事業を行うというよりかは、民泊業者や不動産を介した民泊運営が主流になっていることが予測できます。

 

[民泊物件情報]アパート&貸し切り部屋が大半を占める結果に。少人数向けの民泊物件が少ない模様



民泊物件 種類:民泊分析ツールmister suite labより
民泊物件 種類:民泊分析ツールmister suite labより

民泊物件タイプとしては、そのほとんどをアパートが占める結果になっており、その割合は80%に上ります。一軒家の民泊物件の割合は、全体の1割程度を占める結果になっています。

部屋のタイプ別にみていくと、約80%が貸し切り部屋となっており、残りの20%弱をシェアルーム(共同部屋)と個室(物件の一室のみを貸し出し)で分ける結果となっています。収容人数に関しては、比較的分散されており、3人部屋、4人部屋、6人以上向けの部屋が多い様子。

個人旅行者や夫婦・カップルなどの利用が多い1人、2人向けの民泊物件が少ないことも把握できます。

*B&B:宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できる宿泊施設

 

[地域別物件数]トップ2は全体の60%を占める中央区と浪速区に!



大阪 民泊地域別物件数:民泊分析ツールmister suite labより
大阪 民泊地域別物件数:民泊分析ツールmister suite labより

民泊分析ツールのmister suite labによると、大阪府で特に民泊物件数が集中しているのは、中央区と浪速区の2区。中央区では3,468件、浪速区では2,429件の民泊物件数が確認でき、その数は全体の約58%を占める数字です。

その後は、西成区、帰宅、西区、天王寺区と続きますが、そこまで多くの民泊物件数は確認できません。

 

[稼働率]平均稼働率は74.71%!イベント開催時、土日祝日に上がる傾向あり



大阪 民泊物件稼働率:民泊分析ツールmister suite lab
大阪 民泊物件稼働率:民泊分析ツールmister suite lab

民泊分析ツールのmister suite labによると、大阪府での稼働率は、74.71%です。

mister suite labでは、都道府県・市区町村別の民泊物件の稼働率を日付ごとに確認することができます。2017年3月1日から2017年5月30日までの稼働率を確認してみると、

1名から2名向けの民泊物件の稼働率は、最低で40.17%、最高で79.05%。

3名から4名向けの民泊物件の稼働率は、最低で39.47%、最高で84.88%。

5名以上向けの民泊物件の稼働率は最低で34.98%、最高で83.5%となっています。

土日にかけて稼働率が上がる傾向にあり、イベントシーズン(4月でいう花見など)ではすべてのタイプの物件において稼働率が上がります。

<関連記事>

Favicon訪日ラボ

 

稼働率平均88%!民泊運営に関するトータルサポートがウリ:民泊運用代行サービス MOTENASHIのサービス内容をご紹介

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

Favicon訪日ラボ

 

ラブホテルは訪日客の宿泊施設不足の救世主!?:大阪の宿泊施設の41%がラブホテル 政府も改装支援方針決定

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

Favicon訪日ラボ

 

コト消費への移行を背景に注目を集める宿坊:積水ハウス、大阪市天王寺区に宿坊をテーマにしたインバウンド向け宿泊施設を建設へ

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

 

[平均価格]7,957円に。東京より1,000円程安い金額に



大阪における民泊平均価格:民泊分析ツールmister suite lab
大阪における民泊平均価格:民泊分析ツールmister suite lab

mister suite labによると、大阪府で民泊物件に宿泊する際の平均価格は7,941円となっています。

mister suite labでは、都道府県・市区町村別の民泊物件の平均価格を日付ごとに確認することができます。2017年2月1日から2017年5月30日までの平均価格を確認してみると、

1名から2名向けの民泊物件の平均価格は、最低で4,704円、最高で5,553円。

3名から4名向けの民泊物件の平均価格は、最低で5,591円、最高で7,667円。

5名以上向けの民泊物件の平均は、最低で10,024円、最高で13,697円となっており、土日は平日に比べ、宿泊費が高い傾向があります。

 

まとめ:大阪では民泊物件が中心部に集中&ホスト一人につき3件以上の民泊物件を所有する結果に!

今回は、民泊分析ツールのmister suite labを活用して、大阪府における民泊市場の概要をご紹介してきました。

大阪府の総民泊物件数は10,354件となっており、その大半が中央区と浪速区に集中していることがわかります。

部屋タイプとしては、アパート・貸し切りが最も一般的で3人以上向けの民泊物件が多く存在しています。

民泊物件の平均稼働率は、74.71%、平均価格は7,957円となっており、3人以上の宿泊者向けの民泊物件に比べ、1人用の民泊物件数が少ないことがわかります。また、土日やイベント開催時には、並行して稼働率・宿泊価格が上がります。大阪では民泊ホストが平均3件の民泊物件を所有していることも大きな特徴です。

民泊分析ツールのmister suite labを活用することにより、民泊市場におけるニーズを浮き彫りにすることができます。

<参照>

Favicon大阪府

 

mister suite lab - マーケットレポート

mister suite lab

<関連記事>

Favicon訪日ラボ

 

民泊TOP10はどこだ?東京、大阪、京都に続く4位は意外にも沖縄:民泊分析ツールmister suite labで見る都道府県別民泊物件数ランキング

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

Favicon訪日ラボ

 

【民泊】山形はたった10件 インバウンドの地方誘致が始まった今こそ新規参入のチャンス!?民泊物件数全国ワースト10まとめ

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

Favicon訪日ラボ

 

東京の民泊全13,000件を分析調査 4件に1件が新宿にあり、土日に稼働率が上がる傾向

インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに訪日外国人に関するニュースやデータを毎日配信するインバウンドビジネスの総合メディアです。

 

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!